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毎日note

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400字以上の毎日note(内容は雑多)をまとめています。2021年12月からはじめました。2023年5月8日から、土日祝日を除く週日更新です。
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2022年11月の記事一覧

こぼれ落とさないように

noteを書こうとすると、「忙しい」「余裕がない」みたいな話になってしまうこの頃。そんな日常でも、なんとか、何かないかなと目玉をぎょろぎょろ動かす日々だ。 何もかも、ここが動機というわけではないけれど、コンビニでの買い物一つでもたまに「いつもと違うものを買ってみようかな」となる。 そういう時の脳内は、新しいおいしいものに出会いたい気持ちが5割、普段のメニューに飽きているのが3割、noteのネタになるかもしれないが2割くらいを占めている気がする。 そんなわけで、今日はセブ

濃いコーヒーでイイオンナ気分

ちょっとした息抜き、気分転換をするための「小さな幸せを感じられるリスト」のようなものが自分の中にいくつかある。 それは湯船につかるとか、美味しいチョコレートをつまむとか、めぐリズムを装着するとか、そういう類だ。 最近、そのリストに増えたのが「セブンイレブンのホットコーヒーを買う」というもの。ちょっとしたマイブームだ。コロナ前並みに出社のペースが増えている今、同時にこのコンビニにお世話になる回数も増えている。 以前はセブンイレブンアプリで、たまにクーポンが出る時くらいにし

スキマの声

年末年始の特番について、ニュースやSNSで見かけると、「今年も終わりかぁ」となる。あとは、ハロウィンの飾り付けが瞬く間にクリスマス仕様にかわっていく街を見ていても、同じことを思う。 年末が来れば、その時にはいまの繫忙期からも解放されているだろう。そんな風に先のことを前向きに考え始めつつも、やっぱり頭の中でいっぱいになるのは、結局「今この瞬間」だ。 考えているスキマから、声が聞こえる。「大丈夫?」「よくないんじゃない?」「結局上手くいかないんじゃないかなぁ」「それ、きっとダ

「余白」がないってことばっかり考えている日々

2か月半、髪を切っていなくて驚いた。 行きつけの美容院、いつもの美容師さんに「結構久しぶりだね」と言われて「またまた~」と返した矢先。iPhoneのカレンダーを見たら、最後に来たのは9月だった。 施術の間はいつも睡魔が襲ってきて、ガクガクと舟をこいでいる間に美容師さんがカットしてくれている。相当やりにくいだろうなと、いつも申し訳ない。目が醒めた時には梳いたことでもう量が減り、髪が短くなった自分と鏡越しに目が合う。 髪が短いので、いつもなら大体1ヵ月~1ヵ月半経つと髪の長

ぼやけた世界と芋づる式の思考

忙しさや焦り、疲れとか、色々ミルフィーユ上に重なっているようだった。こういう時は、なんでもいいからホカホカのものを食べて救済措置。内側から物理的に自分を温めたい。コンビニで肉まんを買って、のそのそと食べた。 食べるまでの間、移動して少し冷気にあたったからなのか、湯気はあまり出ていなかった。顔を寄せてじっと見てみると、表面からすこーしだけ半透明の白い湯気がふわふわと立ち上がって、すぐに消えていく。 下記ながら「湯気」というワードで思い出したけど、今日は1日裸眼で過ごしている

急遽、慣れないことをしている

駅のホーム、自販機の影から飛び出してきた鳩にびっくりして転びかけてしまった。怪我しなくてよかったと思いながら車内の席につく。電車は動かず、少しした後、人身事故によって運転を見合わせていることに気づいた。 周りの乗客がどんどん立ち上がっていく。時刻は21時半ごろ。車内アナウンスに耳をそばだてる。 「運転再開予定時間は21時40分……」と言う声にそんなに掛からないじゃん、と思っていたら聞き間違いだった。少し経ってから再びアナウンスが流れ、正しくは22時40分と知る。さすがに1

言い聞かせてやしないかい

頭の中に余白がない感覚がずっと続いている。ぶっちゃけ、とある仕事のことで頭がずっといっぱい。 少し語弊のある言い方かもしれないけれど、人の話や文章が頭に入ってこない。眺めて、聞いて、右から左へ受け流している感じだ。 たとえばSNSのタイムラインは見ているけど、本当に見ているだけ。ちゃんと読みたいものもあるのに、腰を据えられていない、意識を向けられていない。偶然目に留まり、瞬間的に余白があるときだけ「いいね」や「スキ」を押している。 今日は2周年を迎えた(めでたい)THE

