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エッセイのようなもの

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子どもたちのこと、思い出ばなし、自分のことなどなど。
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2024年3月の記事一覧

娘とふたりで台湾へ〜台湾の花と木〜

娘とふたりで台湾へ〜台湾の花と木〜

 今回は、2月末に台湾で出会った、花や木を紹介します。

 台湾の国花は梅。梅の花が咲く時期はすでに終わっていて、桜の季節でした。日本より暖かな気候、日本では春に咲く花が、咲いていました。通年で、咲く花もあるようです。

 色鮮やかで、かわいらしい花が多く、つい見入ってしまいます。ギンモクセイは、甘い香りをたどっていった先で、見つけました。

 台北市内のガジュマルの木は、街路樹や公園にも植えてあ

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娘とふたりで台湾へ〜2日目の続き〜

娘とふたりで台湾へ〜2日目の続き〜

以下の記事の続きです♪

 お昼ごろ、龍山寺に向かうため、バス停まで歩く。

 途中、大きなお寺があった。たくさんの観光客と思われる人々が、門をくぐっていく。行天宮というお寺。興味が湧いて、中に入ってみた。解放された雰囲気。広い。手を洗う場所もある。装飾が美しい。バスの時間が迫っていたから、ゆっくりしてはいられなかったが、思いがけず、またお寺に行けた。

 バスに乗り、龍山寺まで。たくさんの観光客

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『うつわの歌』

『うつわの歌』

 雨の日が続いている。ミストのような雨は柔らかく、全てを潤しているようだ。一雨ごとに暖かくなると思いきや、北風が強く、肌寒い日が多い。身体がだるい。しゃっきりしない。

 そんなとき、ふっと、一編の詩の冒頭が浮かんだ。

 わたしはうつわよ…

 どこで読んだっけ。記憶を辿る。

 そうだ!『うつわの歌』精神科医である、神谷美恵子さん作。

 本棚にある、神谷さんの著書『生きがいについて』を見直す

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休み休み行こう

休み休み行こう

 ちょっと、最近、張り切り過ぎた。パートも一区切りのタイミング。ようやく、身体がオフモードになったみたい。ちゃんと、ぼんやりできるようになった。

 今日は、亡くなった祖母の誕生日だ。お墓参りに行く。うちから歩いて3分ほど。こんなに近いから、わりとお参りには行く。

 青空が広がる。風が強い。

 祖母が生きていたら…1914年生まれだから、110才。祖母は、100まで生きたいと言っていたなぁ。享

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最後の日もサプライズ

最後の日もサプライズ

 わたしは、小学校の教室で、放課後の数時間、小学校の低学年の子どもたちを見守るパートをしている。

 今年度、最後の日。1、3年生。

 春休みが近づいて、みんな浮かれている。この雰囲気、冬休み前にも感じたなぁ。子どもたちは素直だ。ただ、そうすると、諍いも多くなる。今日は、要注意だ。

 1年生の子たち、最後ってことを意識している子と、あまりピンときていない子がいるみたい。けれど、3年生の子たちは

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ポケットの歩数計

ポケットの歩数計

 「ない、ない、ないよー!」

 朝から、買ったばかりの歩数計を探している。
 ベットサイドにはなかったし、パジャマのポケットにもない。

 2月末の旅行中、1日2万歩くらい歩くことができて、もっともっと歩きたくなり、歩数計が欲しくなった。携帯電話でも歩数は記録できるが、いつも身につけているわけではないから、正確な歩数はわからない。だから、ポケットに入る小さいサイズの歩数計を買った。

 毎朝、朝

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娘とふたりで台湾へ〜2日目の台湾シャンプー体験〜

娘とふたりで台湾へ〜2日目の台湾シャンプー体験〜

以下の記事の続きです♪

 台湾2日目の朝。
 ビュッフェスタイルの朝ご飯を、のんびりといただく。

 本日は、小雨のお天気。娘と相談して、雨が上がる翌日に、九份へ行くことにし、この日は台湾シャンプー体験と、龍山寺、西門辺りに行くことにした。

 台湾シャンプーは娘の希望。いつもなら、わたしは見学するところだが、せっかくだからチャレンジしてみようと思い直す。

 9時半過ぎ、予約なしで、直接お店に

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卒業読み聞かせのこと

卒業読み聞かせのこと

 小学校で読み聞かせボランティアをしている。この会では、毎年、卒業間近の6年生向けに、特別バージョンの読み聞かせをプレゼントしている。

 今回は、パソコン1人、音響兼セリフ1人、ナレーション1人、他のセリフ3人の6人。わたしは、こういう形での読み聞かせは初めてだ。

 2月、朝のいつもの読み聞かせで、6年生のクラスに行ったら、先生が「クラスの子たち、卒業読み聞かせを楽しみにしてるんですよ」とおっ

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娘とふたりで台湾へ〜1日目の続き〜

娘とふたりで台湾へ〜1日目の続き〜

以下の記事の続きです♪

 13時頃、台湾に着いた。入国手続きを終え、スーツケースを受け取り、両替も済ませる。空港から、バスでホテルへ。ガイドさんの話をききながら、街並みに見入っていたら、渋滞もなくスムーズにホテルに着いた。思ったより、疲れはない。娘は、飛行機やバスで、寝ていたのもあり、元気そうだ。

 ホテルで少し休憩をしてから、遊びに行く。15時過ぎ。お腹が空いていたから、ホテル近くの牛肉麺屋

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娘とふたりで台湾へ〜台湾のこと〜

娘とふたりで台湾へ〜台湾のこと〜

 いつか行きたいね、ふたりで海外へ。

 娘と、そんなことを言いながらも、調子を崩しやすい息子もいて、何日も家を空けることは難しかった。

 台湾。

 ずっと気になっていて、行ってみたい国だった。わたしは昔から、よく台湾の人に間違えられる。だから、なんとなく、気になっている国だった。コロナ禍、娘は高校の修学旅行で台湾に行く予定が、国内に変更になった。それからは、娘にとっても、行きたい国になった。

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娘とふたりで台湾へ〜出発〜

娘とふたりで台湾へ〜出発〜

 中部国際空港セントレアで、搭乗を待っている。出発予定時刻は、9時50分だ。チャイナエアラインで、台湾へ行く。

 小心者で、緊張しやすいわたしとは対照的に、娘は落ち着き払っている。この肝の座り具合がうらやましい。こういうところも、娘は夫によく似ている。

 わたしは飛行機に乗るのだけでも、6年ぶりぐらいで、正直言うと、とても怖い。鉄の塊が空を飛ぶ…どうして飛べるのか、体感では理解できない。だから

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