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エッチなシーンかと思いきや、そうではなかった ~アニメ「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」の場合

羽々里「私、もう……我慢できない……」「私の部屋に来て……」

羽々里「あー!いいわー、恋太郎ちゃん❤」
恋太郎「ダメですって!羽々里さん!」
羽々里「お願い、恋太郎ちゃん!もっと……もっと!」

アニメ「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」(第12話)




◆概要

【エッチなシーンかと思いきや、そうではなかった】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。


◆事例研究

◇事例:アニメ「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」(第12話)

▶1

本作の主人公は、恋太郎(高1男子)。

神様曰く、彼には運命の人が100人(!)いるそうだ。

そして恋太郎は、100人全員と同時に誠心誠意交際しようと決意していた。


いろいろあってある日、

・Step1:恋太郎が、羽香里(恋太郎の運命の人で、カノジョの1人)の家を訪問した時のことだ。

・Step2:じつは「羽々里(羽香里の実母、29歳)もまた恋太郎の運命の人だった」と判明。恋太郎は、羽々里とも交際することになった


それからしばらく後、

・Step3:恋太郎と羽々里が2人きりになる。

・Step4:羽々里は「私、もう……我慢できない……」と恋太郎に抱きついた。彼女は目を潤ませて「私の部屋に来て……」


かくして舞台は、

・Step5:羽々里の部屋へ。真っ暗な部屋の中から、はぁ……はぁ……はぁ……と2人の荒い息づかいが聞こえてくる。

・Step6:羽々里が声を上げた「あー!いいわー、恋太郎ちゃん❤」。一方の恋太郎は「ダメですって!羽々里さん!」。どうやら羽々里が恋太郎の服を脱がそうとしているようだ。恋太郎はすでに半裸である。

・Step7:羽々里はさらに声を上げた「お願い、恋太郎ちゃん!もっと……もっと!」。2人の喘ぎ声が響く。


その頃、

・Step8:別室で遊んでいた羽香里たちがふいに気づいた。恋太郎と羽々里がいつまで経っても戻ってこない!そしてピンと来た。まさかあの2人、エッチなことをしているのでは?

・Step9えーい、抜け駆けは許さないわよ!!ということで、羽香里たちは羽々里の部屋へ急行した。

・Step10:羽香里たちが部屋に飛び込む。どんな破廉恥な光景が広がっているかと思いきや……あれ?

・Step11そこにいたのは、なぜか女装した恋太郎。彼は、女子高生の制服のようなものを着ている。一方、羽々里は床に転がってもだえていた「嗚呼!世界一かわいいわ、恋太郎ちゃん!」。――どうやら羽々里は「カレシを女装させたい」という欲を抑えられず、恋太郎に無理矢理ミニスカートを履かせていたらしい。エッチなことをしていたわけではなかった。


▶2

「まさかのエロシーン!?」「付き合って早々に性交しちゃうの!?」「さすがは大人の女性!手が早い!」なんて騙された鑑賞者はさすがに皆無だと思うが、しかしそれにしても……女装!

「なぜ女装!?(笑)」「まぁカレシを女装させたがる女性は一定数いるみたいだけれど……それにしても付き合って初日にすることがそれかよ!(笑)」と思わず噴き出してしまった鑑賞者は少なくないだろう。


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