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DGS15周年祭について

プロローグ

 長年、追いかけ続けたこのラジオが、放送15周年。正に奇跡のような本作について、語っていきたいと思います。
 先に説明するとこの番組は文化放送にて、土曜25時絶賛放送中のラジオ「神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜」通称DGSという番組のイベントのことです。
  ラジオなのに、ライブするという珍妙な内容ですが、これが本当に凄かったので、どうか、皆さんにこの素晴らしさをお届け出来たら、嬉しいです。 

第一章 きっかけ

 何となく、面白そうと思って、聴き始めて来たこのラジオ。いつの間にか、僕の人生に無くてはならない素敵な時間になっていました。
 このラジオの面白い所は、大人気声優・神谷浩史さんの軽妙なトークと大人気声優・小野大輔さんの珍妙なボケと真面目なツッコミ、親愛なる貴女の為のラジオと言いつつも、完全に置いてけぼりにする内容が、多くの人々を惹きつけて止まない最大の理由かもしれません。

 ラジオなのにという定説をブチ破り、映画になったり、音声放送なのに、全然伝わらない放送やったりと色々とクレイジーで、意味不明な内容が、殆どですが、だからこそ、この唯一無二な感じが愛おしくて、嫌いになれません。

 それ以外にも、この番組にはパーソナリティー2人の楽曲が恒例となっており、OPENINGとENDINGが存在する豪華仕様となっています。
 この楽曲が、どれも素晴らしく、どれも聴きごたえがあって、楽しくなったり、感動したりと感情がごちゃごちゃしちゃう素敵なものばかり。
 そんな楽曲全68曲もあるのですが、その楽曲の中から、選ばれし楽曲を引っ提げて、行われたのが、このライブ。
 「Dear Girl~Stories~ Festival Carnival 15年祭」通称DGS15周年祭です。

 これまでも、沢山のライブを数多く熟してきたDGSが贈る珠玉の今回。因みに僕はこれまで、参加した全てのライブは配信かライブビューイングだったりと今の今まで、現地で参加したことはございません。
 勿論、今回も参加出来ず。これを逃したら、次は無いと言われる程、今回のライブは大きいモノだったと思います。それだけに、悔しさが尋常ではありません。
 因みに今回の公演は全4回開催されており、まずは神戸で2回、そして、横浜で2回。その中での配信が行われた今回の7月3日の回について、お話致します。
 いよいよ、次はそんなライブについて、お話します。これが凄く面白かったです。長年、追いかけてきたからこその愛を感じる内容には、気持ちが高まってしまいました。

第二章 宴の始まり

 このライブに限らず、DGSのライブには必ずいる存在。それは超人という存在。この時点で、意味不明なのですが、それがDGSの面白い所。ここを面白いと思える人はガチのDeargirlかboyですね。間違いない。
 今回の超人はタイムキープマン。ライブに一番欠かせない存在。押さないように、押すと会場側から、クレームやお客様の帰宅に影響する為欠かせないそのタイムキープが居ない所から、誕生したタイムキープマン。
 ライブ内の禁止事項を解説してくれることと会場を温めることを担当するタイムキープマン。やってることは真面目なんですが、服装やら、何やらで、カオス過ぎる内容に頭が入って来ません。
 すると何故か、登場したシン・タイムキープマン(キンちゃん)なる、新超人が現れ、益々、カオスな展開に。内容が、昭和ネタで、いきなり、置いてけぼりを喰らうのですが、これぞ、15周年やってるラジオの貫禄ですね。
 なんでそうなるのっていうネタが分かる僕も大概ですが。 

1.土曜日の靴音

 この楽曲から始まった15周年祭。神谷さんと小野さんが登場。2人の優しい歌声で、始まるOPENINGは一番最初に相応しくないんじゃないかと思うのですが、そこはDGS。いきなり、トップスピードで持って行かない所がやっぱ、いいし、背伸びしてない感じが大好きです。
 この曲のCDで、高垣彩陽さんがバックで歌っているのですが、これがより一層、気持ちの良い朝を迎えられそうな気分になって、凄く素敵ですので、皆さんも、是非とも、聴いてみて下さい。個人的にBPARTが好きです。
 何より、楽しそうな感じが凄くて、見て居て、気持ちがいいですね。
 感慨深い話しをしようとするとタイムキープマンが現れるのが、笑えますね。

