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855杯目:【読書】紙の本と電子書籍の価格を考えてみた

昨年、Kindle Paperwhiteを購入してから復活した『読書脳』

忘れていた読書の楽しみを思い出し、今では電子書籍だけでなく紙の本での読書も復活!!

やっぱり、本は良いですね〜!

紙の本と電子書籍の2本立てでの読書。そして読み終えて次の本を紙と電子の両方から探した時に気がつくこと。

意外と電子書籍の価格が高いf^_^;)

印刷代はかからないし紙代はかからないし輸送代もかからないはずの電子書籍の価格が、紙の本の価格と比べて多少くらいしか安くない。

タイミングよくセールとかに読みたい本の電子版が当たった時には、かなりのディスカウントされますが、基本的な価格設定での差はほぼないと言って良いくらい。

電子書籍のセール価格はかなり安いところを見ても、電子書籍の価格は大きな利益が出ているような気もする。それよりも紙の本との価格差が出るのをあえて抑えるための価格設定な気がします。

それは、電子書籍の利益を大きくするためではなく別の理由で…

紙も電子も同じ利益率で価格設定をしたら、電子書籍のほうがかなり安くなってしまうのではないでしょうか?
文字をデータ化する仕事があるとしても、紙の本のように印刷もしない紙もいらないし輸送も必要ないのは素人でもわかる。

しかしだからと言って、その分を電子書籍の価格に還元してしまうと紙の本との価格差が大きくなってしまい当然紙の本が売れなくなり、そうなると販売をしている本屋さん、印刷業者さん、紙屋さん、輸送屋さん…など影響が出てくる。

紙の本ならではの良さはあるけど、それらを埋められるほどのものが価格差にあるかどうかはそれぞれの人の価値観の問題。

中古本屋さんが街に何軒もあるところを見ると、本の価格が安いほうが良いと考える人は多くいるということではないでしょうか!?

中古本屋さんをよく利用する自分からすると、その気持ちはよく理解できます。

読書も一気にデジタル化に持っていっても、読書人口が極端に減るということはないと思いますが、従来の紙の本が背負っているあるいは関わっている人や物への影響の大きさを考えると、そう簡単に電子書籍に振れない部分はあるのでしょうね。

なかなか難しい問題ですね…

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貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。