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嘘をつくこと、謝ること

「なにか趣味でも見つけたら?」 職場の人に言われた言葉だ。 わたしは暗い。ほぼ根暗と言っても間違いではない、というか当たっていると思う。 昼間は仕事のことで頭をいっぱいにして、余計なことは考えないようにしている。いちばん安心する時間だ。 問題は朝と夜。朝は目覚めた瞬間が1番虚しい。そして夜、夜は生きているのがしんどくなる。生きてゆくのも嫌になる。そして眠れなくなる。 さすがにここまでは誰にも話せない。 夜何してるのー?という先輩からの問いに、「特に何もしてないです。ドラマ

    • ただの備忘録

      強くなりたい。私と会った人が癒されるような、陽気なパワーを分けられるような、人になりたい。 私は自信が無い。自己肯定感が低い方だと思う。臆病で、繊細で、環境の変化とかに弱い。 でも私が尊敬する女の人は強い。 自分に自信がなくて自分を卑下している時は、ダメな人しか周りにいなかった。 そう言っていた。 半年前、正直言ってクズだった元彼を振った。スッキリした。ついでに嫌々行ってた知り合いの集まり(社会人サークル)みたいなものも一切行かなくなったし連絡先も消した。すると、週2で崩

      • 誰かのライター

        もうすぐ24歳。体感的にはもう25-26歳くらいなんだけどなぁ。 社会では、若いということが不利に働くことも多し。 ・・・ 先日Aesopに行った。 恋人への誕生日プレゼントを買いに。 色々と考えを巡らせて、良い買い物ができたと思う。気に入って貰えたらいいのだけれど。 そしてつい、自分へのご褒美として化粧水も一つだけ買った。 その晩、化粧水を使って初めに思ったことは「自分のこと大切に出来てるな。よし、よし。」だった。すごく浸透するのが早くて感動したが、それは2番目に思った

        • チェーン店の良さ

          チェーン店の良さ、というものがある。 人によっては良さとも言えないものなのかもしれないが、私はそれを良さと捉えている。 まずは清潔な店内に薄い茶色をした木のテーブル。夜にはありがたいほどの明るい照明は土曜昼間の平和の象徴。 きちんと均等の取れている盛り付け。例えばこれは何グラム、これは何グラム。その正しさを愛している。 プラスチックの軽いコップ。食器を返却する場所。マニュアル化された接客。 とにかく私は、すべてがきちんと決まっていることが好きで、それこそがチェーン店の良さだと

        嘘をつくこと、謝ること

          5.18 謝る日

          正直に、誠実に。自分から心を開いたら相手もきっと応えてくれる。不誠実な対応をされたら、それから相手との関係を考える。 こんな考え、甘いのだろうか。 やはり、正直者は馬鹿を見る のだろうか。 不器用で正直な人ほど誰かの濡れ衣をきて代わりに謝っているような気がする。かくいう私もその不器用な方の1人。 誰かの代わりに怒られて、指示されたことをしただけなのに他方面からそんなことはしなくていいと言われて、謝って、また誰かのミスを代わりに謝る羽目になって、 そんな一日でした。つか

          5.18 謝る日

          久しぶりに何かを書こうと思う

          久しぶりに何かを書こうと思う

          月の見える部屋

          知らなかった。 1年間住んで、窓の外もよく見てたつもりだったけど、この部屋の出窓からは月が見えるんだ。 君と共有したかったな。今隣に君がいてくれたら… 想像してみる。「あ!みてみて、ここから月が見えるよ!」 『わ〜ほんとだ!綺麗だね。月が見える部屋っていいよね。』 他にはなんて言うかな。『俺は三日月が好きだけど海は満月が好きなんでしょ?』て笑うかな。月が綺麗ですねって、おどけるのかな。それでも最後は、ここから一緒に綺麗な月を何回も見ようって、私の目を見て言ってくれるんだろう

          月の見える部屋

          あれも話そうこれも話そうって思うのに、いざ会うとなんにも思い浮かばなくて、くだらない話ばっかりしてしまう。これは恋です

          あれも話そうこれも話そうって思うのに、いざ会うとなんにも思い浮かばなくて、くだらない話ばっかりしてしまう。これは恋です

          時間は確かに、ここにいた

          あれはたしか、私が大学生の頃。 この本がTwitterの丁寧な生活界隈でやけに流行ってて、当時から江國さんが大好きだった私はなんかちょっと嫌だった。 でも、古本屋さんで偶然見つけて、持ってなかったので買ってみた。 まだ本当の恋も愛も知らないとき。 だから、読んでみたけど全然ピンと来なかった。 それをこの前、実家に帰ったタイミングで読み返してみた。(実家に置きっぱなしにしていた) すごかった。 数年前はピンと来なかった言葉たちが、本当の恋、初めての愛、そして本当の失恋を