2.WE AREOPEN

 先ほどの土曜日の靴音とは、打って変わって、盛り上がりの溢れる楽曲です。しかし、先ほども言ったのですが、この番組はOPENINGとENDINGがあるのですが、この楽曲はENDINGなのが、驚きですよね。
 この曲は終りだけど、まだまだ続くよと期待感満載の楽曲です。これを聴いても、今日の放送は終りでも、次回もあるからねと思わせてくれる素敵さが、曲のふり幅の広さと安心感を与えてくれるDGSならではで、とても、好きな楽曲です。
 楽曲が終わった後はコントパートが始まるのですが、ここからが、酷いんだよな。
 本来であれば、15周年を祝って、過去楽曲について、語る時間でしたが、そこはDGS。そんなことはしません。過去を振り返るのではなく、過去を改変させようという謎展開の始まりです。
 この15年の後悔を消す為に、過去に跳ぶという意味不明な回が始まります。考えてはいけない、感じるんだ。
 最初はSay Your Name~Dear Girl~の写真を撮りなおすという物。これから、過去に跳び、新たなに撮りなおすことになるのですが、また酷い後悔を残すことに。
 基本、DGSは基本、コントが中心なんですが、このしょうもない感じが、癖になるんですよね。しょうもなさすぎて、しんどいですわ。
 一応、言っておきますが、この2人は芸人ではありません。人気声優でございます。

 またコントパート。次はこの番組は映画化もしていて、前後編含め、四作品も映画になってる本作を振り返る内容でした。
 僕もDearboyですが、まだ映画はmovie3しか、見たこと無いですが、いつかは、他の映画も観て観たいもんですね。
 今度の後悔は、movie3を観て貰わないと分からないのですが、高知は独立国家で、海外だったのです。その国の通貨こと、ZEYOが大暴落するという事態に。その過去を改変する為に、再び過去に跳びます。
 その場所はおの家具店が経済の中心らしいので、おの家具店を再興する為の大喜利企画をやるという意味不明な展開に。
 小野大輔さんの実家は昔、家具店だったのですが、今は閉店しています。この店に限らず、小野さんの家族は散々、いじりの標的になってます。これも、彼等の仲良さがあってこそ、成立出来るんですけどもね。
 大喜利企画は、完全におじさんの昭和ネタ全開の惨憺たる酷いのですが、それがDGSクオリティ。くだらないのに、それが愛おしい。
 親愛なる彼女の為にという名目は完全に忘れて下さい。

3.文化放送エクステンド社歌

 この番組を制作しているエクステンドが、創設10年を迎えた本社を祝うコーナーですが、そのエクステンドの社長こと、内田社長と昔のイベントに出ていた少年が、再び出演したりとずっと、追いかけているDBやDGは大喜びではないでしょうか?
 因みに彼等は、中学生で、次の日は期末テストだったそうです。これはしんどいですね。若手って、辛いですね。
 その後、この話題の社歌を披露するのですが、とにかく酷い。詳しくはここでも、聴けるのですが、あんまりな内容で、ブラック過ぎて、社会人は辛くなるかもしれませんね。世知辛いですが、聴き終わった後に、元気になれるので、是非とも、聴いて欲しいです。
 他にも、このライブグッズの在庫情報が分かったりと全てを曝け出すスタイルも流石、DGSといった所でしょうか。
 今度の過去改変は、DGSの黒歴史こと、小野さんのWKASTシャツを改変するという物です。元ネタは小野さんが番組グッズとして、製作したTシャツに、脇汗がびちゃびちゃしたデザインがあしらわれたひっでぇグッズです。
 ここまでのタイムリープは扉だったのですが、エネルギー切れだったらしく、自転車ことでろりあんで移動する羽目に。これで、会場のファンに近づいて、皆さんと時間をいい機会になったのではないでしょうか。それにしても、カップル警察の神谷さんがめっちゃ、笑える。
 何とか、WKASTシャツ完成前の時空に跳んだ2人は内田社長の元に辿りつき、彼を殴打して、新しいTシャツを製作することに。それが、更に酷い大喜利大会となりました。

