見出し画像

初めてバイクに乗ったあの日からずっと、、、-我の名は単車乗り-

どうやら自分は食わず嫌いらしい
興味の無い道楽に誘われたときは、
大抵そう言われる

とりあえず、やってみれば分かるものだと、

誰でも最初は下手だが、
“ビギナー” は皆そうやってハマっていくのだと。

「ハハ、そういうものかな」、と軽く受け流す。

性に合わないことぐらい、
やらなくても分かるさ、この歳なら・・・

"我は単車乗り"
だが、覚悟も無い相手に、決して勧めることは無い。

そもそも他人に煽られて、バイクに跨るぐらいなら、
最初から止めておくべきだろう、

程なく後悔するだけだ。

剥き出しの身体を固い路面上に曝け出す
道楽にしては、あまりにハイリスク過ぎる

いや、趣味や道楽などと思ったことは、一度も無いが・・・

愛機に跨る直前、「今日も頼む、、、行くぞ!」

初めてバイクに跨った、あの青き日から、
First Ride を走りだしたあのシーン、あの瞬間から、

時もアタマの中も、ずっと止まったままだ。

時代に置いて行かれるだって?
ハナから流行りなど眼中に無いさ

自身の時代と軌跡は、自身で決断し築くもの

誰でも初めてはあるだろう、

だが、踏み出す最初の一歩が、選んで走り出すその道が、
己に相応しいものか、自分らしいかどうかは
魂と正直に向き合えば、おのずと分かるはずだ。

単車と一体になれた瞬間、景色の感動を共有している感覚になる

単車乗りとは、“生き様” だ。

単車乗りが、“単車乗り”であり続ける限り、
揺るがない気概とプライド、
そして輝きを失わない限り、

代わりは無い。そして変わらない。

流行り廃りや、他人の勧めになど惑わされず、
己を信じて、スピリットに従え、

追従するな、孤高であれ!

迷ったとき
時代が右なら、左を向いてみればいい

逆行したその先に、誰もが目をそらした“向こう側”に、
飾り気のない自分自身が、進むべき道筋が、
きっと見つかるはず。

あとは、駆け抜けるのみ。 

「バイクって凄いんだぜ!・・」
胸をときめかせ、そう熱く語っていた、
あの日の瞳そのままで

ギアを1stへ踏み込んだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?