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BIZ DEV Vol.6「1ヶ月で電子書籍を出版しAmazonランキング入りが目指せる講座」川村奈央さん - Part2

※現在は一人で活動中です。

僕らは「0wan 」というクリエイティブチームです。
読み方はそのまま「オワン」と読みまして、その字面通り”0イチ”を意味しています。

0wanは起業家の皆様のアイデアの壁打ちを通して、見えないところをクリアにしたり、当事者だと見失いがちな”思いとやることのズレ”、作りたい世界を目指すために”まず最初に何をすればいいか”などを一緒に考えていく活動「BIZ DEV」をやっています。

メンバー紹介
・Hyko(ヒコ)
ベトナムのダナン在住、クリエイティブ長髪ヒゲ面男。
職業:プロジェクトマネージャー、プロダクトデザイナー、クリエイティブプロデューサー、モデル、ファッションディレクター
0wanの担当:リード壁打ちスト、クリエイティブ全般、デザイン

・8man(本名:中久木八幡太郎)
横浜産東京在住、多趣味なハゲ。株式会社Enlyt 執行役員。
職業:会社経営の練習、セールスマーケティング、ビジネスプロデューサー、僧侶(見た目)、歩く知恵袋、地理愛好家、料理愛好家、魚博士、ベーシスト
0wanの担当:司会、音楽、ブログ

・斧
ベトナムホーチミン在住の駐在員セレブ。
職業:ディレクター、ブリッジSE、ボランチ、フリーキッカー、逆グルメ愛好家
0wanの担当:議事録、動画編集
動画シリーズ(https://www.youtube.com/watch?v=X3TzDzX64So&t=199s

・KP(新メンバー)
8manの昔の後輩。山梨が産んだジャンクフードファイター、コンビニスト、コンビニ検定特1級、雀荘にいる人。
元嘘つきの毛深。毛だらけ&嘘ばっかついていたのであだ名は「ウソバッカ(チューバッカ+嘘)」、現在は脱毛済w
ここまで書くとただのカスだがやる時はやるし熱いマインドを持つ。カイジでいうところの沼にいたところ8manがザオリクで復活させて人間に戻る。
火曜日になるとコンビニをハシゴして新入荷商品の説明をしだしてうるさいのが無念。
好きな食べ物はビッグマックの倍パティのソース多め。終わってる。
0wanの担当:PM、インスタ(https://www.instagram.com/0wan_japan/?hl=ja

ふぅ〜肩書きがうるさいですな。

BIZ DEVでは起業家、起業を目指す皆様、スタートアップ経営者の方等、毎週ゲストを招いてアイデアについて議論していてNoteに記録を残しています。
過去のBIZ DEVはこちら。

今回は、「1ヶ月で電子書籍を出版しAmazonランキング入りが目指せる講座」の川村奈央(あだ名はラム肉が苦手なのでラムちゃん)さんの第二回になります。
前回の記事はこちら

1.前回までの振り返り

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今回はラムちゃん(川村さん)からのおかわりということで、まず前回の流れを確認していきます。

相談内容は「たった1ヶ月で本出版講座」の"集客方法"を相談したいということでした。
実際に色々と壁打ちをしていく中で以下の気づきがありました。

・コンセプトとサービスのズレの確認
コンセプト:出版を通しての自己成長
サービス:1ヶ月で電子書籍を出版しAmazonランキング入りが目指せる講座

・集客方法を考える為にもペルソナの特定が必要
①本を書くことをきっかけにもっと成長した自分に出会いたい人→どういう人?
②ふと振り返った時に自分の人生で残せるものを作りたい人→どういう人?
③ブログ、Noteなどで発信しているけど中々結果が出ておらず次の発信手段を検討している人、ビジネスの信用材料の手段、本を出版したいと思ってるけどやり方が分からない人→どういう人?

以上を踏まえて改めて対象は誰なのか深堀のヒントがでたところで終了でした。ラムちゃんには対象の深堀を宿題にしてもらって次回対象について詰めていくことになっていました。

2.事前の打ち合わせでの仮説立て「出版という選択肢を選ぶ人とは?」

ラムちゃんから宿題だったペルソナの深堀をもらって、今回ぼくらは事前にMiroを見ながら自分たちでも議論していました。
その中で浮かんできた質問をラムちゃんに事前に投げて回答をいただいていました。

質問)今まで受講した人はどういったきっかけで受講したのか?
回答)元々本を書いてみたかった時、タイミングよく説明会を受けたから。
   説明会を聞いてみてしっかりとしたサポートを受けられそうと思ったから。
 
質問1)なぜ出版という選択肢を選んだのか?
回答)説明会を聞いて興味を持った為

質問2)ラムちゃんの講座を知ったきっかけは?
回答)カメラマン養成講座に通っていた時のつながりでFacebookグループの投稿見て知った。

質問3)今回のサービスの対象は「①出版という選択肢を選んだ人向け?」or「②いろんな発信の選択肢がある中で出版という選択肢を選んでもらう為のもの?」
回答)特に絞ってない。強いて言うなら②

