れいこの「ボイしる」

「ボイしる」とは「ボイス」を「知る」こと。noteでは、アナウンサー・ナレーターである…

れいこの「ボイしる」

「ボイしる」とは「ボイス」を「知る」こと。noteでは、アナウンサー・ナレーターであるいっしきれいこが、「ボイしる」がいかに大切かを、自身の実験を通してさまざまお伝えして行きます。コミュニケーションの根っこはボイスにあり。自分の声を知って自分の世界をどんどん広げよう!

最近の記事

いい声にはいい睡眠が必須

コロナ禍は相変わらず継続中。 本年のほとんどが緊急事態宣言。 日常の制約は増える一方・・・・・ではありませんか? そんな状況で眠れていますか? わたしは、つい先日までよく眠れず よく眠れていないから、日中常に眠くて ずっと睡眠不足状態でした。 睡眠不足だと、即 声に出ます。 はりのあるつやのある声なんて出ません。 そこで、何とかしたい~と読んだ本がとてもよかったので お伝えします。 この本です。 わたしがやってみたこと。 1 起床時間を決める 2 4-6-11の法則を意識

    • 好きか嫌いか、声に出す習慣

      わたしは、ラーメンが好き 近所をのんびり散歩するのが好き おごられるよりも、好きなものを自分のお金で食べる方が好き💌 これ、全部独り言。そして本音です。 おごられるより自分のお金で好きなものを食べたい なんて人に言ったら 「生意気なやつ」って思われてしまいそうです。 でも、人には言えない自分の奥底の気持ちを どんどん独り言で、声に出すこと 自分の本来の気持ちを育てることにつながります。 簡単で、デトックスできて すごく気持ちがさっぱりします。 というのは 日々の小さな気

      • ナレーターのウィルス対策 愛用グッズ編

        前回の記事では、 ウィルス対策には せんもうが ちゃんと働いている事が 大切と書きました。 そこで、 今回はわたしが行っている 日々の習慣とグッズをご紹介します。 毎年3回は風邪をひくのに コロナ禍、なんとか熱をだすこともなく 日々過ごせているのは、 小さな習慣を大事にしているからかな なんて思っています。 1 朝晩白湯を飲む。   お水は、ちょっとこだわっている2 お気に入りのあめと   はちみつのどスプレー3 便利グッズのどミスト4 夜は睡眠マスクを愛用  1

        • ナレーターのウィルス対策 のどケアのしくみ編

          コロナはなかなか収まる気配がありませんね・・・ なのに、冬は、 ウィルスにとって 都合のいい乾燥状態が続きます。 「いやだああ  絶対にかかりたくないよお・・・・・」 「絶対に~~~」  と、心の中でいくら叫んでも現実は・・・  しゃべる仕事なので  本番中、当然マスクを外しています・・・    スタジオは乾燥していることもあって  ちょっと喉がイガイガしたりすると  もしや?!と不安になります。 そんな不安な中、 ありがたい事に、 医療関係のお仕事をする機会が多く 専

        いい声にはいい睡眠が必須

          その名は「ボイしる」!

          2020年の終わりに、やっとやっと見つかりました(涙~~) これが私が心からやりたいことです。 ずーっとずーっと長い間、頭の中にはあったけれど それを表す言葉が全然見つかりませんでした。 でも、でも、ようやく、やっと、生まれてくれました! それは、『ボイしる』!! 「自分のボイスを知る」という意味です。 そして「知ったら、最大限生かそう」という思いを込めました。 なぜ、れいこは『ボイしる』を目指すのか? 私は、話し方の講師、ナレーション、アナウンサーと、長年「声の仕

          その名は「ボイしる」!

          声を研究してわかった! 「地声」だけでは足りない理由

          このneteを始めたとき 地声のすばらしさについて、こんな風に書いています。  地声 それは、あなた、そのままの声。 それが、一番、あなたが魅力的に輝く声です。 ビジネスの場では 説得力のある声! 好かれる声♡ 印象のよい声☆ 理想の声として、一番に求められるテーマです。 この説得力があって印象が良くて好かれる声 ぜーんぶが含まれた声が じ・ご・え なんです!! そう、とっても簡単なことなんです。 この気持ちはもちろん、今も変わっていません。 でも、もっともっと大事なこと

          声を研究してわかった! 「地声」だけでは足りない理由

          私が伝えたい「地声」とは

          はじめまして。いっしきれいこです。 声の持つ力・魅力・不思議・可能性・パワー・・・あ、力とパワーは同じか。とにかく『声』って本当にスゴイんです! しかも自分の『地声』は最強!なんですよ〜!と、いうことを、いろんな角度からお伝えしていきたくて、今日からnoteを始めます。 本日、2020年11月1日は「天赦日」。いろいろ至らない点があっても許してもらえるだろうということで、思い切って最初の一歩を踏み出しました。 どうぞよろしくお願いします。 で、「あんた、誰?」と思った

          私が伝えたい「地声」とは

          【おいたち10】声の力は深すぎて・・・迷い道くねくね

          声と体の深い関係を知りたくて、さまざまなものを勉強してみた。 コーチング、企業講師、話し方教室、アファメーション、交流分析、声分析 大学工学部のAI研究、自分中心心理学・・・・ コーチングの質問力も素晴らしいし、企業・話し方におけるロジックな考え方、 話の組み立て方は必至だし、自分自身の奥深いところに問いかけるアファメーションも大事。もちろん自分の声を分析して自分自身の声質を知ったり AIとの関連で必要な音声も重要・・・・・・・。 それぞれが大事なんだけど、根

