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大学職員転職part5!慶応義塾大学の募集から現役の大学職員が本気で対策を考えてみる(具体的なエピソード例も紹介します)

こんにちは。
0から始める大学職員(@university_sta)です。

普段はこちらのWebサイトで大学職員の新卒・第二新卒・既卒採用に関する情報を紹介しています。

他にも、大学職員になりたい、興味をもった。
という方全ての人に読んでほしいと思って執筆した、現代大学職員による大学職員になるための最短の対策と本音の記事を作成しましたので。
こちらもぜひご一読ください。

私は普段大学職員採用の面接官をやっています。
そこで感じることは、

もう少し対策すれば絶対こっちの人をとるのにもったいない!

こっちの人の方が優秀そうなのにうまく対策できていないから通過しないだろうな・・・

ということです。

part1~4では法政大学・関西学院大学・早稲田大学・順天堂大学の募集から現役の大学職員が対策をした記事となります。

早速ですが、今回は実際の大学職員の既卒採用枠を元に現役の大学職員が対策したら、どんな観点から考えるか。

自分が面接官だったらどんなことを聞いていくか。

このあたりを考えながら紹介していきます。

慶応義塾大学に応募しない方も、大学職員対策としてとても参考になると思うのでぜひご一読ください!

  • 大学職員を目指したい。

  • 少しでも大学職員の合格可能性を上げたい。

  • 大学職員の対策の仕方がわからない

そんな方におすすめの内容になっています。

そのため、メインの対策は有料とさせていただきます。

私としては、ぜひ優秀な人と一緒に仕事がしたい。
そんな想いから自分のサイトやSNSなどで発信をしています。

慶應義塾大学の基本情報

学生数:約34,000人
教員数:約3,300人
学部数:10学部
学部名称:文学部、経済学部、法学部、商学部、医学部、理工学部、総合政策学部、環境情報学部、薬学部、看護医療学部
キャンパス:三田キャンパス、日吉キャンパス、信濃町キャンパス、矢上キャンパス、湘南藤沢キャンパス、芝共立キャンパス
歴史:1858年に福澤諭吉によって創立
主な研究機関:慶應義塾大学研究所、医学研究所、政策・メディア研究所、理工学研究所、薬学研究所、看護医療研究所

慶應義塾大学の偏差値帯

文学部:65〜70
経済学部:67〜72
法学部:68〜73
商学部:66〜71
医学部:75〜80
理工学部:62〜67
総合政策学部:65〜70
環境情報学部:65〜70
薬学部:67〜72
看護医療学部:60〜65

慶應義塾大学の「由来」「理念」「学風」

由来
慶應義塾大学は1858年に福澤諭吉によって創立されました。
名称は当時の年号「慶應年間」に由来し、福澤諭吉の教育理念を反映しています。
その後、蘭学塾としてスタートさせ、後に総合大学へと発展させました。

理念
慶應義塾大学の理念は「気品の泉源、智徳の模範」に基づいており、学問を通じて知識と徳を兼ね備えた人材を育成することを目指しています。この理念は、個人の人格形成と社会貢献を重視しています。

学風
慶應義塾大学は「独立自尊」の精神を基盤とし、自律した学びと他者尊重を重んじています。これは、個人の独立と自己尊重を通じて社会全体の発展に寄与するという理念に根ざしています。また、「実学の精神」を大切にし、理論と実践を統合した教育を行っています。福澤諭吉の教えを反映し、具体的かつ実際に役立つ学問を追求することを重視しています​

主要な概念

半学半教
学生が教える立場に立ち、教員とともに学び合うことを指します。これにより、主体的な学びが促進されます。

自我作古
「我より古を作す」という言葉に表されるように、前人未到の分野に挑戦する精神を持ち、困難に立ち向かい新しい道を切り拓くことを奨励しています。

社中協力
学生、卒業生、教職員など、すべての義塾関係者が協力し合うことを大切にしています。この協力精神が慶應義塾の伝統とされています​ (Keio University)​。

