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しれとこ100平方メートル運動10周年記念シンポジウム ⑯閉会にあたって

1988年に開催されたしれとこ100平方メートル運動10周年記念シンポジウムの内容を連載形式で掲載いたします。
当時のナショナルトラスト運動や環境問題への認識を共有できればという意図です。

なお、編集は当時の斜里町役場の部署「斜里町役場自治振興課」です。

内容は以下のとおりです。

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あいさつ 斜里町長 午来昌
祝辞
環境庁自然保護局長 山内豊德(報告書には全文掲載なし)
北海道知事 横路孝弘(報告書には全文掲載なし)
ナショナル・トラストを進める全国の会会長 藤谷豊

第一部経過報告と課題提起
千葉大学教授 木原啓吉
100平方メートル運動推進本部会長 午来昌
100平方メートル運動推進関東支部長 大塚豊
 100平方メートル運動推進関西支部世話人代表 笠岡英次

報告者による討論
天神崎の自然を大切にする会理事 後藤伸
ナショナルトラストをめぐる全国的な動き
会場からの質問応答

第二部基調講演
「国立公園に何が求められているか-保護と利用のあり方を考える-」
日本自然保護協会会長 沼田眞

第三部パネル討論
「国立公園の新たな保全と利用に向けて」
NHK解説委員 伊藤和明
自然トピアしれとこ管理財団事務局長 大瀬昇
中部山岳国立公園管理事務所保護課長 渡辺浩
野生動物情報センター代表 小川巌
日本自然保護協会参事 木内正敏
北海道「味と旅」編集長 山本陽子
会場からの質疑応答・総括討議

閉会にあたって 100平方メートル運動推進本部副会長 炭野信雄

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閉会にあたって
100平方メートル運動推進本部副会長 炭野信雄

非常に席が高うございますけれども、この場で皆さんにお礼を申し上げろという助役からの通告でございますので、ここからごあいさつ申し上げたいと思いますが、どうぞわがままをお許し願いたいと思います。

いろいろな関係で1年伸びたわけでございますけれども、皆さんに御来臨を要請いたしましたところ快く御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。

御講演を頂戴いたしまして、我々が100平方メートル運動をとり行うに当たりましてふと考えていることが漏れておったとか、あるいはこれからどうしたらいいんだろうと摸索しておりましたことが、皆さんのおかげで一部の燭光を見出したという関係も厚く御礼申し上げます。

さらには先ほど御討論を頂戴いたしました方々に、深く内容に入りまして御説明を頂戴いたしましたことを厚く御礼申し上げます。

こういった機会は年毎にはできませんけれども、また次回も今日よりさらに元気な姿を見せていただいて、我々の至らぬところの御忠告を賜ることを特にお願いを申し上げまして、閉会のあいさつにかえさせていただきます。
本日はどうもありがとうございました。 (拍手)

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