エッセイ集を作るのに苦戦中
5〜6年前から「本を作って売ってみたい!」と思っていたものの、どこかからオファーがくることも無いので、自分で本を作り始めてみた。
10月には印刷会社に入稿して、11/11の文フリに出店する予定だ。(えぇ、間に合うかなぁ……)
今は本文にセルフつっこみを入れながら修正中。
原稿を整えるためにAdobeの「InDesign」というソフトをインストールしたところだ。最初の7日間は無料で、その後は月2700円ほどかかる。
あれ、Adobeって昔は14日間無料じゃなかったっけ…?まぁそれはいい。
エッセイ集作りは簡単だろう!と思っていたわけではないけど、意外とつまずくなぁという気持ちにはなっている。
「普通を降りて、小さく働き、自然と暮らすこと」というテーマをかかげて書いているわけだが、全然読み応えのある面白いものにならなくて困る。
面白みも具体性も技巧もない曖昧な自分語りが多くて、飽きてくる。自分で書いたものを何度も読んでいるので、仮に面白かったとしても飽きるのは仕方ないか。それにしても飽きてくる。
それに口調が偉そう。だからって偉くなさそうにするために「だと思う」「気がする」「かもしれない」を多用すると、一体何を言いたいのか分からない文章になってしまう。
この「思ったよりいいものが作れない問題」について旦那に話してみたら、「作品を作る人が全員通る道だろうね」と言われた。
旦那は元バンドマンで、作詞・作曲もしていた人だ。だから作品を作っては「微妙だな〜」と感じる経験をたくさんしてきたんだろう。
わたしは読み応えのあるエッセイを書きたいのに、書けなくて「ぎえぇ〜」「ぐぬぬ……」となっている。
でも書くのをやめたいわけでも、苦痛なわけでもない。
なぜなら、やってみたかったことをやれているし、みんながぶち当たる壁にぶち当たれているからだ。
やってみた人にしか分からない、でもやってみた人ならみんな分かることを実感を伴って感じられるのは幸せなことだ。
こんなふうに、やりたいことがあったらまず身体を浸してみるという経験をしていきたい。なにか気付きがあったら、それだけでも御の字である。
ということでもう22時だけど、エッセイのセルフ添削をあと10個分やってくる。10個もできるかなぁ。1万字は超えてるぞ。
やりたいことに時間を使えるのは幸せなことだ。
毎日投稿299日目。
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