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陰謀論とは思想主義であり、エンターテイメントとしてある都市伝説とはまったくの別物

陰謀論者とは思想主義者である。その陰謀論自体が偏った思想主義者によるプロパガンダとして使われ、カルト勧誘の洗脳の道具としても使われてきた。

だから陰謀論者の殆んどが自分達の思想主義に従わない者に左翼とレッテルを貼り敵意をむき出しにし群れて攻撃し相手を見下し馬鹿にしこけ下ろそうとする。

右でも左でもない一般人をターゲットにして左翼のレッテルを貼るネガティブキャンペーンをするのはスーパーナショナリズム、ポピュリスト、ネットウヨクと同じ思想主義者だからであり、表面的な思想主義を見て判断すれば、その裏には反共産主義を掲げる統一教会のようなカルトの影が見え隠れしている。


実際、深く洗脳されているのは極右や極左の陰謀論者の方であり、911や311が何者かの陰謀、自作自演のテロや災害であった事実など誰も証明していないし隠されてもいない、それが今後も証明される事はない。


それにしてもなぜ彼らは左右の思想主義にこだわり続けるのか。陰謀論者の殆んどが自称保守とされる極右主義者や極左とされる中核派の極左など、極端に偏った左右の思想主義者がそういったカルト的な陰謀論を絶対として信じ続けている。

だから右や左を絶対とする思想主義のまま陰謀論を語ろうとするからその話の中に多くの矛盾が請じてくる。これは絶対に右の陰謀である、左の陰謀である、とするから右なのに左、左なのに右の陰謀論理みたいなものが発生してしまう、こうなると右なのか左なのか意味が解らなくなる。しかし彼らは頑なに右や左にこだわり続け、頑固になり決してそれを捨てようとはしない。

認知バイアスそのものが左や右に偏った思想主義を持つ事であり、右翼や左翼に属すると、どんな陰謀論を語ろうがそこには間違いなく確実な矛盾が請じる。なぜ陰謀論を語るのに右や左の思想主義が必要なのだろう、自分の陰謀推理から見れば、その左右の思想主義は同じ支配下にある分割統治のためにある思想主義であり、どちらに属していても同じ支配下なのは変わりがない。

実際統一教会の掲げる反共産主義は反マルクスレーニン主義、反マルクススターリン主義を指して反共産主義を掲げるが、そのカルト宗教の思想主義そのものがマルクス主義であり、ナチスドイツ労働者党もしっかりマルクス主義であり、プロパガンダとしての反共産主義を掲げていた。

ボルシェビキマルクスレーニン主義となるトロツキズムはネオコン思想の社会主義となり、それが欧米の思想主義として西側陰謀論の標的となっている勢力。しかしその同じ勢力であるアメリカトランプ共和党が、同じネオコン社会主義のバイデン民主党をディープステートの悪魔崇拝とレッテルを貼り陰謀論プロパガンダしている。

つまり政府とは、アメリカも中国もロシアも、何処もかしこも全てマルクス主義だと言う事になり、資本主義があるのは民間の企業間の間だけ、民主主義は呼び方だけであり、実際は世界中何処へ行っても全てマルクス主義が基本としてある共産主義によって支配統治されている状態。だから右だろうが左だろうがどちらも同じ共産主義の中にある分割統治であると言う事になる。

思想主義なんてものは全て同じ道に誘導されるだけのカルトが行うハーメルンの笛吹による音色、心理操作と心理誘導、群衆心理操作のために使われている道具、それは集団洗脳に他ならない。

思想主義の全てがそれであり、スピリチュアルもニューエイジ思想も、哲学や宗教も何もかも全てが同じ支配ピラミッドの中にある思想主義でしかないと言うこと、だからこそ左右にあるどんな思想主義に属していても結果的に同じ支配下なのは変わりがない。

その左右のシーソーゲームの中にある思想主義の仲間に属し、どんなに詳しいスピリチュアルやニューエイジ思想、陰謀論や政治論を語ろうが結果同じこと、みんな同じ支配下。

何処かの思想主義者の勢力が勝利する未来など永遠に訪れはしない。その思想主義の中で抗い何かと戦っているつもりの人達は、同じ思想主義の中で無駄に分断対立して争い続けているだけであり、どんなに頑張って情報を貪りその知識を披露しても行き着く先は、自身が攻撃し続けてきた相反する対立者達と同じ道に合流する結果となる。

だから右翼左翼の思想主義など無意味だと言っている。その思想主義が基本にある極左と極右の陰謀論を誰がいくら主張しても何も変えられる事はない、そんなものに執着しているのは無駄な時間でしかない。いつまでもそれに捕らわれていれば、いつの間にか年齢を重ねて歳をとっている、高齢になっても頑固に陰謀論を主張し四六時中それに縛られ、今の自分の時間を無駄にし続ける虚しい人生が待っている。

何かも解らない怒りに縛られ、不満と憤りと憎しみに支配された心は蝕まれ、悪魔の囁きが脳内で響きわたり善悪の知恵と羞恥心によって発生した偏執病パラノイアが聞こえるようになり、永遠なる闇の檻に幽閉される。


まず自分の真相心理から知ること。その陰謀論は何処から得た知識、情報だったのか、誰が主張しているものか、最初にその陰謀論を主張した人物とは何者か、信用しても良いのかどうか、その裏にはどんな思想主義が隠されているか、カルト宗教、団体や集団の影はないか、そして自分は本当にその思想主義を信じているのか、それは自分を幸せにしてくれるものかどうか、信じていたなら何故それを信じたのか、どうしてそれを絶対としているのか、そういった自身の深い部分にある真相心理をもっとよく探り、本当に自分自身が洗脳されていないのかどうかを、よく考えた方がいい。

陰謀論とは政治論と同じ左右から成る思想主義であり、それはエンターテイメントとしてある都市伝説とはまったくの別物。

今はユーチューバーですら、その政治的な陰謀論による思想主義に引き込まれて語っているような状態。その陰謀論の思想主義に引き込まれたくなかったら、自分の信じた話やそれを絶対と固定概念化した思想主義を全て0として、エンターテイメントとしての都市伝説に戻す必要がある。

行きすぎればそれはカルトであり、そうなれば今までの自分はそこにはいない。そこにあるのは何かに属しアメーバとなったその他大勢、何処かで何かを主張し騒ぎ、怒りの拳を上げて何かに抗い、何かと戦っているつもりの操られるだけのパペット人形、NPC(ノンプレイヤーキャラクター)、とされるだけ。



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