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限りある人生

昨日、98歳の祖母に会いに行きました。

一昨日、父から
祖母が誤嚥性肺炎で入院した。 
危険な状態だと
連絡があり、
昨日、両親と妹と会いに行きました。

朝、
子どもたちにも

「大ババが入院しちゃったから、
 ママ今日お見舞いに行ってくるね」

「え?そうなんだ」

子どもたちも心配そう。

小学生組が出かけた後、
次女が幼稚園の準備をしながら

「大ババに手紙書く」

「そっか。喜ぶよ。ママ持って行ってあげる」

次女の優しさに泣きそう(T ^ T)

おおババ、はやくげんきになってね。

の言葉とともに
おおババと自分の似顔絵を描いていました。

「ちゃんと渡してくるからね」

私は次女のバスの見送りがあったので、
あとから一人で行くことに。

次女を見送り、
病院に向かう。

なんだか、道中、
車を運転しながら祖母との
思い出が蘇り泣けてくる。

どうしよう。
もう泣きそう。

病院に着くとすでに
家族はいました。

病室に入れるのは
二人ずつでいられるのは10分。

私が着いた時には
父とおばさんが病室に行っていました。

戻ってくると、

「今は意識もちゃんとしてて、話せるわ」

ほー😮‍💨
なんか安心する。

次に母と妹が行き。

戻ってくる。

「うん。顔色もいいし、しっかりしてた」

母も妹も安心した顔で戻ってきました。

ほー😮‍💨

次は私と妹で行きました。

よし!笑顔で元気よくいこう!😆

エレベーターを降りたとき
そう心に決める。

ドアを開け
ベッドの祖母が
私の顔をみて、目が合うと。

「ありがとう😊」

ニッコリと笑い
そこにいたのはかつて私に
いつも見せてくれた祖母の
笑顔があった。

お、お、おばあちゃ〜ん(T . T)

その瞬間、私の涙腺は

崩壊しました(T . T)

子どものように泣きじゃくり
おばあちゃん!って言いたいのに

ヒックヒック

もう言葉が出ない。

そんな私をみて
妹が祖母にたくさん話しかけていました。

思い出を語る妹の話に
またまた私も思い出が蘇り
どんどん泣けてくる。

私の泣き顔を見ながら
祖母は微笑んでる。

私がmymyだとわかっているのか
いないのかはわかりません。

けど、そんなことはどーでもいい。

妹が語る言葉に祖母は
うんうん。と頷いていました。

私は祖母の手を握ることしかできない。

そうだ!次女の手紙。

ふりしぼり

「おばあちゃん。これ次女が描いたんだ。
 おばあちゃんと次女の絵だよ」

うんうん。
頷き、嬉しそうに私の持つ絵を
眺めていました。

涙が止まらないまま10分が経ち

「おばあちゃんまた来るからね!待ってて」

バイバイ。

手を振ると

祖母も手を振ってくれました。

それだけ言えた。
言えてよかった。

病室を出ても涙が止まらない。

待っていた
父も母もおばさんも驚いただろう。

病院にも長いは出来ないので、
そのまま帰宅。

おばさんに来てくれてありがとうね。

と言われ 
おばさんの方が辛いだろうに
私がこんなに泣いてしまって。。。

帰りの車の中でも
涙が止まらない。
どうしたら止まるんだー。

家に着き
ようやく泣き止む。

永遠のいのちはなく、
必ず人は亡くなる。
生まれた瞬間、その運命からは
逃れられない。

祖母は98歳。
いつかはそんな日が来ると
覚悟はしていたものの、
実際に近づくとこんなにも悲しいもの
なんだ。

大正生まれ。
もうそれだけでスゴい!

今日も父は祖母に会いに行くようなので、
長女たちも手紙を書いたので、
父に預ける。

限りあるのが人生。

誰からも慕われた祖母のように
生きたい。
願わくばまだまた生きていてほしい。
それが私の本心だ。

祖母は今なにを思い、
なにを感じているんだろう。

そんなことを想像すると
私の願いはどうでもいい。

私が今言えるのは

おばあちゃん!大好きだよ❤️


読んで頂きありがとうございます。
今日もみなさまがhappyな1日を過ごせますように。

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