アニメ「荒野のコトブキ飛行隊」の構成の分析【第9話】
引き続き、アニメ「荒野のコトブキ飛行隊」の構成を分析します。本記事で取り上げるのは第9話です。
※第1話を分析した記事からご覧になることをお勧めします。
分析対象
本記事全体のまとめ
※本記事全体をレポート形式にまとめました。本記事後半の文章と同内容ですが、レポート形式の方が見やすいと思います。お勧めです!
第9話のストーリー
穴を研究しているアレン曰く、「穴はいまも開いたり閉じたりしている」。
アレンとキリエは、いままさに穴が開きかけているのを発見した。その直後2人は何者かの襲撃を受ける。しかし、どうにか一命をとりとめた。
また同じ頃、ヒデアキがアレンの病室から研究ノートを盗み出した。
一方、イサオの作った自由博愛連合に否定的なユーリア。彼女は命を狙われる。
第9話の構成
▶第1幕(1-6分)
・羽衣丸は第8話で故障、現在大規模修理中だ。ゆえにコトブキ飛行隊には休暇が与えられた。
・キリエはいつになくメランコリックだ。「私はなぜ飛ぶのだろう?」と考えている。
・一方、レオナらは副業に励んだり、余暇を楽しんだりする。
▶第2幕前半(6-11分)
・レオナは昔馴染みとぼやいた「パイロットが免許制になるなど、最近窮屈になってきたな」。
・同じ頃、ガドールの議会では「イサオの作った自由博愛連合に参加しよう」と議論が進んでいた。ユーリアは1人猛反対。命を狙われる。
・しばらくして、キリエはルゥルゥに呼び出された。曰く、コトブキ飛行隊に引き抜きの話がきている。どうするか自分たちで決めなさい。
▶第2幕後半(11-15分)
・アレンに頼まれ、キリエはアレンを乗せて飛び立った。
・アレン曰く、この世界に様々な技術や文化をもたらした<穴>は70年前に閉じたとされているが、じつはその後も開いたり閉じたりしている。アレンは、穴が出現する位置やタイミングを研究していた。
・その頃……ヒデアキがアレンの病室に侵入、穴の研究ノートを盗み出した。
▶第3幕(15-21分)
・アレンの指示に従って飛ぶ内に、2人は穴が開きかけているのを発見する。アレンは「予測通りだ」と喜ぶ。キリエは仰天する。
・とその直後、2人は何者かの襲撃を受けた。彼らは撃墜されるものの、どうにか一命をとりとめる。
・その後、キリエは引き抜きの話を断ることに決めた。何しろ、間もなく穴が開くのだ。見逃せない!
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最後までお読みいただきありがとうございました。みなさんの今後の創作・制作のお役に立てば幸いです。
(担当:三葉)