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ネットミュージシャン界隈の昔話

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いまでは普通になった、ミュージシャンのネット活動。その黎明期はなかなか大変でした。
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記事一覧

ボカロ曲をラジオで流すということ

少し間が空いてしまいました。平成の時代のうちに書けることを…と書いていたので、1ヶ月ほど…

事務員G
5年前
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歌い手さんがワンマンライブをし始めた頃。

昨日書いた旅行に関してのnoteを「前編」とした。何を書くかについては毎日とらわれたくないの…

事務員G
5年前
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僕が一番書き残しておきたかった事。

平成最後の日になった。「平成が終わることになったんだなぁ」なんてぼんやり思ってたくらいだ…

事務員G
5年前
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歌い手さんたちの”社会進出”黎明の時代。

「歌い手が、事務所に所属して商業CDを出すようになった」と軽く書いているが、これはすごく大…

事務員G
5年前
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「あ、多分僕、会社辞めるんだろうな」

「ふっ」と思った。__”ふつふつと湧き出してきて…”という感じではなく、ある瞬間にパッと…

事務員G
5年前
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家を借りるのに苦労した僕たち

「この界隈がもっと認知された、偏見のない世界になってほしい」と常々思っていた。「偏見のな…

事務員G
5年前
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歌い手界隈での”最大”の変化があった頃

このネット音楽界隈をずっと見てきた僕が、あの頃、そうですね、年でいうと2009年〜2010年の初め頃だったと記憶していますが、「ああ、ついに大きく変わったか!」と感じた瞬間が1回有りました。「何が変わったのか」そのお話をしようと思います。説明しづらくて、いままで文章化に手を付けていなかったのですが、今なら。ちょっといままでと変えて「です・ます調」で書きます。この話題についてはこちらのほうが書きやすいので。 僕が、遊び感覚でネット音楽活動を始めた頃。その当時というのは「動画投

”セッションオフ”の話

初期の話。普通のライブイベントの他にも「セッションオフ」と呼ばれる、仲間同士のみの集まり…

事務員G
5年前
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「歌い手初のライブ」を作るまで。

「打ち合わせは秘密裏に行われた。」まるで脚色された様な文だがまさに、誰にもばれないように…

事務員G
5年前
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歌い手さんが顔にスタンプを貼る理由

歌い手さんは良く顔を隠している。写真を撮ってもすぐに投稿するのではなく、何かしらスタンプ…

事務員G
5年前
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ライブにオーケストラを入れたい!(後編)

松田君と一緒に制作をすることで、今までの苦労がウソのように楽になった。オーケストラの世界…

事務員G
5年前
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ライブにオーケストラを入れたい!(前編)

2008年、つまり初めてこの界隈でのライブを作った頃から「もっと誰でも来れるイベントが作りた…

事務員G
5年前
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歌い手がCDを出す事はとても難しかった

今でこそ変わったが、初期当時の「ボカロP」というカテゴリに対するイメージというか雲の層は…

事務員G
5年前
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歌い手がCDを作り始めた頃の話

「インターネットを使って歌ったものを公開する」という一つの動きが、若い人たちにとっての楽しい遊び場になっていった頃、僕はつねに「どこかにいい人は居ないかな」と探していた。いまだから白状すると、その理由は「自分のイベントに出てもらうため」だった。イベントを作っても、出てくれる人が居なければ成立しない。それだったらこちらから出てくれる人を見つけに行かなくちゃという気持ちで、それはそれは俊敏に動き回っていたし、夜になればサービスが始まったばかりのユーザー生放送に行き「歌ってみた」の