なんで生活保護受けたの?
僕は救護施設に勤めていて、このnoteでは救護施設を少しでも一般的な福祉施設にしたいと思って書いてます
今日は
なんで生活保護受けたの?
という話をしていきます
なんで。。。
まぁ、そりゃ理由は生活困窮です
っていう理由を紹介のコーナーではなく
なんで生活保護受けたの?
って聞くことあるよって話し
なんで生活保護を受けることになったのか、利用者の中にはあまり触れられたくない方もいますし
役所からの引き継ぎには文字起こしされた本人の情報が山ほど載ってたりしますから、本当は聞く必要ないかもしれません
それでも、僕はいつも聞いています
なんで生活保護受けたの?
って
新しい利用者が入所するにあたって、面接をするんだけど、そこで利用者からは、今後の希望だけじゃなく、山あり谷ありの生活暦を聞くことがあります
例えば、
昔は漁師だった
とか
西成で白手帳もらって生活してた
とか
左官になるために来阪した
とか
海外の国債を売買して、億以上の収入があった
とか、ほんと色々
それが、支援に役立つこともあるんですが、今日は置いておきます
そんな生活歴を聞く中で
救護施設に入った経緯については
“入れと言われたから来た”
なんて、半ば強制のような答えも少なくないのが現状で
“自分には選択肢はなかった”
そんな言い方ですね
たぶん、そういう人は
受け入れたくないのでしょう
“自分は生活保護がないと、もしくは施設に入らないと生きていけない状況なんだ”
と、納得したくないんだと思う
完全には分かってあげられないけど、自分の人生が無駄になったような感覚なのかな
そんな時に例の質問
なんで生活保護受けたの?
不躾な言い方と思うかもしれませんが、これにはちょっと理由があって、オブラートに包んだ質問にはオブラートに包まれた答えが返ってきやすいんです
(経験です エビデンスはありません)
敬語で話せば敬語で話しますよね?
そんな感じです
この質問から
過去の自分を噛み砕いて説明してもらいます
三角関係に困ったことがある
仕事では誰に負けたくなかったんだ
友達に借金したことがあるな
ホームレスしてたけど、友達が多かったんだ
なんてのを自分の言葉で話してもらいます
これを僕は
今の自分を納得するための作業
だと思っています
今の自分に納得すると聞くと、なんか人生諦めたかのように聞こえますが、今の自分を見失ってる人は往々にいて
そんな方に今の自分を認めてもらい、自分の希望や願望までの距離を確かめてもらうには、絶対に刺さる方法だと思います
今の自分を納得する
次に進みたい人はぜひ
ということで、
今日は、救護施設から
どうして生活保護受けたの?
をお伝えしました。
また読んでください。
あくまで、僕の支援方法ですし
生活保護を受けるに至った課題が本人因子だけじやないのは言うまでもないです^ ^
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