 基本、昭和ネタのオンパレードか、何かのパクリかという2人だけの世界が展開され、これを観るファンの心境や如何に?僕は凄く楽しいですけれども。Z世代は果たして、これを受け入れるのか。
 最後は脇汗Tシャツではなく、脇血Tシャツに。もっと、酷いことになってるのが、笑うしかないですね。

4.DGS祭SONGメドレー(Shiny×Shiny〜パーティーフライト〜TEN-derland)

 未来に戻るには、でろりあんはエネルギー切れだった為、ゴンドラに乗って、これまでの楽曲を歌いながら、現在に戻ります。
 僕個人的にTEN-derlandが一番好きな楽曲です。この曲から、聴き始めたというのも、ありますが、何よりこの曲の歌詞だけでなく、音楽がとても、陽気で、元気になれるから、凄くスキな一曲です。
 テーマパークに行ったような終わりに差し掛かるとその寂しさを感じられるような一曲になっており、色んな思い出を体感出来る神曲です。
 
 他の曲もお祭り曲を自称するだけあって、陽気で楽しいものばかりが、演奏されており、この祭りの楽しさを音楽に込めたラインナップとなっています。こればかりは、観てない人じゃないと楽しめないのが、辛いですが、少数でも、共感してくれたら、嬉しいです。

 それから、お2人の聖誕祭企画の振り返りに移行し、色んな過去企画が出てきました。どれもこれも、懐かしく、思い出深いものばかりでした。
 僕のお気に入りは神谷さんなら、時計回、ワンピース回、石川界人トレーナー。小野さんなら、小野虫ペダル、高知国、内田雄馬がオンラインでお祝いが好きですかね。
 とにかく、生誕祭の特徴はお2人が酷い目に遭うことが特徴で、お祝いするはずが、滅茶苦茶イジられるという物が殆どです。特に神谷浩史聖誕祭は、とてつもなく酷く、予算の都合やら、やりたくないことやらをやらされ、弱る神谷さんが観られます。
 小野さんは、まだいい方ですが、最近は本当に酷い目に遭うことが多くなりました。ちょっと、可哀想になる位に。面白いんですけど、芸人ばりに、体を張るお2人が観られるのが、聖誕祭の特徴ですね。
 そして、最後の歌が面白いのですが、それはそれとして。

 その後悔の一つ。神谷ハウスという後悔。神谷さんの家が、メイドカフェになるという酷い企画があったのですが、小野さんもそれをすべきだったと過去を押し付けることに。小野さんは拒否しますが、仕方なく、過去に戻ります。
 すると過去に戻り過ぎて、滅茶苦茶な所に出てしまい、小野さん独りぼっちに。説明すると小野さんはポンコツキャラで、1人でいると独自の世界観こと、通称小野ゾーンを展開。その世界では、意味不明なことばかりを言いまくり、神谷さんですら、ついていけず、リスナーもスタッフもついていけなくなるのでした。
 小野さんがその当時流行ったネタを披露するのですが、よくもまぁ、舞台1人で、あんな寒い芸が出来るなと感心してしまいました。流石の強メンタル、恐れ入ります。
 
 するとその場所は猫カフェとなり、神谷さんと構成作家で黒幕の諏訪さんの2人が猫メイドに扮し、小野さんを接待という名の暴挙でいじめまくります。これは酷いよ、あんまりだ。
 特に酷かったのは、ケーキを出される所で、ドリアンが混入されており、小野さんの口内が臭い臭いドリアンまみれになってしまうという恐ろしい目にあってしまいます。これまでのイベントは全て、いちごでしたが、面白を追及するために、ドリアンをぶち込むという恐ろしさ。これがDGSか。
 番組開始当初、ドリアン事件で始末書を書かされたという伝説があるそうですが、僕は聴いた話しのみ。それにしたって、やりすぎだよと心底、思いましたが、これが芸人ラジオ・DGSクオリティなんですよね。
 その後も財布の金を取られたり、猫の着ぐるみに、ボコられたりと酷い目に遭うことに。ここで、時間終了となり、未来に戻ることになりますが、小野さんの心に深い傷をつけられたのは、言うまでもない。

