おかしな「言い訳・弁解」　～マンガ「みりたり！」の場合

ハルカ少尉「（花柄模様の携帯電話を所持していることがバレた際、赤面しながら）これはあれ、あれよ！！花畑での戦闘を想定したカモフラージュよ！！」

マンガ「みりたり！」（第1巻）

◆概要

【おかしな「言い訳・弁解」】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。

◆事例研究

◇事例：マンガ「みりたり！」（第1巻）

▶1

本作の主要キャラの1人・ハルカ少尉（若い女性）。

彼女はクラコウジア公国の軍人である。いまは、ゆえあって日本に滞在している。

ある日、

・Step1：皆で通信機や携帯電話について話していた時のことだ。

・Step2：ふいに宗平が訊いた「そういえば少尉も携帯持ってるんですか？」。

・Step3：ハルカ少尉は露骨に取り乱す「え！？」。

じつは、

・Step4：ハルカ少尉の携帯電話はピンク色、しかも花柄模様だったのだ。嗚呼、軍人のものとは思えぬかわいらしさ！あまりにもファンシー！

・Step5：宗平は微笑んだ「結構かわいいところあるんですね」。

・Step6：一方、ハルカ少尉は恥ずかしい。彼女は赤面しつつ叫んだ「これはあれ、あれよ！！花畑での戦闘を想定したカモフラージュよ！！」。

▶2

ハルカ少尉の携帯電話は花柄模様だった！軍人にあるまじきかわいらしさである。彼女は赤面して言い訳する。曰く「これはあれ、あれよ！！花畑での戦闘を想定したカモフラージュよ！！」。

「苦しい言い訳だなぁ（笑）」「花畑での戦闘って何！？（笑）」「『花畑での戦闘を想定したカモフラージュ』ってニッチすぎない？（笑）」と思わず噴き出してしまった読者は少なくないだろう。

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