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・漫画好き (週刊少年ジャンプ系全般、楳図かずお、藤子・F・不二雄、手塚治虫、諸星大二…

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・漫画好き (週刊少年ジャンプ系全般、楳図かずお、藤子・F・不二雄、手塚治虫、諸星大二郎、etcetc) ・映画好き (ホラー系、SF系) ・音楽好き(プログレッシヴ・ロック) ・小説好き(SF系、その他なんでも) ・お絵描き好き(最近あまり)

最近の記事

2023年映画ベスト10

あけましておめでとうございます。というのもはばかられるくらい、元旦の令和6年能登半島地震、2日目の羽田空港でのJAL機体と海上保安庁機体の衝突と、昨今の暗い世界情勢の中にさらに影を落とすような心が苦しくなる天災・事故から、2024年は幕を開けてしまいました。命を落としてしまった方々のご冥福をお祈りするとともに、震災からの一人でも多い救出・一日でも早い復興と、羽田空港の事故については一刻も早い原因究明と再発が起きないことを心よりお祈りいたします。 私は家族とともに例によって双

    • 【ネタバレ有】『プロジェクト・ヘイル・メアリー』感想

      SF小説が好きです。 特に好きなのは『新世界より』や『渚にて』『ザ・ロード』のような終末観あふれる、寂寥感あふれる作品なのですが、一方で『星を継ぐもの』や『幼年期の終わり』『火星年代記』のようなこちらの想像の及ぶべくもない広い世界を味わわせてくれるものも好きです。 当作品はその中間に位置しつつ、読後感の満足度と感動はここ数年の中でもぶっちぎりの、本当に最高のSF小説でした。ということで初めてnoteでSF小説を紹介します。 【抜粋したあらすじ】 「グレースは、真っ白い奇

      • 『ゴジラ -1.0』弱ネタバレ有り感想

        『シン・ゴジラ』以来7年ぶりの純国産ゴジラ。監督は山崎貴。 この初報を聴いたとき、期待感より先に不安が襲った方も多いと思うのですが、自分も完全にその一人でした。 興行収入80億を超えた『シン・ゴジラ』は、庵野秀明氏によるシン・シリーズの記念すべき第1作であるとともに数々のサプライズで、生粋のゴジラファンである自分にとっても人生の一作になりました。そんな『シン・ゴジラ』の次の多大なる期待感を背負っての国産ゴジラが、Your何とかとかSTAND BY何とかとかでアレな評判がたっ

        • シン・シリーズ3部作比較

          またも5ヶ月放置しました。 最近の暑さは本格的にまずいですね。今日はサマソニだったようですが、10年前に行ったサマソニでもマキシマムやBFMVの時に目の前で人がズバズバタンカで運ばれてたので、今はもっと酷いことになってるのだろうと予想できます。 さて本日は自分の大好きな庵野秀明監督のシン・シリーズの特撮3部作を独断と偏見でサクッと良い点と悪い点を箇条書きにしてみます。 1. シン・ゴジラ 【良い点】 ・ゴジラの迫力、恐怖がものすごい。変身もGood. ・それに右往左往

        2023年映画ベスト10

          湯宿温泉旅行記 & つげ義春の温泉

          先日、有給休暇を利用しまして湯宿温泉というところに一人一泊旅行をしてまいりました。湯宿温泉というのは敬愛する漫画家、つげ義春氏の『ゲンセンカン主人』という作品の舞台でもありまして、氏のエッセイ集『つげ義春の温泉』にも登場します。 この『つげ義春の温泉』に出てくる温泉を一人めぐるのが自分のひそかな楽しみでもあるのです…が、なかなか時間も作れず、かつ時間が作れてもそもそももう営業していなかったりとか改装中だったりとかで中々進められてはいません。そんな中この湯宿温泉に訪れるのがす

          湯宿温泉旅行記 & つげ義春の温泉

          【弱ネタバレ有】映画レビュー 『PLAN75』

          Amazon Primeでずっと気になっていた映画『PLAN 75』を見ました。 高齢者が増え、若者による高齢者殺害などの社会問題が多発した社会で、75歳を超えた老人が自身で安楽死を選べる制度:「PLAN 75」が国会で可決されたというディストピア化した日本を描いた映画です。なお「PLAN 75」を選択すると、 ・10万円支給 ・安楽死当日までのケア(コールセンターとの時間制限付きの会話など) ・死後の遺品整理もろもろ などの特典が与えられます。また葬式についても、集団

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          ポスターでみる映画史 / 恐怖映画の世界 &自分の好きなホラー映画ポスター

          先日、国立映画アーカイブにて行われた板「ポスターでみる映画史 Part4 / 恐怖映画の世界」というものに行ってまいりました。 垂れ幕にあるように「日本映画の歴史」もやっていましてそちらも大層良かったのですが、やはり「恐怖映画の世界」は自分にとって非常に素晴らしい展示で、大変楽しませて頂きました。 撮影可能なスペースは非常に限られていましたが、上記のようなクラッシックな作品以外にも代表作のポスターがこれでもかと敷き詰められており、Part4とは銘打っていますが十分に歴史を

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          マイ・ベスト・ホラー映画 10選

          またもnoteを放置しがちでしたので、突然ですがマイ・ベスト・ホラー映画のTop10をご紹介します。かなり思い付きで書いてますので明日には変わっている可能性があります。昨年・今年とホラー豊作な年でしたので一気にランキングが更新されました。それでは10位からどうぞ。 10位:ゾンゲリア(原題:Dead & Buried) 1981年のアメリカ産ゾンビ映画ですね。このあとわらわらでてくるゾンビ映画はテンション高め、血糊多め、内臓マシマシでグログロヒャッハー!なものが多いのです