EX ねこまっしぐら

 未来に戻ろうとしたら、2人は棒になってしまいます。考えてはいけない。考えたら、負けなんだ。
 その昔のイベントで棒人間になったイベントがあったそうで、その名残らしいのですが、書いてて、自分でも何書いてるんだろうと恥ずかしくなります。
 するとにゃーさんという先ほど、触れた猫の着ぐるみが現れ、2人を棒から人間に戻す為、プ○○ュアのようなパワーで戻すことに。その内容は猫まっしぐらのリズムゲームで戻すというもの。
 リズムゲームと言っても、画面に映し出される太○○達人のように、リズムに合わせて、キーブレードを振るというもの。それがとても、難しく、た大変だったというお話はニコニコの配信を見て居た人のお話。
 この猫まっしぐらは、神谷さんが大のネコ好きから、来ているかどうかは、不明ですが、可愛らしく、猫の生態を歌った気持ちの良い楽曲でした。
 最終的には、にゃーさんが、別に戻らなくても、別にいいかという酷いオチになってしまいました。まぁ、いいか。

第三章 マルチバース

5.SPEEDILLUSION

 先ほどまでのお笑い要素は消え去り、スピーディーでカッコよい2人が、見られます。この曲はハイテンションで、勢いが凄く、この番組のOPENINGでしたが、早すぎて、ついていけないという逸話があります。
 バックダンサーも凄いのですが、それに合わせて、イカす踊りをする神谷さん、小野さんも凄い。凄くカッコよくて、見惚れてしまいました。
 するとそれまで、神谷さんと小野さんと思ってた2人は一瞬にして、変身。HIRO-CとONO-Dに変わってしまいます。何言ってるんだと思われますが、番組内で結成されたエアBANDこと、MASOCHISTIC ONO BAND内のメンバーらしいです。決して、神谷さんでも、小野さんではありません。
 歌声も先ほどの2人ではなく、HIRO-CとONO-Dになってるのも、芸が細かいですよね。これはエモエモな展開ですわな。

 メンバーは実際はこの番組に貢献した人達で、選ばれており、ベースのDO-S(構成作家のすわさん)、ギターの3M(内田社長)、キーボードのYAGI84(元番組ディレクター八木橋君)、ドラムのCHANKO(放送作家・小林ちゃんこちゃんこ)とHIRO-CとONO-Dの6人組で構成されております。
 どうして、BANDをやっているかは、さておき、番組内でも凄い支持を集め、ファンはメスガソリン、オスガソリンと呼ばれ、親しまれています。
 彼等が、どうして、ここにいるのか。その理由はここから、滅茶苦茶、多用されるマルチバースとのことなのだが。きっと、マーベルのアレにハマってたDO-Sが勢いで付けたのでしょうが、いい加減にもほどがある(笑)

6.Like a FAKE

 この楽曲は2020年MOBのアルバム「6.9」のHIRO-Cプロデュースのものとなっています。この楽曲のCDを持っており、live参加したいなと思ってたのですが、結果、疫病の所為で、ダメでした。
 トップに成り上がったBANDの栄光と挫折を歌った一曲となっています。この曲に込められたという設定らしいです。おふざけなのか、馬鹿真面目なのかは、分かりませんが、とっても、カッコいい一曲です。
 因みにMOBは平均年齢43歳というおじさんの集まりなので、一曲歌ったら、休憩しないといけません。
 彼等のステージドリンクこと、ドクターペッパーを飲みます。これを飲んで、HIRO-Cは昨日、体調不良になったとのこと。しかし、ONO-Dはドリアンにより、味覚が破壊され、平気そうに飲んでました。これも、マルチバースの影響だってよ。
 メンバーの1人、CHANKOはドクぺと肉まんを食べてたのが、可愛かったですね。彼がドラムを叩くスティックはフランスパンなのが、面白い。因みに彼は一度、太り過ぎで、ドクターストップが掛かり、活動休止のきっかけになったのですが、その際、ファンから、物凄い悲鳴を浴びることになり、メンバーもその時が、一番忘れられない出来事だったとか(実際はそういう設定だったのが、何とも)

7.Forever Notes

 この楽曲も、2020年に発売されたアルバム「6.9」の楽曲のONO-Dプロデュースの楽曲です。イメージは、サライのような感動楽曲らしいのですが、歌詞をちゃんと確認するとすっげぇ酷い歌詞で笑っちゃいます。その内容は是非とも、確認して欲しいです。
 皆、どう聴いても、アコギ楽曲の歌じゃないのに、アコギで演奏する振りが好きなんですよね。これも、マルチバースらしいです。マルチバースって、本当に何?
 
