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「劇場版鬼滅の刃無限列車編」の感想

今や日本中知らない人はいないくらい大人気の「鬼滅の刃」。娘の通っている精神科の主治医も知っていた。娘は物心ついたころからアニメが大好きで、セーラームーンなど何度もDVDを借りてみたものだった。20歳をすぎた今でもセーラームーンは娘にとって何度みても色あせないレジェンド的な作品らしい。

昨今深夜アニメなどでたくさんの作品を気軽に楽しめるようになった。その中でアニメ「鬼滅の刃」は声優さんが豪華陣ということもあり、オンタイムで見ていた。

そして今回の「劇場版鬼滅の刃無限列車編」へと話が続いてきたわけで、娘としてはそれを見逃すことはできないという。娘は二年前から双極性障害と発達障害を患っていて人込みへの外出や、薬の副作用により集中してアニメを観るということが少々困難になってきている。

今回も娘はきちんと作品を最後まで楽しめるのか懸念していた。しかし、いざ本編が始まるとテレビとは違ったスクリーンと音響の迫力、そして平川大輔さんはじめ、一流の声優陣が出揃った圧巻の演技。

今回のコロナ騒動で、劇場で観るのは半ばあきらめかけていた娘と私(わたしたち)だったが、最近追加キャストで発表された「石田彰」さんの鬼役の登場を知り、もう行くしかないということになった。

原作は読んでいなかったので、アニメの終わりからの続きという感じでスムーズに楽しめることができた。娘が特に印象に残ったのは平川大輔さん(魘夢)の演技だった。

私は印象に残ったのは花江夏樹さん演じる(炭治郎)の家族を守る気持ちの強さと石田彰さん(猗窩座)の存在感の華やかさ。もう石田さんに関してはいい意味で何をやっても「石田彰」というブランドで私たちの心を華やかに魅了してくれる。

そんな「劇場版鬼滅の刃無限列車編」は上映から観客動員数1000万人突破したらしい。コロナ渦の暗い2020年の終盤に明るい光を照らしてくれた原作者、製作者、声優さん、アニメーターの方、監督さん、この作品に携わってくださったすべての方々の功績に感謝いたします。

■10月31日に行われた舞台挨拶の模様と貴重なインタビュー記事


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