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組織運営における結果の考え方

結果
結果 期限を伴う事実…無機質
成果 出来栄え・結果を他者が評価・良い成果・悪い成果
経過 スタートからゴールの結果までの過程

ビジネスもスポーツも常に結果視点でみること、評価することが大切。

世の中の結果に対しての考え方
例えば、店主が寝ずにスープ仕込んで頑張って作ったラーメン屋。
しかし、味は激マズ。その後行きますか?

世の中の個人消費、スポーツなど基本は、ほぼ結果でしか評価されていない。結果を出した時、良い成果を出した時の経過は、事例として展開するのは良い。その段階で経過を評価するのは良いこと。

視点
常に求めるのは結果視点。
Q:経過視点は、なぜだめなのか? 
A:期限感覚が乏しい。いつまでにどんな結果がという感覚がない。

Q:成果視点は、なぜだめなのか?
A:常に高い成果視点なら成果が出るが、誰でもスランプや外部要因で成果が出なくなる時がある。

低い成果視点になる。

失敗したらどうしよう…。もうだめなんじゃないか…。怒られたくない。
など免責心がでてきて、他責になる。
※免責、他責になると、言い訳を考えることに時間やエネルギーを使ってしまうのが人間である。

緊張する状態も成果視点…結果を出す前から他者の評価を気にしている状態

1流アスリートのルーチンは成果視点から結果視点に意識を戻すために行っている。練習に集中したり、瞑想して心を整えるのも大事。

経過視点、成果視点に触れている時間を短くし、結果視点で行動できるようになると結果が出るようになる。

期限と結果を明確にすることが求められる。

意識上結果を明確にするとは
① 完全結果
② イメージができている(面積がない)
ex:毎月売上100万の結果を求められるAさんBさん
Aさん 年に10回達成
Bさん 年に4回達成

その差はイメージの差。できるイメージ、自信があり、自責だからこそ結果を出せる。

評価
経過を評価してはだめ。

頑張っている、一生懸命やっている。ことを認めて、褒めてしまうと結果を出さなくても認めてもらえる意識になり、ビジネスマンとしての市場価値が下がる部下を育成してしまう。

結果として会社、事業部、部の結果を出せなくなる。

正しく頑張っている部下がいれば、それを継続すれば必ず結果が出る。
その途中で褒めると、結果が出る時期が遅くなってしまう。だから、常に結果で評価する。

結果
世の中や市場は、基本全て結果でしかみてないし、評価されていない。
結果の積み上げでしが、集合体の結果は出ない。

マネジメント
マネジメント…スタートからゴールの結果までの経過を本人任せにせず、結果点(KPI)を打つ采配を行う。

育成イメージが高い上司ほど、相手の現在の実力と将来の成長する姿を見ながら適宜結果点を置いてマネジメントできる。
部下を甘やかして経過を褒めるのではなく、コーチングして結果点のマネジメントを行い、結果を出させて部下を育てられる。

成長の定義とは
出来なかったことが出来るようになることが成長。
①出来なかったこと、出来ないことを認識し不足認識を持つ。
②出来るようになる、出来る行動変化を起こす。

成長のためには練習量と集中が必要。正しい練習量とそこに集中するために、①、②が重要になる。

結果の完了サイクル
結果設定

不足の明確化

不足を埋める行動変化

次の行動変化へのコミットメント

成長する人は、結果の完了サイクルが高速で回っているから出来なかったことが出来るようになるサイクルが速い。だから成長する。


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