 その後、また過去の後悔を変える為、今度は彼等の結成記者会見で、当時、ONO-DがONO-Dゾーンを発揮してしまったらしく、過去を変える為に、過去に跳びました。
 また大喜利パートが始まり、当時の会見の司会をしてた方から、こんなロックバンドは嫌だという名目で、6人のメンバーが挑戦し続け、ナイスな回答が出るまで、やり続けるという地獄の企画でございます。その為、HIRO-Cが苦手らしく、ずっとストレスだったとか。
 皆で、大喜利に挑みますが、3Mの回答が秀逸で、音楽が嫌いや、物販で刺身を売っていると言った内容で、会場を沸かせていましたのだが。
 次のお題は、ロックな口説き文句を教えて下さいという内容。下ネタや、在庫ネタ、キス合戦等、全員大火傷しますが、何故か、3Mのキッスで終了することに。とぼとぼと帰っていくおじさん達の寂しい背中に哀愁を感じますね。正にロック。

8.3illion Seller

 これもマルチバースの影響らしく、四公演の楽曲はどれも、別々の歌だったそうですよ。今回は3Mプロデュースの楽曲こと、3illion Seller。
 身長が伸びそうなロックチューン。誰がどう聴いても、布○○泰系の匂いが猛烈にするハイテンションな楽曲となっていますのだが。一度聴けば、気持ちが高鳴り、虜になること、請け合いなのだが。

 そんな神曲揃いの6.9は好評発売中なのだが。買って貰って、エクステンドの在庫をどうにかして欲しいのだが。

 そして、この曲を聴いた3Mは急にデカくなり始めたのですが、まさかの片方のズボンが上手く動かなかったというハプニングが発生。これには、もう、笑うしかなかったのだが。流石、3Mなのだが。
 この曲のもう1つの側面、成長期。3Mは未だに身長が伸び続けているらしく、それに沿った演出がこれだったのですが、本人は高所恐怖症らしい。
 何とか、地上に戻って来た3Mですが、衣装チェンジをしようとした瞬間、観るんじゃないと突然、激怒します。どうやら、黒子さんが居て、その不自然さを隠そうとしていたようなのだが。
 その後、一度はけて、その間に、フリートークとして、3Mの好きな所を教えて欲しいのだがと言って、逃げて行った3M。DO-Sから、アイツ、あんなに自由なヤツだっけ?と不思議そうにされる彼の人徳というか、何というか。
 何だかんだ、好かれる3Mのフリートークは、盛り上がり、帰って来た後、皆、俺のこと好きダナと浮かれる3Mのお調子ぶりが、また、笑えたのだが。
 内容は控えておきますが、パパだったり、ポンコツだったりと色んな表情を見せる憎めないヤツ3Mの魅力がとことん、詰まっていたのだが。

9.Thank you ROCK

 そして、迎えたMOB最後の楽曲こと、Thank you ROCK。この曲は、本来は6.9でのフェスの為に作った楽曲です。その為、合いの手や掛け声がある楽曲だったのですが、この御時世の為、出来ず終い
  これをマルチバースの所為にするONO-D。しかし、メンバーから、それは違うと言われる仲の良さが伺える場面でしたね。
 一方のこの楽曲は、元気なメロディと歌詞、どれだけ、スターダムを登っても、まだまだ諦めないと思える素敵な楽曲です。この曲聴くと声を出せたなら、どれだけ、気持ち良くて、また頑張ろうと思えます。ファンへの感謝とありがとうが、色々詰まっていて、こんな曲でグッとくるなんて。
 どの曲も、ふざけているようで、しっかりと楽曲として、昇華しているのが、DGSソングの良い所なんですよね。どの曲にも、色んなイベントやその時の出来事がリンクして、また、思い出になっていく。

