あまりにもダメ・予想以上にダメ(レベルが低すぎる、下手すぎる、劣悪すぎる、アホすぎるなど) ~ドラマ「セックス・エデュケーション」の場合
◆概要
【あまりにもダメ・予想以上にダメ(レベルが低すぎる、下手すぎる、劣悪すぎる、アホすぎるなど)】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。
◆事例研究
◇事例:ドラマ「セックス・エデュケーション」第5話
▶1
本作の主人公は、オーティス(男子高校生)。
彼はいわゆる陰キャタイプの少年で、よくも悪くもまじめなやつである。
ある日、
・Step1:オーティスがメイブ(同級生の不良娘)と話していた時のことだ。
・Step2:メイブは言った「電車の無賃乗車とか、落ちてた財布からお金を取ったりとか、悪いことをするとゾクゾクするのよ」。
そして、
・Step3:彼女はオーティスに訊いた「あなたは、してはいけないことをしたことある?」。
・Step4:オーティスは答えた「あるよ」。
・Step5:メイブが訊く「例えば?」。
・Step6:オーティスは言った「時々だけど……パソコンのバックアップをしないことがある。疲れている時とかね」。
・Step7:オーティスの言葉にメイブは呆れる「……そう」。
▶2
「電車の無賃乗車とか、落ちてた財布からお金を取ったりとか、悪いことをするとゾクゾクするのよ」とメイブ。
それに対してオーティスは、自分も悪事を働いたことがあると言った。曰く「時々だけど……パソコンのバックアップをしないことがある。疲れている時とかね」。
「……それ悪事か?(笑)」「確かにパソコンのバックアップを取るのは大事だけれどさぁ(笑)」「優等生のオーティスからすると大悪事なのかもしれないけれどさぁ(笑)」「メイブが呆れるのも無理ないよ(笑)」と思わず噴き出してしまった鑑賞者は少なくないだろう。
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