夏の自由研究2021 ~冷製スープ作り~

「きのう何食べた?」最新刊、読みましたでしょうか?

私はばっちり読みました。この作品は、新刊が出る度に「今回も、よかった…!」と、しみじみしてしまいます。今回も、ほんとうによかった…個人的には、シロさんとケンジの2人と、彼らを取り巻く人々との関係が深まる描写に、ぐっときました。周りの人々との交流が次第に「恒例行事」になっていく様子や、環境が急変する中でいつもの食卓が続く有り難さ…読みながらうるっときてしまいました。(特に大みそかの話!)

この作品を読み始めた当初は、「料理漫画」として、レシピや食卓の描写を特に楽しみにしていたように思います。(一人暮らしの家では、キッチンに常備していました。)30代社会人となった今、誰かと暮らしていくこと、親との関係、歳を重ねること…人生や生活することに思いを馳せることが増えました。公式HPには「食生活をめぐる物語」との説明があり、まさしくその通りだなぁと思います。

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さて、最新刊でシロさんが作っていた、「かぼちゃの冷製スープ」。最近は暑くてお椀物を省くことが多いけど、これは涼やかで美味しく頂けそうだなぁと、作りたい欲がムクムクと・・・材料をチェックすると、かぼちゃさえ買えば、冷蔵庫にあるもので作れそうだと判明!新品のまま眠っていたブレンダーも、これを機会に使ってみようと、戸棚から引っ張り出しました。

結果、とても手軽に美味しいスープを作ることができました!

使う材料は、いつも冷蔵庫にあるものばかり。(かぼちゃ、玉ねぎ、牛乳、バター、鶏ガラスープの素。)今回はたまたま手元にあった生クリームも使いましたが、なくても大丈夫だと思います。

それから、工程も難しくありませんでした。材料を切る→炒めて煮る→撹拌する→冷やす、と4工程で完成です。そしてスムーズに作れたのは、何といってもブレンダーのおかげ!あっという間に、かぼちゃを滑らかに撹拌してくれました。力も時間も掛からない、便利アイテム・・・調べてみたら、ひき肉料理やパスタソースなんかも作れるんですね。もっと気軽に使ってみよう~!

手間を超える美味しさ!

複雑な工程はないけれど、手癖で作る普段の味噌汁より手間は掛かります。あと、冷ます時間が掛かるので、作ってすぐに食べられないのが難点でしょうか。まさに、シロさんが作中で言っていた「余裕があるときのメニュー」だと思いました。確かに、時間にも心にも余裕がないと、スープに手間をかけるのは考えられないよなぁ。

その反面、コスパが良い料理だとも感じました。というのも、時間や手間をかけてもお釣りが来るくらい、美味しい!「これが家で食べれるなんて!」と料理上手になった気さえして、気分がアガるのもステキです。笑。我が家では、私シェフ自ら「美味しい~!」の大連発でした。

かぼちゃスープが大成功だったので、トウモロコシバージョンも作ってみました。裏ごしの作業が加わりますが、こちらもとても美味しかった!旬のトウモロコシが、1本49セント(50円くらい!)で売っていたのです。レンジで蒸すだけでもジューシーで甘くて最高だったのですが、スープにしても幸せは健在でした。

次はじゃがいもで、ビシソワーズにチャレンジしたいと思います!

☆冷製スープは、冷蔵庫にあるもので手軽に作れる。
☆便利アイテムと時間を味方につけて、ご機嫌なシェフライフを!

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