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単車乗りの”孤独で物悲しい世界観”を描く、 唯一無二、孤高かつ怒涛の存在、 異色の無言…

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単車乗りの”孤独で物悲しい世界観”を描く、 唯一無二、孤高かつ怒涛の存在、 異色の無言系YouTubeモトブロガー、 群れを拒み走り続ける本物の単車乗り達よ、 コアでDeepな -ZxTone- の世界へようこそ! 孤高の単車乗りの皆さんの、走り続ける心の糧となれば光栄です。

最近の記事

バイク乗りが奏でる”重低音の世界”

※ ZxToneチャンネル動画「SOUND -路上の雷鳴-」のコンセプト文です! 東の空が白々と明け始め 照らされた街が姿を現す さあ行こうか フルフェイスのストラップを締め ライディンググローブを身に着け KEYを右に45度ひねると 重低音がすべてを支配する そこはもうエキゾースト-ノートの世界だ ガードレールは共鳴に震え、 バックミラーが小刻みに踊り出す フルフェイス越しに聴こえるエンジン音が 水温計の上昇とともに 徐々に滑らかに繋がっていく 吹け上がりは上々だ エンド

    • NO LIMIT BOY -あの日の少年- 永遠のバイク乗り達へ捧ぐ

      15mほど先にあるグリーンのLEDに急かされて やや乱暴にクラッチをつないだ まだ温まりきっていない4サイクルのエンジンが、 一瞬、息継ぎをして、もどかしく吹け上がる 「またバイクの事故らしいわ、あなた気をつけてよホントに…」 ニュース番組、液晶画面、お決まりの妻の台詞 ギアを踏み込み、スモークシールドを押し下げながら 自問自答し、そして再確認する いま自分は何をしているのかと。 目的は何だ、目指すべき場所はあるのか 単車というリスクの塊に跨り、 路上をあてもなく疾駆する

      • バイクはファッションなんかじゃない

        最近、単車に跨るたび ”奇跡”という言葉を実感することが多い それは風の音色に、平和な風景に 自身の生命の鼓動そのものに 愛車と共に疾駆しているという、この現実に そして、それらすべてに 素直に感動できる自分がいる この歳になると、様々な物事に 真摯に向き合えるということか。 しかしそれは、あくまで 単車がおのずと持ち合わせている、 “危険性”に裏付けられたものだ 同年代の仲間たちが些細なことでつまずいていく中、 残され生かされている自身に、 使命のようなものを感じずには

        • 「モノトーンバイカーズ」風は何色でも無い、そして何色にも染まらない 色彩を隠した単車乗りたちのように 

          youtubeチャンネル「ZxTone」の作品 -Monotone Bikers- 内のコンセプト文です ”Monotone Bikers” -色無き風たち- 「あなたバイクに乗るときは、いつも,、真っ黒な格好で、まるでカラスみたいね。」 出かける間際に言われた、妻のセリフだ。 確かに、無彩色な自身のいでたちは、言われてみれば、そのとおりだ。 街では色鮮やかに、春を演出しているというのに 頭の先から足の先まで、確かに春とは程遠い存在が、 信号待ちのショーウィンドウに写り込ん

        バイク乗りが奏でる”重低音の世界”

        • NO LIMIT BOY -あの日の少年- 永遠のバイク乗り達へ捧ぐ

        • バイクはファッションなんかじゃない

        • 「モノトーンバイカーズ」風は何色でも無い、そして何色にも染まらない 色彩を隠した単車乗りたちのように 

          バイクの最高速度に意味は無い、本当の速さとは、”風の中に居るライダー” だけが知っている

          「このバイク、何キロ出るんだい?」 「メーターは、〇〇キロまでかな。」 「凄いな!怖くないのかい。」 単車乗りなら誰しも経験のある、この類の会話 疑問に思うことなど無かった。 大きな潜在能力に、自分は跨っている、 その可能性だけで優越感に浸れた。 しかし、乗り続ける中で、次第に疑念を抱き始める こいつは腕時計なんかじゃない 性能を使い切ることなど、到底、不可能だ 街中で出せる上限が決まっているのなら 最高速度など、無意味じゃないか? いや、きっとそうなのだろう 皆、カタ

