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般若心経と祈りについて

こんにちは。

般若心経を一言で表すと
「この世のものは全て実体がないので、惑わされるけれど、あの世は迷うことのない世界なので、みんなであの世へ行こう」という意味だと思います。

修験道の修行場では、先輩より、「あの世からエネルギーが送られてくることでこの世のものは成り立っていて、あの世からエネルギーを送ってもらえないとこの世は成り立たない」と言うことを教えてもらっています。

「あの世からエネルギーを送ってもらうには、こちらからもあの世へエネルギーを送り返す必要があり、それの方法が神仏への祈りだ」ということです。

今、修行場で取り組ませていただいている供養も、亡くなられた人をあの世へ送るために行っています。

亡くなられた人は、霊としてこの世からあの世へ行く途中で、しっかり、この世から供養してもらえれば、あの世へ行き、また新しく生まれることができますが、供養が滞るとあの世へ行くことができず、新しく生まれることができない。

新しいものが生まれなければ、この世のものは絶えていくしかない。

祈りで平和を願うとよく言いますが、修行をした高尚な人や心が清い人や特定の宗教団体に所属している人がやるイメージがありますが、祈りはこの世の生命活動の一部で、私たちの生活から切り離せないものだと思います。

なので、世界的な変革期で、人も物も亡くなっていくものが多い今、また新しく生まれ変わってきてもらえるように、みんなで生活の中に当たり前のように祈りが必要だと感じて、毎日、微力ながら行っています。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。

合掌
弥栄

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