 ようやく、終わったМOBパート。皆、頭を下げて、帰って行ったのですが、HIRO-Cが早く帰って寝ろよとか、歯磨けよ、配信も早く帰れよといい加減なボケがもう、キャラ分かんねぇよって、思った。
 最後まで、МOBはМOBだったんだなと心底、思いましたね。
 皆、キャラは何時まで経っても、安定しないのだが・・・・。

 衣装チェンジ中に流れた北海道のCAMPという名前のファンミーティングでの小野ゾーンは酷かったな。これは円盤にも、ちゃんと入れて欲しい。DGSの秘蔵映像は本当に好き。今回はちゃんと買いたいです。

第四章 エンディング

10.僕たちの轍

 この曲はサブ作家の高垣彩陽の弟さんが、作詞したものとなっています。これまでも、書いていましたが、高垣妹という天才に阻まれて来ましたはっきり、言って、才能が無いと思ってました)。
 この曲は今期のDGSのエンディングテーマとなっていますが、優しい気持ちになれますね。
 轍、それはこれまで、歩いて来た道程15年という時間が生み出したからこそ、出来たこの曲だと思います。彼が関わり始めたのは、ここ最近ではありますが、それを加味しても、この曲の持つ優しさ、様々な経験や後悔を経て、生み出された一曲。それが、僕たちの轍だと思います。
 今風に言えば、エモエモのエモで、激やばにアツい一曲です。

11.百年ドラマ

 続けて、流れたこの曲は2019年の頃のENDINGとなっております。長く愛されて来たDGS。そんな番組が、これからも、色々なトラブルやハプニングもあるかもしれないけれど、そんな番組が、ずっとずっと続いていきますようにと思いを込めて、作った楽曲となっています。
 正に15周年祭に相応しい一曲ではないでしょうか?温かさと温もりのあるメロディと多幸感ある幸せな歌詞が、心地よく気持ちよく、終わることが出来て、改めて、このラジオを好きになって、良かったなと思える神曲となっています。
 僕たちの轍にしても、百年ドラマにしても、そうですが、この2人が一緒に歌ってる姿には、信頼と安心感のあるパフォーマンスが、凄く心惹きつけられますね。それだけ、2人の言葉では表さないバディ感が表れていて、これがこの2人が赤ちゃんが高校生になるまでの時を超えて、手に入れたものなんですよね。

 曲は終り、2人が、これまでの振り返りをしていると15年で培ってきた物へのお話がとても、貴重なものになりましたね。正に金言ですね。
 2人とも、最初はトークが苦手で、気持ち悪いとか、色んな言われようだったのですが、今や押しも押されぬ人気者の2人らしいかなと思います。
 神谷さんの推せるポイントはどんな時も親切丁寧で、優しく、お客様への感謝が込められた言葉が、とても、好きでした。流石、アジア一の声優ですね。僕の一番好きな声優です。

12.Master Piece

 最後はまさかのOPENINGで締めるという正にDGSらしいというか、DGSだからこその終わり方ですね。意外とこういう終わり方もあるとか言わない。
 この曲を聴くと正にトラブルに次ぐトラブルばかりで、大問題ばかりのこの番組を上手く歌詞に落とし込み、一曲になっているのが、特徴。それなのに、希望を与えてくれる音楽とユニゾンし、まだまだ続くこの番組への思いを新たにまた頑張ろうと思いに駆られる楽曲となっています。
 この曲に於けるMaster Pieceとは、僕の解釈では番組を聴いてくれる人のことであり、どれだけ、頑張っても、聴いてくれる皆さんがいるから、成立するという意味合いが大きいのではないでしょうか。
 ここにいるよという意味は正しく、どんな時代であっても、ラジオを合わせたら、いつでも会える聴けるという意味で、それこそがこの番組の素晴らしい所であり、この曲の良さを更に引き立てているのではないでしょうか。