「ら」だろうと「れ」だろうと

人に頼「ら」ないも、人に頼「れ」ないも、結局傍から見たら同じことなんだな、ということを最近よく思う。 自分をゆっくりと、のろのろと、改革の最中だ。人に頼れないわたしから、頼れるわたしへ。 迷惑を掛けたくないから、極力自分でなんとかしたい。人に頼りたくない。そんな風に思っていたけれど、人に頼らないというのは、一方で迷惑を掛ける結末を生み出す要因であることを学んだ。というより、体験した。 人の振り見て我が振り直せ、という言葉は本当によくできているなと思う。 他人のふるまい

足に残っていた夏の残骸

……穴空いてるなぁ。 会食で訪れた店が、お座敷タイプだった。パンプスを脱ぐと、従業員に札を渡される。「ありがとうございます」と言いながら下に目を落とした時、履いていた黒のカバーソックス、その左足の親指部分に小さな穴が空いているのを発見した。 げげっ、と思いながら即座にスリッパを履く。良かった、朝は空いていなかったから油断していた。 席が2階だったのでえっちらおっちら階段を上がる。スリッパで階段を上がるのがちょっと苦手だ。うっかりすると脱げそうになってこわい。 2階に到

午後の茶

「そちらのご予約は、14時30分以降となっております」 電話口から聞こえる、申し訳なさそうな男の人の声。「ああっ! そういうこと!」と衝撃が走り、胸に抱えていたちょっとのイライラがすぅっと氷解していくのを感じた。同時に、無知な自分が恥ずかしい。 アフタヌーンティーのことである。 先日、ケーキを購入した。そのとき連想ゲームでまだ果たせていない約束を思い出した。「そういえば、アフタヌーンティーを予約するって言っておいて、してなかったな」。 行きたいね、と候補に挙がっていた

工程が少ないことが、便利ってことかな

これは便利なのか? ということを、結構考えてるかもしれない。 ひさしぶりにちゃんとジムで運動できた。 1週間のうちに2〜3回行っていた時期もあったけど、最近は1回行けるかどうかぐらい。頻度はピークの時より明らかに減っている。 なかなか行けていない間に、ジムのセキュリティシステムに変化があった。入室するために入り口でかざしていたICチップが、スマートフォンのアプリに変わったのだ。 ICタグをうっかり忘れると、ジムに入れない、なんてことが2回ほどあった(本当に萎える)。け

書く、話す、会うのギャップをなくしたい

対面、電話、メール・チャット。 それぞれのツールや状況を通して同一人物と接すると、受ける印象が異なることが少なくない。 個人的に多いかも、と思うのが、メールや電話の場合、少し怖かったり、怒ってる?と感じた人が、直接会ってみるとそんなことがなかったパターン。むしろやわらかい雰囲気すら感じて、拍子抜けすることがある。 逆のパターンに遭遇したことはない。メールや電話はやわらかい、温かい雰囲気なのに、会うと怖かった……みたいなことだ。 受け取れる情報量の違いなんだろうか。声だ

この話をしだしたらSOS

「芸人がトークでタクシーの話をしだしたら、SOSの合図ですよ」みたいなことを、お笑い芸人の麒麟・川島明さんが言っていた。先週放送されたトークバラエティ『あちこちオードリー』の中での話だ。 収録現場と家の往復のみだとなかなかアウトプットの場がない。刺激がなければエピソードトークなんて生まれない。休みは取ったほうがいいと、そういう話だった。 SOS、というほど大袈裟ではないけれど、たとえばこの場(毎日note)でこの話題ばっかり書いてたら余裕がない、みたいなことはあるかも知れ

味噌汁はあったかいほうがいい

ちょっとした手間をおざなりにすると、いいことってあまりないなぁと思う。 今朝、わかめと豆腐、ネギが入った味噌汁をお椀によそおうとした。その時、なんだかぼーっとしてしまって、火にもう一度かけるのが面倒くさくなってしまった。 「まぁいいか」と、冷えた状態でお椀によそう。ほかにもご飯やおかず、飲み物を準備する。朝の連続テレビ小説を見ながらもそもそとご飯を食べた。 終盤、ようやっと味噌汁に手を伸ばす。豆腐とわかめを箸でつまみ、口に運んだ時、「おや」と思った。 ……。 ……お