学生起業で2年が経ち、起業の面白さがなんとなく、わかりました。

はじめに

axisemの和田です。現在、中央大学4年生でして、大学2年の9月に法人の登記をしました。資金調達はしておらず、自己資金運営にて無事に3期目を迎えることができました。会社規模は10名弱で、年商1000万円を超える事ができました。前年同月比で売上10倍を達成できたので、来季はもう10倍、達成をできるよう組織と共に意気込んでいる所です。

さて、今回の記事なのですが、日々の考えの変化や、axisemという組織が何を狙っているのか、日々変わっていく環境の中でどういうことを考え、どういうアクションを取っていきたいのか、などを発信していきたいと思っています。

初めは、改めて大学2年時からの創業時から振り返り、次の10年間何をしていくのか、をまとめてみたいと思います。

創業から振り返ってみて

起業はフリーターと変わらないと、創業から2年たった今でも思います。登記をした次の日から何か劇的に変わる!なんてことはないですし、1日の生産性において「自分は何をするべきなのか」をきちんと捉える事ができなければ、世界が退屈に見えたりします。唯一フリーターとの違いをあげるとすれば、「期限」を決め、「利益」を出し、目標に向かって「他者と共に歩む」事なのではないのかな。と感じます。(あれ、結構違う?笑)

つまり、自分が動かなければ、足元の事業は動かないですし、組織も動けない。という事実が最初の突っかかりとしてありました。

そのため、起業の面白さは、足元の事業や人と向き合う事、そしてその地点で見れる時間軸の幅(1年後、5年後、10年後や20年後どうしたいのか)の確からしさを常にアップデートし続けていくことなのでは、と感じています。(←ここの理由は後述できれば、と思います)

とは言いつつ、、創業の始めの頃は、他の学生とは違う何かをしたい、という思いでスタートをしていたので、交流会に頻繁に顔を出しつつ、メンバーにはタスクの雑振りと意味もない仕組み化を繰り返し、組織を疲弊させていました。反省です。謝りました。

振り返った中での起業の面白さ

社会は複雑です。そもそも人間自体が複雑で、そこにテクノロジーとか政治・時代の流れとかが絡んでくるので、捉えようとするとなんだかよくわかりません。

その中での起業の面白さは、実践を通した学習を持って、複雑な社会を紐解いていきながら、強い組織と利益を作り続ける事にあると思います。

地に足つけて話すと、事業という実践をしていく中でわかった「気づき」を拾い集めていく過程で、行政や既存プレーヤーでも手がつけられないような、だけれども「社会ってこうなったら、もっと良くなるよね。」と一定同意が取れる環境を発見し、手を打ち続ける事で、会社自体が利益を出し続けることにあるのかな、と思ったりしています。

次の10年間

最後に次の10年間、自分がどんなスタンスで仕事に臨もうかという話をしたいと思います。

「雇用の最適化」という社会課題に向き合いたい。と次の10年間は思っています。これは、他社と一年間インターンシッププログラム構築をさせて頂いた中で見えてきた観点でして、企業は良い学生と出会いたくて、学生は自分に合う企業に採用をして欲しい、のです。

もう少し話すと、新卒の領域では、学生目線が含まれていない事や少子高齢化と共にカルチャーフィットを求める傾向が強まる一方で、母集団応募の波が続いている。など不完全さを感じ取れる側面が強い事があげられます。

そのため、事業という実践を通して、新卒領域について学び続けながら、足腰強く、発達し続けられる組織文化を作っていきたい。と今は感じています。

また、去年、友人宅にいくサービスをやっていましたが、ユーザー体験をどのように設計をすれば『人は家にいくのか』は理解してきたものの、新規開拓サービスより初めてしまうと、日本のマーケット上、リスキーであることが判明したので、今は横においています。(いずれ取り掛かりたい事業アイデアですが、現体験を元にしているので、そうそう熱が絶えることはないと思いますし、「雇用の最適化」の先の展望にも統合できそうな領域ですので、今後取り組みたいな、と感じています。)

それよりもまず、やり込めると良い領域として「雇用の最適化」に取り組んでいこうと思います。未だにビジョンやミッションとは何かの会話も2年経った今でも続いているので、随時noteもアップデートをしていけたら、と思っています。

では、また!

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