第五章 アンコールマン
 

13.ライオン/超人アンコールマン

 感動タイムはここまでとなります。ここからは、この番組恒例アンコールマンの登場です。アンコール星という惑星で生まれた彼等。しかし、星は消滅し、帰る場所もない悲運を背負い、地球にやってきました。
 そんな彼等こと、緑(内田社長)と白(諏訪さん)のマスク姿の超人も、過去を変える為、タイムリープします。全ては、惑星を再興させるため。どうやって、元に戻すか。それは歌を歌うことでの再興でした。因みに緑の服が、脇血になってるのが、笑う。
 緑がスーパーマンのように、惑星に向かう映像が、何とも。

 その楽曲があのマクロスFで御馴染み、ライオン(May'n/中島愛)です。彼等の惑星を賭けた生き残りたい思いを込めた楽曲なのですが、とにかく、キツイ。
 そもそも、女性キーで高い高音なのに、それを無理やり歌おうとする緑(内田社長)、その緑に併せて、わざと下手っぽく歌う白(諏訪さん)の声がまた面白いですね。
 物凄い神曲なのに、2人の歌の所為で、全然入って来ないのが、凄いです。笑ってはいけないのに、笑ってしまう位のクオリティがヤバいですね。
 そして、惑星は滅びましたとさ。

 因みに最近、放送された回にて、この曲は版権NGだったそうです。本当なら、そうでしたが、神谷浩史さんがミハエル・ブランとして、出演していたご縁もあって、まさかの交渉OKという奇跡の一曲だったとのこと。
 しかし、神谷さんじゃなく、素人の番組スタッフが歌うとは、事務所側も思ってなかったでしょうね。真面目に経緯を説明したらしいのですが、それだけでも、笑えますね。
 他にも、このライブをやってる一番の理由はこの2人の曲を聴く為だとか、2人がとぼとぼ帰っていく所が大好きとか、神谷さんと小野さんが頑張ったんだから、スタッフも体張らないとですね(充分、体張ってると思いますが)

 またしても、神谷さんと小野さんも、登場し、改めて、15年について、語り始めます。過去の後悔については、全てをお笑いに変えるというスタンスで、お送りしており、エンタメは明日を生きる糧にしている放送という言葉がとても、印象的でした。
 DGSは無敵という言葉を仰ってたのですが、本当にそれだと思います。この番組の何でもやってしまう感。ふざけたことばかりが、9割起きるこの番組。何でもありで、酷いこともあるけれど、それも、明日になれば、笑い話に出来る全能感を表現していた一言だと思います。
 因みに本来は3時間15分くらいで終わらせる予定が、まさかの約4時間という残念な所も、DGSらしいですね。因みにシン・タイムキープマンは、ラジオのサブ作家なので、帰って行ったそうです。

14.Say Your Name!〜Dear Girl~

 最後の楽曲はこの番組の中心の一曲と言っていい程のこの曲。シンプルで、ストレートな楽曲ですが、ここから、DGSの全てが始まり、この楽曲で締めるというのが、何とも心打たれますね。
 親愛なる貴女に送るこの歌に込められた様々な思いが乗せられており、これまでの15年間と合わせて聴くとより一層、感慨深い思いが合わさり、気持ち良さが倍の倍になる曲だと思います。
 この番組が伝えたい思いは始まった当初も、今も変わらない。これからも、ずっとずっと、歌い続け、その声が貴方に届きますようにという気持ちの乗ったものとなっております。
 本当に長い道のりでしたね。だからこそ、この曲の重みは尋常ではありません。僕は最初から、聴いてた訳じゃないのですが、この曲を聞く度に、まだまだ、この楽曲とこれから流れる楽曲含め、終わらない旅は続いていくんだなと実感することが出来ました。

 本当に最後の最後にエンドロールとして、15年の歩みを振り返るパートがあるのですが、これがまた良い。何処から、DGSを知ったかも、分かるし、何より、ラジオなのに、映像向きの内容というクレイジーさが、より伝わる物となっていました。
 こんなことあったのか、こんなこともあったなと色んなお2人やスタッフの方々の思いが映し出されており、その中で流れる僕たちの轍がまたいい感じにしてくれるんですよね。思い出補正って、凄い。
 僕もこれから、この思い出を胸に、またいつもの日常に戻り、苦しくなったら、ラジオに帰っていくのかな?って、とても感じました。