          バイクの最高速度に意味は無い、本当の速さとは、”風の中に居るライダー” だけが知っている

          バイクのレビューなんて、信じるな‼

          (Youtubeチャンネル ZxTone の最新動画 -Review- のコンセプト文となります☺、動画も是非ご覧ください‼) 先に断っておく、いや、まずは謝っておこう。 自身が惚れて選んだ単車のことを ましてや、見知らぬ他人のために あれこれ偉そうに評価する気など 申し訳ないが、毛頭ない。 何故って 最高に決まっているからだ 考えられるあらゆるシーンで、全ての局面で、 満点だからだ アバタもエクボだって? 少し違う 欠点と改善点だらけ それも、なんのフォローもできない

          バイクのレビューなんて、信じるな‼

          幼い頃、乗りこなせなかった自転車、それが今のバイクだ!

          ZxTone動画 「Motorcycle Heart -ガラクタの心-」 のコンセプト文です。 単車が有ろうが無かろうが、この世は何も変わらない むしろ、騒音も事故も減り 今よりきっと、平穏な日々が訪れるに違いない 乗らない者、降りた者 そして、頑なに走り続けている自分 何が違う、何処へ向かう、 自身に問いかけながら今日も跨る 損得だけで切り捨てるのなら、 走る意味などすべて無くなる。 自由な時間? 気持ちのゆとり? ストレスの発散? それなら仲間との釣りやゴルフや、 例

          幼い頃、乗りこなせなかった自転車、それが今のバイクだ!

          あなたは、まだバイクに乗れますか。あなたは、まだ煌めいていますか。  

          ZxTone YouTube動画   "Age"  -煌めきの条件-  のコンセプト文になります! 最近、すっかり聞かなくなった、 「年甲斐もない」という言葉。 バイクショップへ行けば、すぐに理解できる 血気づく客たちは “いい年した” 連中ばかり 若者は空調と妥協に囲まれ、 アニメとゲームに、時間と活力を奪われている 無茶はしない、無謀と無駄を好まない しかも近頃じゃ無欲らしい 若い者が大人しいのだから おのずと「年甲斐もない」が成り立たない 利口になったのさ、色んな

          あなたは、まだバイクに乗れますか。あなたは、まだ煌めいていますか。  

          大地を感じてバイクで疾駆する "earth" -大地を駆ける銀馬たち-

          (動画中のコンセプト文になります) 温暖化だとメディアが騒ぎ立てる 確かに秋だというのに、まとわりつく風はまだ生ぬるい それでも冬は来るさ、誰が何を言おうとも。 単車乗りたちは、自らの走りで自然を感じ取る 路面のギャップは大地の鼓動 陽射しは温もり、風は息吹 レシプロエンジンの声と同調させ、 五感を研ぎ澄まし、前後のタイヤで感じ取る EV車だと?勘弁してくれ 心音と鼓動の無いものに、ココロは宿らない 少なくとも今は、そう信じていたい やがて時が流れ、推進機関が変貌し

          大地を感じてバイクで疾駆する "earth" -大地を駆ける銀馬たち-

          ”GAME OVER” -風の代償- バイク事故について、真摯にライダー視点で考えてみました、、、

          (動画中のコンセプト文になります) 降りることは負けじゃない、 むしろ、賢明な選択だ   後を絶たない、ライダーたちの悲惨な事故 それも単独事故が多いとか。 他人事じゃない、心が痛む 何が悪いなどと、議論する気もないが 心底思う、違う人生もあっただろうにと。 単車は不安定な代物(シロモノ)だ 姿勢制御の話じゃない、“存在そのもの”が、だ 大人になり切れない、未成熟な変わり者たちが わざわざ好き好んで、リスクとスリルを選ぶ それじゃ禁止薬物と変わらない? 合法だから余計タ

          ”GAME OVER” -風の代償- バイク事故について、真摯にライダー視点で考えてみました、、、

          "WABI-SABI RIDER RETURNS" ニッポンの単車乗りとして

          今はまだ無風なこの国で 皆、近づく嵐に気づかず生かされている 永遠の安寧など無いだろう 路上では、人知れず感謝を忘れない、 少なくとも単車どころじゃなくなる日まで あいにく単車乗りほど 平穏にはほど遠い、喧騒で危険な身分はない ライダーズハイなど存在しない 無心や陶酔は制御不能を意味する 単車に乗る行為は、孤独な闘争だ 熱意と若さという盾を失えば、 途端に皆、うつむいて去っていく 徒党も虚勢も、路上では何の役にも立たない 所詮、コーナーへ突っ込むときは独りだろう

