おかしな「励まし・激励・なぐさめ」 ~マンガ「スナックバス江」の場合 #1
◆概要
【おかしな「励まし・激励・なぐさめ」】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。
◆事例研究
◇事例:マンガ「スナックバス江」(第1巻)
▶1
本作の主要キャラの1人・バス江(高齢女性)。
彼女は、スナック「バス江」のママである。
ある日、
・Step1:スナック「バス江」に覆面強盗が入った。強盗はバス江やホステスたちに刃物を向けた。嗚呼、大変だ!
・Step2:が、さすがはベテランママである。バス江は落ち着き払っている。それどころか、素晴らしい接客術と話術で強盗のハートをがっちり掴んでしまった。
・Step3:強盗はバス江の言葉に心を揺さぶられ、自らの行いを反省した。
・Step4:バス江は優しく微笑んだ「お前さんはまだ若いわ……」「いまならまだ人生やり直せる」。
そして、
・Step5:バス江は強盗がかぶっている目出し帽に手を伸ばした「そんなマスク脱ぎ捨てな……」。
・Step6:ところが、目出し帽の下から出てきた顔を見ると、あれ。結構年配のオッサンだぞ!?ホステスの1人が叫んだ「思ったより手遅れ感がある歳……!」。
・Step7:バス江が言った「今ならまだぎりぎり……」。だがすぐに言い直した「ラストチャンス!」。
▶2
「お前さんはまだ若いわ」「いまならまだ人生やり直せる」と言って、覆面強盗を慰め、励ましたバス江。しかし目出し帽の下から出てきた顔を見ると……。
「全然若くなかった(笑)」「確かに手遅れ感がある(笑)」と思わず噴き出してしまった読者は少なくないだろう。
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