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【散歩記】麗しき桜並木とおひさまたちの夢の跡を歩いてみた (弘明寺駅~大岡川~ハマスタ~みなとみらいコース)

4月最初の週末。
日向坂46のライブが3DAYSで開催されたそうです。
会場は、横浜スタジアム。
(金曜→京子さん卒業コンサート。)
(土日→ひな誕祭2日間)

参戦された皆さん。
大変お疲れ様でした。
楽しめましたか?

私は、都合が悪く参戦できませんでした・・・。
(行きたかったなぁ・・・。)
それで、モヤモヤしていました。

私が、出掛ける機会があった際。
大岡川の桜のポスターを見かけました。

1回も大岡川の桜を見たことがありませんでした。
ちょうどいい。行こう。
写真の取材を兼ねて行ってみることにしました。

今年は、若干遅めに進行していたこともあり。
見ごろがズレ、撮影のチャンスだと踏んだのです。

かつて自分は、お台場冒険王が終わった数日後にわざと行ったこともあります。
その熱狂の後の残り香といいましょうか。
それを楽しんでみたいと思ったのです。

今回は、弘明寺駅~大岡川沿いを歩き、日ノ出町付近で伊勢佐木町方面へ。そして、関内駅から横浜スタジアムを経由して。
みなとみらいへと向かいました。
そんな散歩文(紀行記的な)を見ていただけると、嬉しいです!


いよいよやってみる。

前日。
雨風が若干強く。
花散らしの雨にならないことを願っていました。

理由は、近所の桜が2~3割ほど散りはじめたこと。
+葉桜が見え始めていること。
これが、不安でした。

いよいよ当日。
見事な晴天に恵まれました。

お初の弘明寺駅

よく晴れた春の日の、午前10時40分ごろ。

私は、京急線弘明寺駅に降り立ちました。
それも初めて。
車窓越しに風景は、知っていましたが。
いざ降りるとなると、ちょっと緊張しました。
何事も、初めては緊張するものですね。

そして、知らない土地の1歩目を踏み出しました。

真反対

いざ歩きだしてみると。

え?坂じゃん。

弘明寺駅を20メートルほど進めば、下り坂になっていました。
もっと平坦なのかなと、私は勝手に思っていたもので。
ちょっと心の中で、うろたえてしまいました。

これは、まだ序の口。
さらに進むと、商店街のアーケードにぶつかるのですが。
ここでも、うろたえてしまったのです。

え!?人多くない?

そこには、私が想像していたよりも5倍近くの人の往来がありました。
大岡川の桜が、京急線のポスターになってるとはいえ・・・。

正直にいいます。
心の中で、そんな人いないでしょ~。
大丈夫だろ~とナメてました。
この場を借りて、お詫びします。
ごめんなさい。
でも、商店街の活気を見てちょっと嬉しくも感じました。

そんなこんなで、私の考えの全てが裏目裏目のまま、桜プロムナードに突入していきます。

遅れたことがドンピシャに

商店街の途中に、開けた道がありました。
人は、そこに吸い込まれていきます。
そうです。
俗にいう、大岡川のプロムナードと呼ばれるものでした。

この通りに入っただけで、まさに圧巻
その言葉以外見つかりませんでした。
川と桜の美しい風景。すごい・・・。

今年は、寒くなったりと桜の成長がいつもより遅かったですよね。
でも、それがジャストミート!

葉桜もありながら、8割は満開の桜が見えました。

よし!写真撮り始めるか!
そう考えると、一心不乱に撮影を始めました。
生えているものもそうですが。
散ってしまったものだったり。
皮肉を込めたものだったり。
とにかく色んなジャンルをフォーカスしました。


大岡川プロムナードの途中の橋で


木に残った桜の花びら


太陽に照らされる桜

いつもの春と違うんだ


そこから、私は日ノ出町までは川沿いを進むことに。
住宅街や、人の波を避けながら。
そして、たまに写真を撮りながら。
私は、進んでいきました。

歩いているときは、なぜか頭が冴えています。
そして、いつもは感じるなんらかのプレッシャーがはねのけられていました。
ピュアに楽しく歩けていたのです。

ただ、花より団子。
いや、花より寿司を取った私は、昼食も兼ねて道中の回転寿司店に寄り道しました。

息を呑んだ蒔田公園


ランチを終えた私は、また歩き始めました。
そして、しばらくすると蒔田公園に着きました。
公園に入るなり、私は感激しました。

目の前には、満開の桜の一本木。
大岡川の桜とは違い、幅広い感じです。
思わず私は、「わぁ~。キレイ・・・。」。
こんなリアクションを取りました。

明らかに盲点でした。そして、私が好きな桜の感じでした。

蒔田公園

ホントは全体像乗せたかったのですが・・・。
ちょっと通行人の方が入ってしまいまして・・・。
でも、桜の美しさは伝わると思っています!