          "WABI-SABI RIDER RETURNS" ニッポンの単車乗りとして

          初めてバイクに乗ったあの日からずっと、、、-我の名は単車乗り-

          どうやら自分は食わず嫌いらしい 興味の無い道楽に誘われたときは、 大抵そう言われる とりあえず、やってみれば分かるものだと、 誰でも最初は下手だが、 “ビギナー” は皆そうやってハマっていくのだと。 「ハハ、そういうものかな」、と軽く受け流す。 性に合わないことぐらい、 やらなくても分かるさ、この歳なら・・・ "我は単車乗り" だが、覚悟も無い相手に、決して勧めることは無い。 そもそも他人に煽られて、バイクに跨るぐらいなら、 最初から止めておくべきだろう、 程な

          初めてバイクに乗ったあの日からずっと、、、-我の名は単車乗り-

          地図とスマホと老眼と、、(ベテランライダー達へ捧ぐ)

          単車乗りの中でもベテランと呼ばれる方々は、ご存じでしょう、 タンクバックの上部が、透明のビニール張りになっていたことを。 そう、かつて地図を入れていた場所のことを。(今でもあるのかな?)   目的地が記載された地図のページを広げ、 タンクバック上に、見易いように入れておく。 ちょうど信号待ちの場面で、いや、慣れれば走行中にでも、 下を向けば地図が見れるわけです。   ところが、十数年ぶりに単車に乗り出してみたら びっくり、世界が大きく変わってました。   そう、タブレット端末

          地図とスマホと老眼と、、(ベテランライダー達へ捧ぐ)

          Kawasaki ZX-14R “ENDLESS NOISE” -排気音は響き続ける-

          高架路の路肩へ、単車を止めた 妙に思うだろうが、意味など無い 大型トラックが通り過ぎるたび、 橋脚の継ぎ目が頼りなく軋む 先を急ぐテールランプを眺めながら、 この無駄で貴重な時間をかみしめるように、 ミラーシールドをゆっくりと開けた 単車に跨ることに、意味など必要無いさ いまはただ、耳をつんざくこいつの雄叫びと、 風切り音の不協和を楽しむだけだ さあ行こうか、空吹かしは開演の儀式 右足で路面を蹴って前へ出る ギアを一段落とし、タコメーターを踊らせた 騒音を遮ろうとする遮音

          Kawasaki ZX-14R “ENDLESS NOISE” -排気音は響き続ける-

          ストリートライダー達へ "Urban Wild" -野性の証明-

          以前、OUT RIDER という雑誌があった いま巷じゃ、アウトドアが流行りだ お手軽な自然、自己主張の野性 市街地を走り回るピカピカの4駆 腑(ふ)に落ちないが、勝手にすればいい ただ、今まで静かだった波打ち際を 宴会場兼ごみ捨て場に変えるのだけは、勘弁だ。 皆、口を揃え「自然を感じたい」と語る、 “壊したい”の間違いだろう 込み合う野営地に、自慢のアウトドアグッズを並べ 家電製品をこれでもかと持ち込み 量販店で仕入れた薪に、着火剤を仕込んでくべ

          ストリートライダー達へ "Urban Wild" -野性の証明-

          路上のホールスピーカーだ‼️ ”WOOFER" -魂を揺さぶる重低音-

          近頃 “ステレオ” という言葉は、もはや死語らしい。 単車乗りが言うところの、 ”キャブレター” や “チョーク” 然(しか)り。 昔、買えもしないスピーカーを、 電気屋街へ、よく聴きに行ったものだ。 オンキョーやダイヤトーン、そして憧れのJBL、 あの頃、大きいことはステイタスだった。 デカくて重くて、ただものではない存在感を漂わせ、 狭いリビングには、どう見てもオーバースペックな、 そんな巨大スピーカーが、 場違いな低音を轟かせていた…。 もう気づ

          路上のホールスピーカーだ‼️ ”WOOFER" -魂を揺さぶる重低音-