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僕のスペイン滞在記 #5

おはようございます。店長の田中です。
今日は大晦日。皆さんはどうお過ごしですか。
僕は今日も仕事です。最近仕事ばっかりしているので、昔を思い出す作業は、現実から離れて一息つける作業にもなっています。

ということで、20歳にスペインのバルセロナに留学していた時の思い出を綴る「僕のスペイン滞在記シリーズ」。今日は友達編。
アンヘルという友達との思い出をお話しようと思います。
過去に登場したアメリカ人のピーターもそうでしたがアンヘルもイケメンです。
アンヘルは、スペイン語で天使。英語でエンジェルです。天使とはかけ離れたエロの塊であり、懐の深いいいやつです。
#2歳年上
#スペインでは上下関係が破滅

僕に俗語というものを教えてくれたやつでもあります。人とのつき合い方を教えてくれたやつでもあります。
#エロは世界共通
#本当に優しい男とは男にも優しい

では、はじまりはじまり。

◆友達編

アンヘルは、サンティアゴ・デ・コンポステラというスペインの西部の出身で音楽の勉強をしにバルセロナに来ていた。

僕は彼とルームシェアをしていたわけでもないのだが、彼は寮のリーダーであった。年齢的なリーダーは別のジョルディだったが、精神的な拠り所はいつも彼であったように思う。
誰にでも優しく、自らバカをやり周りを笑わせる、下ネタ大好きの真面目なイケメン。
みんなの相談にものり、いつも周りを気にかけていた。店長の僕はそういった姿を参考にしているところもある。
アンヘルは結構完璧だ。
#お酒はめちゃくちゃ弱い
#弱点発見
#女子だったら惚れてた

僕らはどちらかというと、留学から帰国してからより仲良くなった。
留学中は、その優しいところに甘えた僕と夜眠い目をこすりながら話してくれた記憶が残っている。宿題もよく見てもらっていた。
#夜弱いのも弱点
#彼女が遊びにくるとすぐ部屋の鍵を閉める
#愛してると言いまくる

僕は留学から帰国後、学生の間に2回スペインに一人旅をしている。
そのうち1回はスペインの中央と西部の街を回った。その中にアンヘルの実家がある、サンティアゴ・デ・コンポステラがあった。彼の出身地は、世界遺産の大聖堂があり、三大巡礼地の1つであり、巡礼の最終地点でもある有名な場所だ。
僕は事前にアンヘルに連絡を取り会う約束をした。僕はお金がなかったので移動は基本は夜行バス。バルセロナからバジャドリッドを経由してサンティアゴ・デ・コンポステラへ向かう。

現地についたのは夜。いつも待ち合わせは無事会えるか不安なのだがアンヘルは昔と変わらない感じで僕を待ってくれていた。
会うのは1年ぶり。それを感じさせないのも彼のいいところ。でもあれ?何人か友達がいる?
聞いてみるとこれからフットサルらしい。
勢いでついて早々フットサルをすることになる。待て待て宿もとってないぞ。
#僕の旅行は宿は現地で決める

フットサルをがっつりやり、キーパーの時にメガネを壊して宿も取れてない。ありゃりゃあ。
でも、アンヘルは決まってたかのように実家に泊まるように言ってくれた。さすがだ。
僕も遠慮しない。優しい子どもの親は優しい。
いきなり現れたアジア人を快くとめてくれる。
食事も、服も、部屋も用意され、なんなら次の日のサッカー観戦もプレゼント。至れり尽くせりとはこのことです。僕が用意したのは、日本のCD1枚。恥ずかしくて死にたくなる。
#もてる男は優しく気配りと配慮ができる

2泊させてもらい世界遺産の大聖堂にも行き、1日はフリー。大聖堂や街の絵を描いて回った。

大聖堂の中

アンヘルの家族はずっと温かかった。
なんでこんなに優しくできるのだろうかと思う。そこに僕はあまえかきれないわけだが、
楽しい時間を過ごすことができた。バルセロナとは違う、地方の都市の魅力。人の魅力。
とても感謝している。

そんなこんなで久々のアンヘルとの再会を終え、僕はスペイン横断の寝台列車でバルセロナへと帰る。
16時間だったかな?6人1室の部屋。これももう経験できないかもしれない。


◆今回の学び

友達は大切
優しくできる人、懐の深い人に人は集まる
何事も経験
ガイドブックにもない素晴らしい場所が
世の中にはたくさんある
信仰を支えに生きている人もいる


スペインでは沢山の恩を受けて過ごしました。
僕にできることで返していきたいと思って過ごしています。

今日も読んでいただきありがとうございました。友達編、どうでしたか?
過去のシリーズも併せて読んでいただけたら嬉しいです。

◆ご挨拶

今年の4月11日に始めたnote。皆さんのおかげで楽しく続けてこれました。いつもありがとうございます。感謝したいます。大好きです。

僕は何か皆さんの未来につながるような話ができたでしょうか。
2021年は、更に挑戦していきます!
一緒に楽しみましょう!
2021年も宜しくお願いします!


以上、店長の田中でした。

またお会いしましょう!



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