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2024年6月2日の日記

 海や湖に行く時、つい手を滑らせてスマホを池ポチャ、そのまま水の底に。そんな余計な妄想をしては毎回ゾクッとしている。
 自分が過去にそういう経験があるわけでもなく、またその実例を見たわけでもないが、何故か毎回私の脳はそんな心配をする。

 スマホを落とすよりも、自分が水面に落ちる方が遥かに危険だ。そもそも水面にスマホを落とすってことは、船のデッキから身を乗り出して水面の写真を撮ろうとしているシーンなわけで、この2つの危険が併存している。
 己の身の危険よりも、携帯電話を海に落として笹舟のように流れていくほうが遥かに恐ろしいと思う。電脳世界で生きる私たちにとっては、世界と遮断されてしまう、それが一番身近な恐怖なのかもしれない。

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 さてもう6月。恐ろしいことに2024年折り返しである。今年なんかいいことあった?世間的にはほぼなかったんじゃないか。この先、世界がよくなる兆候が全く見えない。これは杞憂ではないと思う。
 物憂げな6月の雨に打たれる無垢な季節、愛に満ちた季節、結婚するならジューンブライドがいい。
 そういえばどこかに忘れてきた折りたたみ傘の代わりをまた買わなければ。私は雨に打たれるのは趣味じゃないので。

 
 

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