#エッセイ
虐待児はいじわるかもしれないけど
虐待児には、極端にいじわるな子がいる。
非人道的ないじめをする。
だけど、その子のことを「性格が悪い」とか「信じられない」とかは思わない。
その子は、そうするしかなくてそうしている。
他に表現方法を知らない。
蹴りたくて蹴ってるわけじゃない。
暴言を言いたくて言ってるわけじゃない。
そうするしかない。
加えて、
いじめって、絶対になくならないものだと思う。
程度の大きい小さいは
言葉で伝えるのが苦手な人
が、きっとたくさんいる。
特に、子ども。
「言わなきゃわからないでしょ!」と叱られたって、
表現できないものは表現できない。
言葉をしらない。
言葉の組み立て方を知らない。
覚えてない。
記憶が改ざんされてる。
いろいろあって、言葉で説明させるって、難しい要求だと思う。
(まぁ、大人が見てない場合、言葉で説明してもらうしか状況を入手する手段がないからある程度は仕方ないけど。)
「発達障害」というラベリング
「発達障害って名前にこだわってるからいけない。そういうラベリングはしない方がいい」って意見をきくけど、そんなの理想像でしかない。
ラベリングしなきゃ理解されないからラベリングしたんじゃないのか。
ラベリングしてメリットがあるからラベリングしたんじゃないのか。
教育を理想像ばかりで語るな。