          マイ・ベスト・ホラー映画 10選

          2022年映画ベスト10

          遅ればせながら、2022年映画ベスト10をnoteいたします。 ほぼFilmarksの引用ではありますが。 2022年も国内興行収入の1位から5位中4つをアニメが占める(ONE PIECE / コナン / SLUM DANK / すずめの戸締り)という、変わらないアニメ大国っぷりを発揮しつつ、トップガンが135億をマークし2位に躍り出るというボヘミアン・ラプソディ以来とも思える洋画実写の盛り上がりが印象的でした。 第10位:TITANE期待値天元突破してた「RAW」監督の新

          2022年映画ベスト10

          冨樫義博展-PUZZLE- 所感

          明けましておめでとうございます。実に8か月ぶりの投稿です。 今年はもう少しnoteも投稿出来たらなあと思っています。 さて一発目。明日まで六本木は森アーツセンターギャラリーにて開催中の念願の「冨樫義博展-PUZZLE-」に先日行ってまいりましたので、所感をnoteしたいと思います。いわずと知れた鬼才・冨樫義博氏ですが、いろんな意味で自分に影響を与えまくりな漫画家さんですので、この原画展は絶対に行かねばと思っていたんですね。結局ギリギリになってしまいましたが、やはり行っただけ

          冨樫義博展-PUZZLE- 所感

          『シン・ウルトラマン』 ネタバレ有感想

          『シン・ウルトラマン』を先日観てまいりました。賛否両論あろうとは思うのですが、「語りたい方が多い」映画であることは間違いなく、かつ興行収入も公開3日間で9.9億超えの好スタートということで、さすがは庵野秀明氏と樋口真嗣氏の黄金コンビと感じます。ということでもれなく自分もネタバレ有で語りたくて仕方ないので、久々にノートします。激烈にネタバレしますので、いやな方はここでバックしてくださいませ。 1. 原作にあまりに忠実&エヴァのような高速テンポ感しょっぱなの「ウルトラQ」高速処

          『シン・ウルトラマン』 ネタバレ有感想

          映画「ドラえもん」を語り倒す 第4回:のび太の魔界大冒険

          シリーズ第4回目です。3回続けて「鉄人兵団か海底鬼岩城をレビューします」といって破っているので、反省して「魔界大冒険」をレビューします。 先日次男の映画デビューもかねて「宇宙小戦争(リトル・スターウォーズ)」のリメイクを観に行きましたが昨今のリメイクの流れに沿う形で突拍子のない改悪などはなく、なかなかの良リメイクでした。この映画公開の副産物として今Amazon Primeでドラ映画がすべて見放題なのが熱いです。この機会に長男が見れてないものを片っ端から見ようと思います。

          映画「ドラえもん」を語り倒す 第4回:のび太の魔界大冒険

          2021年映画ベスト10

          あけましておめでとうございます。大晦日~新年はカミさんの実家と自分の実家で鬼のように出される飯を食らいまくっていたら過ぎていきました。明日から仕事開始ですね。リモートワークが主体だと、なんだか仕事始めもいわゆるスイッチ的なものがない気がします。ということで自分は、今週は1回か2回は出社して何とかスイッチを高めたいと思います。 他SNSでタイトルだけ掲示した2021年映画ベスト10ですが、せっかくnoteもやってることだし各映画へのコメントなどをつけながら振り返ってみようかと

          2021年映画ベスト10

          World Maker β版で遊んでみた

          集英社よりβ版リリース中のWorld Maker というアプリで遊んでみました。 ↓World Makerについては下記の公式note記事を参照。https://note.com/worldmakerapp/n/n2652aa3245c6 漫画を作るにあたって必要な作業「ネーム(※自身で考えたプロット=ストーリーをざっくりとコマ割りに落とし込んでいく、漫画の設計図)」を手助けしますよ、というアプリです。「こんな設定のマンガがあったら面白いのになあ」と思いついても実際にどう

          World Maker β版で遊んでみた

          映画「ドラえもん」を語り倒す 第3回:のび太のパラレル西遊記

          第3回目ですね。前々回、前回と、「次回は鉄人兵団か海底鬼岩城をレビューします」と言い続けてましたので、「パラレル西遊記」をレビューしようと思います。映画としては第9作目。藤子不二雄コンビ解消後初の映画です。 トラウマ映画としても名高いこの映画ですが、個人的には雰囲気含めて好きな映画の一つでもあります。ただ、メインゲストキャラであるはずのリンレイ の名前がどうしてもいつも忘れてしまう困ったチャンな作品でもあります。(紅孩児 という名前で覚えてしまうのですが…) いつもの通り

          映画「ドラえもん」を語り倒す 第3回:のび太のパラレル西遊記

          【非レビュー/個人的感想】YouTube等SNSと子供

          ※今回はレビューではありません。※ここに記載することはすべて、個人の感想です。(いつもそうですが)※この記事書き始めてから軽く数週間経っているので情報が古い可能性があります。 1. はじめにコロナ禍が長く続くにつれ、SNSでの問題も多くなっています。昨今では、DaiGo氏の発言が炎上をしていたり、蛍原氏が「雨上がり決死隊」解散の原因として相方のYouTuber化があると話したり、YouTubeの功罪が議論になることも多い気がします。 個人的なスタンスとしては下記です。

          【非レビュー/個人的感想】YouTube等SNSと子供