おかしな「言い訳・弁解」 ~アニメ「不徳のギルド」の場合
◆概要
【おかしな「言い訳・弁解」】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。
◆事例研究
◇事例:アニメ「不徳のギルド」(第1話)
▶1
本作の主人公はキクル(20歳の男性)。
彼は若いながらも、優秀な「ガード=魔物を狩る人」である。
ある日のことだ。
・Step1:キクルはギルドの依頼を受け、新人ガード2人とチームを組んで魔物退治に出かけることになった。
・Step2:新人の名はひたむき、そしてメイデナ。2人とも若い女性である。
ところが――
・Step3:メイデナはひょんなことから、「キクル=異常性欲者」と勘違いしてしまった!
・Step4:メイデナはゴミを見るような目つきになって「私、敬虔なフェニザスク教徒なんです。なのでこういった出会い目的の好色な人とは仕事できないし……したくないです!」。
・Step5:キクルは慌てて弁解する「待て!さっき聞いたのは誤解だ。それに安心してくれ。お前はまるで子どもだから何も感じない」。
直後、
・Step6:メイデナの顔色が変わった。つまりそれは……私が幼児体型ということ!?
・Step7:彼女は「最低!」と叫ぶと、キクルをぶん殴った。キクルはひっくり返る。
・Step8:その場にい合わせたギルドの受付嬢も呆れ顔になって、「キクルくんは女の子との接し方から慣れた方がいいのかも」。
▶2
異常性欲者と勘違いされてしまったキクル。彼は慌てて弁解した。曰く「待て!さっき聞いたのは誤解だ。それに安心してくれ。お前はまるで子どもだから何も感じない」。
直後、彼はメイデナにぶん殴られた。
「女性に向かって『子どもだから何も感じない』はまずいだろ(笑)」「殴られて当然です(笑)」「確かにメイデナは華奢でスレンダーな体形だけれどさぁ……(笑)」と思わず噴き出してしまった鑑賞者は少なくないだろう。
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