ユニクロの販売方式から見る、今後のファッションの危険性
今日は、ユニクロの販売方法から見た今後のファッションの危険性について書いていきます。
最近、皆さんはユニクロに行かれましたか?
思い出してみてください、ユニクロの店員さんはいつも品出しをしていませんか。
または、レジにいるか、試着室の前で商品の確認をしているか、この3つのパターンしか店員さんがいないと思います。
この販売方式は、ユニクロだけでなくGUも採用していますよね。
ユニクロの販売方法では、試着をした際に丈を直してくれるスタッフはいますが、似合っているかどうかを見てくれるスタッフはいません。
この販売方式は危険だと考えています。
何が危険かというと、誰もあなたの洋服を選んでくれないということです。
これって怖くないですか?
皆さんは自分で洋服を選ぶことができますか?
ちょっと話がそれますが、ユニクロの親会社であるファーストリテイリングは日本で最も強いアパレルブランドです。
そのため、他の会社も収益を上げるためにファーストリテイリングの販売方法を模倣しています。
経営において人件費が最もかかる部分であり、バックヤード作業(品出しやレジなど)だけで済むならば接客を減らしたいというのがアパレルブランドの本音だと思います。
ですので、ユニクロの販売方法が広がるにつれて、誰が皆さんの服を選んでくれるのでしょうか?
ここでファストファッションの利益を優先する販売方法で、消費者側も苦しむ時が来てしまうのではないかという危機感を感じています。
この問題に特に解決策はないと思います。時流に従うしかないのです。
ですので、個々人が対応を重ねていくしかありませんが、自分がどのようなファッションをしたいのか、早めに方向性を見つけておいた方が、将来的に苦労しないのではないかと感じます。
おそらくアパレルの販売員はディオールやヴィトンなどの超高級ブランドのみに集中していき、複合商業施設に入っているようなプチプラブランドでは店員が減っていくでしょう。皆さんが今後洋服選びに苦労していくのではないかと心配です。そのくらいファーストリテイリングの影響が大きいと考えています。
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PROFILE
【zizideza】なかちゃんプロフィール
オンラインスタイリスト
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なかちゃん|オンラインスタイリスト
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