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中学受験~佳境に入りました~

中学受験も本番です。
地域によっては終わった方もいるでしょう。

中学受験をするのは小学生。
小学生を受験させるには、親の惜しみない援助が必要です。
毎日、塾弁を作ったり、送り迎えをしたり。親は、高校受験・大学受験をさせるより大変です。

中には、すっかり自分の受験であるが如くのめり込んでいる保護者の方が多く見受けられます。中学受験は親の意思であることが多いのです。

…と言うと、必ず「こどもが受験したいと言った」と話される方がほとんどです。
しかし始まりは「中学受験」の情報をその子に与えるところから来ているのです。塾に行ってみたらおもしろかった、地元の中学には不良がいるらしい…そんなきっかけの出来事は、親からの提供なのです。

それはさておき。

本番間近。いずれにしろ受験をすると決め、学校見学も重ね、志望校を目指している今、是非とも「合格」をつかみ取ってほしいと思います。

ただ、万が一にも、志望校に入れなかった時に。親がこどもに「失敗」や「落伍」と受け取れる言い方をするのは絶対にやめてほしいと願います。

親の緊迫感はこどもにプレッシャーを与えるだけ。もし不合格でも小学校の同級生たちが進学する地元の中学校にみんなと一緒に行けるんだと、気楽に受験に臨んでほしいものです。


小学生時代、放課後はとことん遊び、宿題以外の勉強をすることなかったYくん。放課後はサッカー部と吹奏楽部を兼部し、不良と言われる同級生とも友達になりました。高校は公立上位校に進み、そこで丁寧な受験指導をしてもらい、難関国立大学に進学します。
もちろん大学進学が勉強の目的でもありません。
その後、希望する仕事に就いて、充実した毎日を送る…それが大切なことなのです。

別の道があるのです。
素晴らしい未来があるのです。

単なる通過点である「受験」で目を曇らせることがありませんように。


皆に サクラサク

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