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育て直し 3月22日(火) 言葉が人格を作る

【日記】 なぜか、ご飯のときにイスにじっと腰掛ないことが多い。ゴソゴソしたり、立ち歩いたりする。
 今日は、イスの上にうんこ座り(和式便器の座り方)をしていた。行儀の問題もあるので、「足を床につけて、ちゃんと座りましょう。『行儀悪い子やね』と言われてしまうよ」と声かけした。
 しばらくこちらを睨んでいたかと思ったら、急に大きな声で「(よーし)座たろうやないか」と答えた。👨‍🎓 その後、言葉通りに座ってくれた。
 おお、怖(こわ)!! 家庭内暴力梓版の始まりかと思った。今から、小学校の高学年の時が急に心配になってきた。

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【解説】 別に親の指示を聞いて座ってくれたので、放っておいてもいいように思えます。しかし、この口調はいけません。親を対等か下に見た発言のように聞こえます。
 本人は、そんなことを考えてはいませんがこのような口調を続けていると、小学校に行き出したころには、本当に親を見下すようになってしまいます。言葉が、人格に影響してくるのです。
 従ってこのような乱暴な口調は、「想像」「共感」「覚えて」で正しい言葉に修正しておきましょう。

【セリフ】
「梓は、イスにじっと座っているのが好きじゃないみたいだね(「想像」)。でも、お父さんの説明を聞いて、ちゃんと座ってくれようと思ったんだね。偉いね(「共感」)。そうやって行儀を覚えていってね。でもね、そのときに『すわったろうやないか』じゃなくて、『これから行儀よく座ります!』と言うんだよ(「覚えて」)。そうじゃないと、今度は梓の言葉で周りの人がびっくりするからね。覚えた?1回言ってみて。」
「行儀よく座ります。」
「そうだね。よく覚えて言えたね(「共感」)。」

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