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【週末投稿】つれづれ有用植物#193(ヒユ科フダンソウ属:レッドオラッシュ)
日本ではあまり馴染みがない植物さんですが、サラダの飾りつけやお浸しにして楽しめます。香りもホウレンソウに似ている事から「ヤマホウレンソウ」とも呼ばれていますが、ホウレンソウとは種が違います。
※ホウレンソウは「ヒユ科アカザ亜科ホウレンソウ属」です。
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何度かこのエッセイで植物の命名について、混乱が起きている事をご紹介しておりますが、この植物さんもその様ですね。
この植物は、季節を問わずほぼ1年中収穫できるという特徴から「フダンソウ(不断草)」とも呼ばれています。
このフダンソウという名称は、同じフダンソウ属で茎の色が黄色、緑、ピンク、赤色など様々な彩を演出する「スイスチャード」という野菜の別名でもありますし、同じ仲間で緑色一色固定で製品名として存在する「フダンソウ」もあります。みんな同じフダンソウ属の植物ですので正しいといえば正しいのですが、総称名では植物を特定できませんよね。
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また「オラッシュ」という名称も曲者で、海外で似た植物として Garden Orach などと呼ばれているものは、Atriplex hortensis という種を指す事が多く、こちらはヒユ科ヒユ属の植物の総称である「アマランサス」類を示しています。こちらも見た目が似ているのですよ。
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以上が植物の名前からその植物の特徴を探る事はとても危険な場合があるという事例でした。なんとカオスなのでしょうか。
だいぶ脇道にそれてしまいました。
このレッドオラッシュは、葉の裏から見ても綺麗な透き通った感じの赤色で風にそよぐととても素敵です。
PinguBanana も育てています。
赤い色がレッドオラッシュ、チリチリしている緑葉がワサビ菜(アブラナ科)です。
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もう少し大きくなったら、収穫して食べてみようかな。
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