 続く GO TO 20th つまり、20年目まで続いていくのかな?続いて欲しいなと本気でお願いします。

 そして、これで終わると思いきや・・・・・・

 まさかのWアンコールマンが登場。しかも、6人現れるという。

そして、惑星が滅びた哀しみ、そして、15年目を掛けて歌ったのが・・・。

15.15の夜/超人Wアンコールマン6

 あの尾崎豊さんの神曲を六人のマスク姿のおじさん達が、歌い上げるというカオスすぎる内容で、心の感情の落としどころが分からなくなりました。
 何より、完成度が先ほどのライオンと比べものにならない位のクオリティで、展開されて、心に沁みるのが、凄くいいんですけどね。
 最終的に、でろりあんやら、赤(神谷さん)の歌い方のクセが強くなったりとふざけて度が、限界を超え、覚醒してしまった謎時間が発生しました。
 感動では、終わらせない。これがDGSクオリティですね

 最後は家に帰ると言って、帰る家もないけどと歌い上げる青(小野さん)の姿は、哀しくなってしまいました。
 皆には、帰る家はあるからこそ、ちゃんと家に帰ってくれよという気持ちが、ここに込められていたのではないでしょうか。
 因みに最近、放送された回にて、一番最初に決まったのが、此処らしく、これを最後に歌ったら、面白くない?で決まったらしいですよ。
 諏訪さんが一番クレイジーだったと思います。

最終章 感謝を込めて

 如何だったでしょうか。本当なら、まだまだ、書けたかもですが、これが限界です。何より、これを観ても、誰も理解出来ないと思います。
 僕自身も理解出来ません。それだけ、情報量が大きくて、何より、観ないと理解出来ません(笑)。観ても、十全に理解できるわけじゃないので、何となく、ライブ感が伝わってくれたら、幸いです。
 神谷さんも言ってましたが、このイベントするまでに、小野さんと諏訪さんがあの疫病に感染したりと大変なこともあり、このイベントを開催出来たのは、全て、お客様が丁寧に暮らしていたからこそという話が、とても、印象的でしたね。
日々を送っています。これからも、気を付ける日々は続くし、きっと、永遠にこれの繰り返しで一生終わらないのかもしれません。永久に、このエンドレスループだと、僕自身も思っています。

 だからこそ、その頑張りを、声も出せないとう制限がありながらも、開催されたこのイベントの大切さが、より一層、実感出来るのではないでしょうか?
 皆、苦しい中、傷つき、倒れそうになりながらも、頑張ったからこそ、笑顔になれる瞬間。それが、このDGSのイベントに全て込められていたと思います。
 僕自身、あの疫病の所為で、イベントを延期され、後ろ倒しになった所為で、もしかしたら、この15周年祭に行きたかったという怨嗟もあります。出来たら、CAMPも行きたかったし、6.9も参加したかった。とにかく、ついてない。どうしても、イベントに行けない怨み辛みが自分を支配しています。

 なので、いつかは、DGSのイベントに現地で参戦したいし、声も出せるご時世になって、同志と思いを打ち上げたいと心底、思う今回のイベントになりました。
 それ位、楽しかったし、何度も観たいと本気で思っているので、Blu-ray出たら、買います!!!

 心がカオス過ぎて、意味も分からない感情が今も走り続けていて、どうしたらいいかが、分かりません。それ位の情報量、それ位の時間で放送されたこの15周年祭。時間が経った今も、消えない、忘れたくないという思いが込められた約4時間だったと思います。
 このblogを書こうと思った理由の一つが、この記憶を忘れたくなぁいという気持ちで書いているので、これを観て、あの人達バカなことしてたなと思い出して、元気になろうと思いましたね。

 最後になりましたが、これを読んでくれたDeargirl、boyの方が居たら、僕の蒼のカリスト垢に連絡宜しくお願いします。
 これを読んで、DGSに興味を持ってくれたら、radikoで全国展開されており、文化放送で土曜25時とラジオ大阪で放送中です
 他にも、youtubeとニコニコ動画にて、過去アーカイブがあります。ニコニコ動画のDGSチャンネルには、裏談話室という有料配信もあります。詳しくはリンクを貼りますので、興味がありましたら、観て下さい。

 ここまでのお相手は蒼のカリストでした。
 DGS語りに続く!!!!!


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