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育て直し 12月8日(火) 「やりもらい」がわからないと、相手のことが分からない

【日記】 仕事から帰ってきて、「ただいま。」と言ったら、初めてオウム返しではなく、「おかえり。」と言ってくれた。今まで、「だだいま」に対して「だだいま」一本槍だった。この成長が大変嬉しい。やっと、「やりもらい」が分かってきたようだ。👨‍🎓
  
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【解説】『やりもらい』とは、「あげる・もらう・くれる」を使った表現を
言います。これは、あげる人ともらう人が別だとわかっていないと理解できません。つまり、「やりもらい」が分かることは「相手がいることがわかる=相手の気持ちが分かる」ということを意味します。
 「やりもらい」が分かっていない子どもを、見分ける方法があります。分かっていない子は、さようならの手をふるときに手のひらを自分の方に向けて振ります。
 これは、「さようならのときは、手のひらを相手に向けるのが普通だ」ということが分からないのです。自分と相手の立ち位置が違うことが理解できていないのです。だから、さようならを見えたままを模倣するので、手のひらを自分に向けて振るのです。これを『逆さバイバイ』といいます。この症状が長く続く場合は、検診等で相談しましょう。
 


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