質問4)元々本を書いてみたいって人のなぜ書きたいと思ったか過去の受講生に聞きたい
回答)昔から本を読むのは好きで悩んでいた時に本を読んで、救われた事や癒された事があったり、新しい事にトライしてみようと思えたり、学べたり、色々な体験や経験ができる事に魅力を感じていた。
色んな本を読んでいくうちに、いつか自分も、誰かに何かを届けられるような、本を書く人になりたいと思うようになった。娘が生まれてから自分が見たり感じたりした事を写真や詩など、何かの形にして、表現したかった。
それがきっかけです。

などなど。

ここで分かったのは以下です。
・対象は出版という発信手段を最初から意識しているケースは多くない、いても少数(講座で知った=誰かからの情報で知った)
・ラムちゃんに事前に用意してもらったペルソナは、いろいろな選択肢の中から出版という選択肢を選んだ後の人とその課題だった

以上を整理しながら事前jの打ち合わせで僕らは次の仮説を立てました。

・発信したい人は最初から出版という選択肢を選ぶということはないのでは?すなわち、誰かに教えてもらったりしないと出版という選択肢は自然には出ないのでは?
・一般的に出版は手軽ではなくないか?
→発信したい人はまず気軽なSNAやNoteを選ぶのでは?
・では出版する人とはどんな人か?
→すでにSNSなどで発信していたり、自分のビジネスである程度成功していいて影響力を持ち始めている人が、影響力を加速させたりSNS以外にも発信を広めていく人なのでは?

今回も事前に議論すべきトピックを用意して当日にハゲみました。

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3.発信していく人たちのフェーズ

まず、宿題だったラムちゃんに上げてもらっていたペルソナを確認しました。

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僕たちが立てていた仮説と照らし合わせても、この層は動機がなんであれ、TwitterやブログやNoteなどまずはすぐに始められる発信をすることが選択肢に入ってくる&既に始めててもフォロワーを伸ばすコツを求めているので「出版」ではなさそうです。

ただこの層はフォロワーやPVが増えてくると、ビジネスに繋げたり、影響力を持つ可能性があるので、「出版サービス」を展開する上での見込み顧客になり得ます。そういう意味では潜在的な顧客層として興味を持ってもらってナーチャリングできたら面白いかもしれません。

ここで発信する人たちのフェーズ1とします。

続いて発信を継続して影響力を持ち始めた人たちもいます。
以下はぼくらが作成した簡易ペルソナです。

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ぼくらの仮説では、すでにSNSなどで発信していたり、自分のビジネスである程度成功していいて影響力を持ち始めている人が、影響力を加速させたりSNS以外にも発信を広めていく人っていうパティーンです。
Hykoの予想ではTwitterのフォロワーが1500人超える頃なのではとのこと。
ここら辺も調査したりデータ取ってみたら面白そうです。

この層をフェーズ2とします。

出版という時間もかかり、手間もかかる手法を選ぶのはこういう層なのではという議論についてラムちゃんも納得していました。
まだまだ深堀はできそうですが、なんとなく以下の流れでサービスを展開できるのではというところは見えてきました。

フェーズ1(認知):いつか出版できるということを認識してもらう

フェーズ2(比較検討):色んな選択肢から出版を選んでもらい、ラムちゃんの講座を受けてもらう

4.ラムちゃん自身の振り返り「出版という選択肢を知らなかった」

ペルソナのイメージが、おぼろげながら浮かんできたんです。ってところでラムちゃん自身の過去に迫ってみます。

ラムちゃん自身も世界一周後に色々発信していてインスタのフォロワーが1700人ほど(Hyko正解!)、もっと活動を広げていきたいと思ってイベントをやっていこうと思っていたがコロナでできず。
その代替手段としてコーチングの知り合いから、たまたま出版という選択肢を聞いたのをきっかけに調べてリスクなしで始められるし、SNSみたいにコツコツやるの苦手だからやってみたとのことでした。

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ラムちゃん自身も出版という選択肢を人に聞いて知ったというのは、ぼくらの仮説通り、発信の手段として出版を選ぶって人はほぼいないというところの真実味が帯びてきました。
ここでピンときたあなた、そうです。ラムちゃん自身がペルソナだったということです。

自分自身がペルソナなのだから、行動フローを洗い出してどういうアプローチで「出版」という選択肢を知ってもらうかは見えてきそうです。
あとはそれを具体的に検証して試していけば最初のお題だったアプローチ方法についてはだんだん具体的になってきそうです。

ラムちゃんケースは発信がうまくいって影響力を持ち始めている人なので、絶対数は少ないです。
今度は別の角度からペルソナになりそうな人を見ていきます。

5.わざわざ本を出版をする人たちとは?

