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「大根を干したことがない」というコンプレックスが解消された記念日

本日、晴れて「大根を丸ごと干したことがない」というコンプレックスが解消されました。おめでとう、自分。

これは一体何のための行為かといえば、大根をたくあんにするための行為である。種から育てた固定種の宮重大根(だったかな?)を4本干した。たくあんにするために。

これはただ「大根を干した」を超える偉大な行為である。軒先に大根や柿を吊るして干すこの行為は、後天的田舎暮らし民の憧れであり、マスト行事。これを避けて田舎暮らし民を名乗っていいものか不安になるほどだ。敷地内で採ったものであれば、尚更ポイントは高い。今回のポイントはかなり高いぞ。

敷地内で育てたものを掘って、洗って、干して、ぬかにつけてたくあんにして、保存したのち、食べる。ポイントは「全部自分でやること」のような気がする。種から食べるまで全部に自分が登場する。排泄物を堆肥にできたらもっといい。

わたしはこの「全部自分でやりたい」が強いがために、何でもかんでも基本的に一人でやろうとするのだ。分業をしたがらない。単に人に頼るのが苦手なのかもしれないが、うーん、やはり全部自分でやりたい性格な気がする。

チームワークで何かを達成しても、やはり分業だから、やった感が薄いんだよなぁ。

とにかく大根を干せて非常に嬉しい。ロープワークとか苦手だから結び方がちょっと難しく感じたけれど、「大根を干したい」の気持ちが勝ったので無事に結ぶことができた。

結局いくら苦手でも「やりたい!」という気持ちが勝つならできてしまう。だから本当にやりたいことの前では、得意不得意は無力なものだ。衝動的にやってしまうんだから。

やりたいことは自分でやりたい。やりたくないことや苦手なことはチームワークで楽しい雰囲気を出しながら誤魔化してやりたい。そういう結論。

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