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児童福祉

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#バイト

私は本当に子どものことを理解できないのか?

「人の気持ちなんてわからない」

「子どもの気持ちなんてなおさら分からない」

とか言って、児童福祉のアルバイトを半ば投げやりにこなしてた。

でも、それは言い訳だ。

私は子どものことが見えていない、わけじゃない。

見ようとしていないだけだ。

だって、アルバイトを始めた時には、ちゃんと見えていた。

あった能力が無くなるわけない。

慣れとともに、大切なものを流してしまったようだ。

また一

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「発達障害って何ですか?」

児童福祉の、発達障害の子どもが大量にいる場所で職員に言われた言葉。

バイトだとしても、発達障害知らずによくここにいられるな、って思ってしまう。

自分が何か言えるほど動ける人間じゃないけど、

うまい対応ができてるとも思えないけど、

知識があれば、

子どもを傷つけない最低限の対応はできると思う。

私に何ができるだろう

短冊の願い事

バイト先で短冊に願い事を書く機会があった。

バイト仲間の女の子と30分くらい考えたら、願い事がどんどん出てくる。

くだらないものから差し迫ったものまで。

結局、「欲が無くなりますように」って書いといた。

「お金持ちになりたい」

「パティシエになりたい」

「早くおうちに帰りたい」

などの中に紛れ込む、「欲が無くなりますように」

子どもの理解を無視してみた。

「水って何でできてるの?」

小2に聞かれて、答えられなかった。

なな「酸素って知ってる?」

こども「知らない」

なな「だよねー…酸素っていう粒と水素っていう粒が合体して水になるんだよ」

こども「ふ~ん…(よく分からなそうな顔)」

この説明じゃ分からないの、当たり前だ~。

水って何でできてるのか…。

つい、学校でH2Oと習うので、水はH2Oって暗記して、理解した気持ちになってた。

でも、私だって、水が何でできて

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子どもの感性って、可愛い

バイト先の小2の女の子と、「逆さ言葉を考えよう」みたいな遊びをしてた。

「ゆっくり歩いてね」→「はやく走ってね」みたいな。

歩くの反対が走るなのかは分からないけど、子どもにとって、どの言葉とどの言葉が似てて、反対なのか、知る手がかりになるから面白い。

子どもが言葉をどうとらえてるかって、聞いててすごく面白い。

特に印象的だったのは、「涙」の逆さ言葉。

小2の女の子、上の2番の両方の歯が抜

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性的虐待の女の子

バイト先で関わっている、性的虐待被害の女の子が夢に出てきた。

まだ幼児であまり言葉が発達していないのに、夢の中ではすごく流暢に話してた。

すごく明るく、「私レイプされっちゃったんだ~。〇〇なときにね、お父さんが〇〇で…」って説明してきた。

お父さん(会ったことはない)も夢に出てきた。

「僕も悪気があったわけじゃないんです。あまりにも可愛くて、~」って、すごい紳士なお父さんが説明してきた。

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