【週末投稿】つれづれ有用植物#187(ヌマハコベ科クレイトニア属:ペルフォリアータ)
北アメリカの西部に分布いている一年草です。
湿り気のある日陰に生え、高さは10~35センチになります。
別名「ウィンターパースレイン」、「マイナーズレタス」とも言われます。
多肉植物で直径5センチほどの円形の葉が1個だけつきます。
3月から7月ごろに総状花序を出して、小さな白色の花を咲かせます。
葉、茎、花ともに食用でき、シャキシャキとした歯ざわりが楽しめます。
大きくなった葉はお浸しなどに、ベビーリーフは癖が無くサラダや付け合わせに利用すると良いです。
日本では種を購入する事ができますが、一般的に「クレイトニア」という名称で売られていますが、学名は「クレイトニア・ペルフォリアータ (Claytonia perfoliata)」です。クレイトニアは約33ほどの種があります。
日本では「冬スベリヒユ」とか「マイナーズレタス」と呼ばれる事が多いかもしれません。
以前は「スベリヒユ科」に分類されていましたが、APGⅣ分類体系により2009年に「ヌマハコベ科」に変更になりました。
<参考>
樋口直哉 様
謎野菜シリーズ『マイナーズレタス&カーボロネロの花』