とんでもない言い間違い／読み間違い／聞き間違い　～マンガ「てーきゅう」の場合

まりも先輩「Hな本とか落ちとらんかな！」
↓
かなえ先輩「エッジの効いたギャグ！？」

マンガ「てーきゅう」（第7巻）

◆概要

【とんでもない言い間違い／読み間違い／聞き間違い】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。

◆事例研究

◇事例：マンガ「てーきゅう」（第7巻）

▶1

本作の主人公はユリ（女性、高1）。

彼女は高校入学後、テニス部に入部した。

ところが……テニス部にいたのは常軌を逸した先輩ばかりだった！ラケットを握ることはほとんどなく、訳のわからぬ騒動を巻き起こしてばかりいる。ユリもあっという間にそのペースに巻き込まれ、奇想天外な高校生活を送ることになった。

いろいろあってある日、

・Step1：校内のゴミ拾いをすることになったテニス部一同。

・Step2：変態として名高いまりも先輩は、下卑た笑みを浮かべた「Hな本とか落ちとらんかな！」。

・Step3：かなえ先輩が訊き返す「エッジの効いたギャグ！？」。

・Step4：その言葉にユリが呆れる「どんな聞き間違いですか……」。

▶2

まりも先輩が「Hな本」と言ったのを「エッジの効いたギャグ」と聞き間違えたかなえ先輩。

「どんな聞き間違いだよ！（笑）」「あまりにもアクロバティック！（笑）」「確かに『H（エッチ）』と『エッジ』は似ているかもしれないけれど……いや、やっぱりムチャクチャだ（笑）」と思わず噴き出してしまった読者は少なくないだろう。

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