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【朝礼 6/25】ビジョンを示すことの意義

6/27 木曜日、先週説明したビジョンと併せて中期経営計画を会見で発表します。日々忙しくしているみんなにとって、そんなビジョンを生み出して、発信することに何の意味があるのか、と思うかもしれません。

また、ビジョンを示して、ベクトルを揃えて、事にあたることの重要性はなんとなくわかるものの、ビジョンで飯は食えないのではないかと懐疑的な人もいるかもしれない。

しかし、ビジョンを示すということは、私たちがどこに向けて航海しているのかを明確にするものです。どこに向かっているかわからない船になんか乗りたくないはずです。行き先を示すことは、船長として当たり前の責任だと思います。

ただ船を前に進めるだけでなく、目的地が明確になることで、そもそもこの船に一緒に乗るべきか否かをご判断いただくこともできます。また、目的地が明確だから、逆算しての計画があるし、うまくいかない時も軸を起点に改善したり撤退したりもできる。

つまり、順風満帆な時だけではなく、嵐があっても、共通認識を持っている組織は対応力が違う。つまり、船員という仲間を守ることができます。ルールや仕組みだけで、解決するほど経営は甘くはありません。ここまでは、前回熱っぽくお話した範疇かなと思います。

加えて、ビジョンで飯も食えるということも示します。例えば、昨年6月 B.革新の会見で改革の本気度、本質などを明確にしてから、大きなスポンサーが2社、他も獲得することが出来ました。代理店と話していても、B.革新が転換点であり契約に繋がったと明言しています。

今あるものを壊してでも、未来を創るために改革をする。Bリーグの意志、変化を恐れないエネルギーに共感共鳴いただくことも想定して、地方創生、グローバル、ダイバーシティ、戦力均衡、どの地域にもチャンスがある仕組み、クラブ経営規律のコントロールと成長バランスなど、キーワードを設定しています。

ビジョンと何を大切にしているリーグなのかを明確にすることで、とこかに組みたいポイントが生まれます。

単なるスポーツリーグという枠組みに捉われず、バスケ界、Bリーグの発展は通過点であり、さらに大きな社会性を追求することで、差別化をはかることもできます。競技の魅力、バスケの魅力をいくら訴えても、どの競技団体も同じことをやっているし、代表の結果に翻弄される過去のスポーツ界の域をでないでしょう。

私がまるで政治家のような熱量で大きなビジョンを語っているのは、そのくらい大切なことであり、パワーになるのです。みんなで理解して正しく活用すれば、組織の指針になり、エネルギーの源にもなり、プロモーションにもなり、差別化にもなる。

そして、ビジョンが稼ぐことにも直結するんです。

こんな話を再び熱量を持って、本日は語りかけました。

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