サクラ越しの高速

奇跡を起こせるか


蒔田公園を後にした私は、ひたすら住宅街を進みます。
そして、黄金町の駅付近というところで。
京急の線路が見えました。

私の脳裏には、撮りたい写真の構図が浮かびました。
電車と桜の図です。
これは、撮れるか?
私は、賭けに出たのです。
時刻表を見ずに、写真を撮るぞ!
こう決意して、電車を待ちます。

そして、ちょっとした瞬間で写真を撮影しました。
確認すると、成功とも失敗ともどっちにも取れるような写真でした。
うーん・・・。って感じですね。


皆さんはどう思いますか?

リベンジの地

再び川沿いを進み、私は、一路日ノ出町方面へ。
そこで、私は以前のリベンジをしたくなりました。

というのも、裏道に入るとちょっと大人な雰囲気漂うエリアがありまして。
以前、通ってみようと思いましたが、ヒヨってしまったことがありました。

いざ、裏道に入ると。
私は、不思議な感覚になりました。
ここが横浜なんだよなぁ・・・。
こんな感覚です。


裏道

そして、裏道を抜けると大きな通りにぶつかりました。
それを関内方面へ進みます。
まっすぐ進むと、ドンキが見えてきました。
まだ、関内まではちょっとある様子。

そう考えた私は、再び裏道へ飛び込みます。
同じ町なのに、先程の裏道とは違う感覚が走りました。
これは、またルートを変えるとさらに違った光景を見られるのでは?
そう思いました。

そして、ひたすら歩いて私の知っている通りに出たのです。
ちょっとした安心感。
そして、少しの寂しさ。
裏道を抜けた私に、ふっと感じました。

いざハマスタ


関内駅を抜ければ、私のチェックポイント。
横浜スタジアム。
いわゆる、ハマスタのある横浜公園に着きました。


ハマスタ

その日はプロ野球の開催日なようで。
スッゴい熱気。人の数。
入場を待ちわびてる多くのベイスターズファンが!

私自身プロ野球観戦をしたことがないので、いざ生で見ると、多いんですよね!
ちょっと衝撃を受けたのです。
そして、ここに多くのおひさまが集まっていたことを考えると感慨深いと感じました。
(おひさま=日向坂46のファンのこと。)

そして、よくホームとアウェーなんて言葉が耳にします。
こんなにも雰囲気が違うんだ!
圧倒的にベイスターズファンの多さ。
完全アウェーに感じた瞬間です。

身を持って学んだ結果です。

みなとみらいを歩き回ったら


目標地点も通過できた私は、趣のある建物が並ぶ通りを抜け一路みなとみらいへ。

スマホの時計を見ると、私の帰宅想定よりも若干早め。
そこで、みなとみらいを歩き回ろうと思いました。

いつもは巡回する形なのです。
しかし今回は、ただ巡回するだけでなく時間で同じ地点を撮影できるように取り組みました。

それは、キレイな夕焼けも撮影できたし。
幻想的な風景も撮れた。
この選択は、間違いではありませんでした。


春の18時前のみなとみらい


隙間から見える夕日

そして、みなとみらい駅に向かい帰路へとつきました。

ただ、帰る途中にも見どころが。
陽が沈み、街灯がともる前。
ふと上を見やると、サクラ越しのランドマークタワーが!

街灯が点灯していないけども、こう言う幻想的な写真も撮影できました!

帰り道

私ってこんな歩けるんだ。

ゴールして、後日執筆しているのですが。
思い返せば私は、運動オンチで。
長距離走が大の苦手です。

学生時代。
長距離走やシャトルランは、散々な結果だったことは覚えています。
だけど、こんなに歩けるとは。
不思議なものです。

私自身。
大規模な長距離の冒険ウォークは、経験が少ない身ではあります。
けれども、一度訪れていても違う景色を見ることが出来る。
こんなワクワクすることは、私の刺激にもなりました。
これが、私にとって嫌いを乗り越えるカギなのかもしれません。

さて今度は、どこに行こうか?

行けないことがパワーになった。

そして行けなかった、ひな誕祭を思い出した瞬間から。
心中で「やっぱ行きたかったなぁ。」
こんな気持ちばかりです。

皆楽しそうで。
羨ましかったです。

ただ、これが私の力になりました。
行きたい思いを高めるために出来るだけ目標を達成したい!
それで、自分が納得できて初めてご褒美として行きたい!
そう考えました。

高めた状態でフルに楽しめる。
つまりベスコンでいつか行けると信じて。
日々動き出して行けたらなと思います。

お読みいただき、ありがとうございました!

#創作大賞2024 #エッセイ部門


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