          時間は確かに、ここにいた

          朝の光

          恋をした。愛を知った。 好きで好きで大好きで、2人して泣いてどうしようもなくなって、毎日会いたくていつでも電話してたくて。私、人を本気で好きになると重いんだなぁって知った。 私は正直、ちょっとモテる。告白される度に「この人なら好きになれるかも」そう思える人とは付き合ってみた。でも全部上手くいかなくて、喧嘩やすれ違いが増えてった。 今好きな人とは出会って1年半。喧嘩は1度もしていない。そして付き合ってはいない。どうしたって付き合えない関係性。 私は形に残るものは贈れない。なんな

          朝の光

          たまにね、思うんです。 今いるこの現実は実は全部夢で、目覚めたら私は実家の布団の上で、彼氏とも親友ともで会う前で、私は渋々会社に行くんじゃないかと。 だってここ2ヶ月で私の人生はガラッと変わった。22時の高速道路が眠気でぼやける。 夜になると安心する。 夕方は好きだけど、真っ暗になると自分の居場所がやっと出来たみたいでほっとするんだ。 朝と昼は嫌い。みんなせかせか動いてて、太陽が眩しい。居心地が悪い。 ずっとずっと夜ならいいのに。 こんな夢、覚めなければいいのに。 いやむし

          思い出作り

          夏の思い出作りに行ってきました。 前から行きたかった「フランス絵画の精華」。 去年だったか一昨年だったかの「フェルメール展」に行きそびれてしまったので、今回満を持してのリベンジです。 どこに行くにもひとりが好きで、だから美術館も1人でたまに行きます。見たい展示があれば。 映画も行くし寄席もいくし、ただ焼肉だけはどうしても1人では行けません。笑 まあともかく…フランス絵画の精華、とっても良かったです。 絵の横の解説を読んでから絵を見る方がストーリー性を理解出来て面白い。これは

          思い出作り

          風邪っぴきの夢

          どうにもこうにも体調が良くならず、微熱もあるし頭痛もするしってことで、教習所キャンセル。 あーあ、せっかく予約取れたのにまた10日後だよ。3週間も空くとさすがに忘れるよ? 頭痛い、寝よう。 ・ 夢を見た。 真っ白な部屋で、窓が大きくて光がよく差し込む。 床には外国製のカラフルな木のおもちゃたち。 そこで子供が遊んでる。いや、私が子供だったかもしれない。 まあどっちでもいい、子供は大好き。 ・ ただそれだけの夢。 昨日お笑い番組を見ていて、なんだか妙に芸人さんが小さく

          風邪っぴきの夢

          ただ住みたい部屋を書くだけ

          休み!って気持ちで起きたのに実際には連勤最終日だった。 しかも変な夢を見て5時に目覚めてしまった。 なので、住みたい家のことでも考えようと思う。 実は1回一人暮らしをしたのだが、通勤時間が自転車で30分→電車で1時間ちょっと に変わって、家を空ける時間も格段に長くなったので実家に戻った。 今思えば「よくこんなところで生活できたよな」というようなところで一人暮らしをしていた。(布団とテレビのみの部屋、深夜に大量に水が漏れてきて管理センターに電話するとクレーム扱い、休日の早朝に

          ただ住みたい部屋を書くだけ

          真夏のもとで、ふたり。

          会社の裏には小さな隙間がある。太陽もそこそこ当たるし、影もある。 好きな人は毎日そこでタバコを吸う。 立ってるときもあれば、座ってる時も。 今日は陽の当たるところでしゃがんでいました。 そして私、勇気をだして隣にしゃがみました。 どうしても相談したいことがあったので自然とそういった形になったんだけど、とても嬉しかった。 2ヶ月ぶりくらい?久しぶりに、目を見て笑顔でじっくり話せて、嬉しかったなあ。 2ヶ月間、忙しかったりケンカしたりしてまともに話せなかったの。 何をどう書いて

          真夏のもとで、ふたり。

          あなたが本を読む理由

          その人にしか生み出せない言葉、というものがあると思います。 本好きな方なら共感される方もいらっしゃると思いますが ○○という作家さんの、この本のここの言葉遣いが好き!みたいな。 今現在22歳の私は、「それ」をより多く知りたくて本を読んでいます。 言葉遣いで言えば川端康成が断トツで好きです。 静かでどこか影があり、エロティックで、でも下品ではなく… そういう所が本当に好き。 最近では村上春樹も好き。村上春樹は、普通の人がピックアップしないようなこと(一見どうでもいいような、

          あなたが本を読む理由