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つるつる滑る場所を歩く

尼僧「気を溜めて、両足に神経を集中すれば転ばずに歩けます」

映画「少林寺木人拳」


◆概要

【つるつる滑る場所を歩く】は「修行、特訓」に関するアイデア。

笑える修行シーンやエロティックな修行シーンを描きたい時には、「つるつる滑る場所を歩く」というメニューを取り入れよう

要するに、TVのバラエティ番組などで見かける【芸人たちがローションの中で走ったり、相撲したりする → つるつる滑るので満足に立つことすら難しい】というあれだ。あんな風に、「堅物キャラが滑って転ぶ様子」や「かわいいキャラがひっくり返り、意図せずしてエロティックなポーズを取ってしまうシーン」を描こう。


◆事例研究

◇事例:映画「少林寺木人拳」

本作の主人公は「小僧」と呼ばれる青年である。ここでは、彼が尼僧から「蛇意八歩」という技を伝授されるシーンに注目しよう。

尼僧はまず、油を薄く引いた池のような場所に小僧を案内した。そして「この中を歩くのが修行になる」と説明し、すいすい歩いて見せた

続いて小僧の番である。しかし彼が油の中に足を踏み入れると……歩くどころではない!その場に立つことすら難しい!つるつる滑って、すぐにひっくり返ってしまうのだ!尼僧は言う「気を溜めて、両足に神経を集中すれば転ばずに歩けます」「カンフーの基礎が固まっていれば歩けるはずです」。

その後小僧は修行を積み、やがて油の中を歩けるようになった。そして「蛇意八歩」を修得するに至る。


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