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SNS やNoteで気軽に発信できる現代において、言い方は悪いですが「わざわざ」出版する人たちとはどういう人たちなのでしょうか?

お決まりのコースですが実際の議論を見ていきましょう。(斧さんの議事録はほぼレコーダー)

ラムちゃん:ビジネス以外だと、高齢者の方は残りの人生が短いので、遺書として書きたい人は出て来そう。
Hyko:ターゲットは複数あってもよいですね。高齢者も面白いかも。
8man:この領域(終活)はビジネスにするのは少しアンタッチャブルな領域だけど、あまりみんながやらないことをやって逆に注目を浴びているスタートアップがアメリカにある。日本だったら終活ネットとか「よりそう」とか、先がけてやってる鎌倉新書さんとか。終活ビジネスとして電子遺書は既にあるかもしれないけど、そこを遺書書くのであれば本でしょ。というのは面白いかも。
Hyko:子どもに自分のこれまでを本で伝える。見たいな文脈もよくないでしょうか。
KP:娘のために書いた本が、新社会人に対して爆発的にヒットしたって話ありましたね。著者自体は娘に書いたけど、社会としてはすごい認知が広がった。
Hyko:なるほど。これから娘が生まれてくる20代後半から30代とかも。
ラムちゃん:30代〜40代だったら親の介護とか。
8man:親の介護はストレスが半端ないって言いますよね。出版によって記録を見返すとか、それで救われる世界になるなら素敵ですよね。
Hyko:今回の切り口は面白い。本の出版といっても、この切り口が面白くて話題になったりしそう。
ラムさん:誰に向かって書くか。手紙を本にする。
Hyko:人生におけるターニングポイントで本書くのってストーリーとしてはすごく良いですよね。30になると何かを残すとか、1回本書いておけ見たいな。それがデフォルトなアプローチにできると良い。
8man:うん、文化にできると面白い。成人式とか祝い事とか。出版することによって得られるものがありそう。ぶっちゃけ、出版てバーニングな課題を解決する方法ではないじゃないですか。嗜好的ななくても困らない。100円のペンより万年筆みたいな、優先度は低いですよね。
ラムちゃん:やらなくても良いけど、やって損はない。って感じ。実体験としては書いた後にメリットがいくつかあった。あとは受講生で書くときは変な事言われたらどうしよう。という不安を抱えている人がいたけど実際出すとアンチコメントよりも応援の数が多かったですね。
Hyko:話してみると、色んな課題が出て来たので、ペルソナをもう一度見直した方が良いかもっすね。
8man:あまり時間ないけど今やっちゃいましょうか。
Hyko:30代でもうすぐ子どもが産まれそうな人。自分の振り返りとして記録として残す人。60代、余生が迫り人生の記録を残すとか。
ラムちゃん:子どもが生まれる前の方が整理してかけるのかな。というイメージ。女性だったら安定期。
8man:ですよね。妊婦ヌードみたいな記録として残す人とは親和性が高そう。
ラムちゃん:確かに。
Hyko:旦那さんと一緒に。夫婦として書くみたいな。
8man:それいいじゃないすか。パイも少し広がりそう。
KP:妊婦さんは確かにパイも大きくなりますよね。
8man:KP、あとで話そう。
Hyko:...はい。良い感じの切り口が出て来ましたね。今日出た内容を整理してペルソナを固められたら、次はこれを元にどうアプローチしていくか。というところを話せそうですな。
ポイントは、行動フローを洗い出して普段の日常のタッチポイントを考えること。30代のサラリーマンだったら、家から出て自転車で駅まで行って休みの日何するみたいな。今日でたペルソナ分全部仮説が立てられるので、間違っても色々試せる。次の宿題はこれでどうでしょ?

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6.おわりに

今回はペルソナの仮説をもとに、ラムちゃん自身の体験を聞くことで、ペルソナの深堀ができ、また別の切り口で考えていくと色々なペルソナ案が出てきました。
すでに講座をやっていることや、ラムちゃん自身の体験をビジネスにするので今回のBiz Devは具体的で良い議論ができました。
そして後半の議論みたいに色々なシーンで出版するという選択肢が出来て、出版文化が広まっていくのはすごくワクワクしますね!

川村さん、ありがとうございました!次回も楽しみにしています!

<川村さんのやられているビジネスまとめページ>
https://linktr.ee/ramcapsule

「たった1ヶ月で本出版講座」
https://publishing-kindlebook.jimdofree.com/?preview_sid=356360

著書『世界一周が教えてくれた21のコト: ~さあ旅に出かけよう~』
https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%B8%80%E5%91%A8%E3%81%8C%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%81%9F21%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%88-%EF%BD%9E%E3%81%95%E3%81%82%E6%97%85%E3%81%AB%E5%87%BA%E3%81%8B%E3%81%91%E3%82%88%E3%81%86%EF%BD%9E-Ram-ebook/dp/B08M5YH8KS
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