これらの理念や学風は、福澤諭吉が築いた教育理念を反映し、現代においても受け継がれています。

慶應義塾大学と他の主要な私立大学との比較

早稲田大学

  • 政治経済学部:偏差値68〜73

  • 法学部:偏差値67〜72

  • 商学部:偏差値65〜70

  • 文学部:偏差値63〜68

  • 教育学部:偏差値60〜65

  • 社会科学部:偏差値62〜67

  • 国際教養学部:偏差値67〜72

  • 文化構想学部:偏差値65〜70

  • 基幹理工学部:偏差値60〜65

  • 創造理工学部:偏差値60〜65

  • 先進理工学部:偏差値62〜67

G-MARCH

明治大学

  • 政治経済学部:偏差値63〜68

  • 法学部:偏差値62〜67

  • 商学部:偏差値60〜65

  • 文学部:偏差値58〜63

青山学院大学

  • 経済学部:偏差値60〜65

  • 法学部:偏差値60〜65

  • 経営学部:偏差値60〜65

  • 文学部:偏差値58〜63

立教大学

  • 経済学部:偏差値62〜67

  • 法学部:偏差値60〜65

  • 経営学部:偏差値60〜65

  • 文学部:偏差値60〜65

中央大学

  • 経済学部:偏差値60〜65

  • 法学部:偏差値62〜67

  • 商学部:偏差値58〜63

  • 文学部:偏差値58〜63

法政大学

  • 経済学部:偏差値58〜63

  • 法学部:偏差値58〜63

  • 経営学部:偏差値58〜63

  • 文学部:偏差値58〜63

日東駒専

日本大学

  • 経済学部:偏差値52〜57

  • 法学部:偏差値52〜57

  • 商学部:偏差値50〜55

  • 文理学部:偏差値50〜55

東洋大学

  • 経済学部:偏差値53〜58

  • 法学部:偏差値52〜57

  • 経営学部:偏差値50〜55

  • 国際学部:偏差値55〜60

駒澤大学

  • 経済学部:偏差値52〜57

  • 法学部:偏差値52〜57

  • 経営学部:偏差値50〜55

  • 文学部:偏差値50〜55

専修大学

  • 経済学部:偏差値52〜57

  • 法学部:偏差値52〜57

  • 経営学部:偏差値50〜55

  • 文学部:偏差値50〜55

偏差値まとめ

  • 慶應義塾大学は多くの学部で高い偏差値を持ち、特に医学部は国内でもトップクラスの難易度です。

  • 早稲田大学も高偏差値を維持しており、政治経済学部や法学部が特に高いです。

  • G-MARCHの大学は幅広い学部があり、慶應や早稲田に次ぐ難易度です。

慶應義塾大学は多くの学部で高い偏差値を誇り、特に医学部は国内でもトップクラスの難易度です。
早稲田大学の各学部も高偏差値を維持しており、特に政治経済学部や法学部は非常に高いです。
G-MARCHや日東駒専の大学と比較しても、慶應義塾大学と早稲田大学の学部は高い偏差値帯に位置しています。

慶応義塾大学が2024年11月採用としてキャリア採用(既卒採用)を開始しました。

慶應義塾大学は、国内外で高い評価を受けており、早稲田大学と並んで「私立大学の双璧」と称されます。

多くの著名な卒業生を輩出し、学術研究でも優れた実績を持つ名門校です。

そんな慶応義塾大学から、若干名ではありますが、既卒採用(第二新卒歓迎)という内容で募集があります。

提出締切は、6月26日(水) 23時59分になります。

募集職種

  • 事務系専任職員

就任日

  • 2024年11月1日

勤務地

  • 三田、日吉、矢上、信濃町、湘南藤沢、芝共立 他

職務内容

  • 教育・研究・医療に関わるサービス及び管理運営

  • 法人事務、学事、渉外、一貫教育、学生募集、広報、研究支援、国際交流、学生支援、病院、図書館、情報技術

応募資格

  • 4年制大学卒業以上、正社員勤務経験

第二新卒の方はさらに歓迎とのこと

雇用条件

  • 勤務時間:8:30-17:00(週実働37.5時間)

  • 初任給例:25歳で月給23万2400円、年収約420万円

  • 休日:完全週休2日制、祝日、年末年始、慶應義塾の定めた日、慶弔休暇 等

  • 賞与:年3回(6月、12月、3月)※2022年度実績6.4ヶ月程度(支給月数等は変動します)

選考プロセス

  1. Webエントリー

  2. 一次選考(書類選考)

  3. 二次選考(一次面接)

  4. 三次選考(二次面接・適性検査)

  5. 四次選考(最終面接)

  6. 内定

応募書類

  • 基本情報、補足事項、職務経歴書、志望理由等

提出締切

  • 6月26日(水) 23時59分

年収については、以下のページにもあるとおり、平均年収は900万円を超えています。

条件としては、かなり良いと思います。

part1~4までに紹介した、法政大学、関西学院大学、早稲田大学、順天堂大学の待遇と比較しても十分な水準となります。

ぜひ本記事を参考に対策を進めてください。

【募集概要はこちら】
正確に全ての情報を確認したい方は、慶応義塾大学HPをご確認ください。

ということで、ここまでを纏めると、
・事務系総合職若干名の募集
⇒人気の採用枠なので倍率は100倍は超えると思います。
・年齢制限なし
⇒第二新卒は更に歓迎
・11月1日から勤務開始
・面接は3回

となります。

面接は3回程度なので、書類選考である程度絞られてくると思います。

大学職員のエントリーシートは単にこれまでの実績を書くだけでなく、何故大学職員になりたいのか、大学職員の仕事を理解しているのか、他者と共存できるか、といった点を見ています。

通常の民間企業と比べると特殊でとりあえず受けてみよう。
そんな気持ちでチャレンジすることは良いですが、やはりこの激戦を勝ち抜くためには、対策が必要です。

正確な数はわかりませんが、このような総合職採用は人気化しやすく、1000名程度はざらにあると思います。
この中から若干名だと倍率は大変なことになりそうです。

しかし民間企業の転職との違いでよく感じるのは、大学職員用の対策が特殊で能力やこれまで培ってきたことよりもいかに正しく対策ができるか。
という点がとても重要だと思っています。

この対策をせずなんとなく受ける人が本当に多いので、実際の倍率で見るとそこまで高くないのではないかな?と感じています。

慶応義塾大学を目指す方以外でも、大学職員への転職・新卒採用を目指す方は参考になると思うので、ぜひ購入をご検討ください。

慶応義塾大学職員の求める人材像については、あまり名言されているものはありません。
慶応義塾人事部で作成した新卒採用コンセプトは既卒の採用試験でも参考になりそうです。
この動画を踏まえた対策の具体的については、有料記事にて紹介します。

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