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          【おいたち09】苦行のあまりパニック発作に

          常に緊張の連続で不眠が続き、仕事の前日は全然眠れなくなった。 そんな私を心配した友人が気分転換に映画に誘ってくれた時のこと。 映画館で、呼吸困難。 映画は、ケビンコスナーのウォーターワールド。 海に溺れるように倒れる。 そして、初めて心療内科のお世話になる。 日々の緊張が自律神経を極度に酷使していたというのだ。 「もっと楽にいい塩梅で・・・」とアドバイスを受けたが ~そのいい塩梅がわからない~のだ。 そこで紹介された自宅で出来る手軽な治療法というのが、 日

          【おいたち09】苦行のあまりパニック発作に

          【おいたち08】ナレーター修行の道は、一からだった

          30歳手前のことだった。 アナウンスも制作も経験を重ね、8年余り・・・・・・ 積み上げた自信が、がらがらと崩れていった。 ここから、ナレーション修行が約8年続く。 人の心を動かすにはどうしたらいいか? 発声は基礎から学びなおし、心理学を学び交流分析を 学んだ。 学ぶ度に自信をうしない、マイクを前にすると声が震えるように なってしまう。 世の中は、アファーメーション、自己啓発、自己催眠呼吸法などが注目され、 耳で聴いて学ぶコンテンツが増えていた。 当然、私

          【おいたち08】ナレーター修行の道は、一からだった

          【おいたち07】いよいよナレーターへまい進・・・と思いきや・・・・

          その後、バブルははじけ、制作会社は倒産。 そして27歳の時、現在のナレーター声優事務所アクセントに入所する。 ナレーターとして活躍し、 〜うまくない〜といったマネージャーさんを見返してやるんだ いきましていたのだが・・・・・ ない!ない!まったく仕事がない。 アナウンサーの仕事はとれても、ナレーションの仕事がないのだ。 アナウンサーとナレーターって、どう違うのか? 以前、ナレーター事務所のマネージャーさんに言われた 「へたっぴーだからうちの会社では通用しない

          【おいたち07】いよいよナレーターへまい進・・・と思いきや・・・・

          【おいたち06】制作会社へ

          入社3年目・・・ そのころ、東京に制作会社をつくるので手伝ってほしいと、 専門学校の先生から誘われる。 ちょうど人事異動の時期。 アナウンサーといえど、社員なのでまったく違う部署に移動!ということも 普通にあるのだ。 現場をもっとやりたいと転職。 専門学校の先生からの誘いを受け、 旅番組をメインにつくっている制作会社に入り、制作とナレーションを担当。 何もないところから企画を持ち込んだり、自分で書いた台本にナレーションを吹き込む。そして旅人のように、日本中を

          【おいたち06】制作会社へ

          【おいたち05】花の女子アナ・・・のはずが・・・

          地方局は、とにかくなんでもこなさなくてはならない。 台本、編集、撮影、AD業務なんでも。 時には、営業もする。  お正月にながれる謹賀新年のCMは、営業必須だった。 ガッツもありテレビ神奈川で経験もあるのに・・・ 花の女子アナとは思えない失敗ばかりの日々。 「ゲームでどん」という番組で使う風船を何個もふくらませなくてはいけなくて 酸欠でひくひくとたおれたり。 番組のプレゼントを郵送する包装が「ガムテープだらけできたなすぎる」 と、どなられたり。 業界用語が

          【おいたち05】花の女子アナ・・・のはずが・・・

          【おいたち04】突然アナウンサーへの道が始まることに

          DJになるつもりだったのに(女子大に通いながら)アナウンス専門学校へ入学。 専門学校は、ほぼ3,4年生が在籍していたので、一年から入っていたのは 私のみ。やる気があると勘違いされ、先輩たちにとても可愛がられる。 発声・活舌・原稿読みに明け暮れ、夜は恵比寿の庄屋でアナウンス談義の日々。 そして、20歳の時、憧れのテレビ神奈川のお昼番組 「おしゃべりトマト」のアシスタント トマトレディとして、初めて番組にかかわる。 華やかな学生タレントの始まり~と思いきや、怒られるこ

          【おいたち04】突然アナウンサーへの道が始まることに

          【おいたち03】バブルど真ん中・はじけた女子大時代

          先生になるため、大学は、国文科へ。 時代は、誰もが浮かれていた、絶賛バブルまっただ中。 そんな時に女子大のキャンパス内にある女子寮に入ったからもう大変。 女子寮の先輩たちは、バブルを謳歌していた。 受験勉強に明け暮れ、派手な遊びとはほとんど無縁だったので 女子寮からの刺激に頭の中は崩壊?! JJやCANCANなどで現役モデルをしている先輩たちに影響を受け 化粧、マニキュア、ディスコ、ファッション誌 コンパと、毎日が、今でいうパリピの世界だった。 中でも、ディ

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          【おいたち02】生まれ変わった中高生時代

          餃子のおかげかどうかはさだかでないが 以後、発作回数が減り、中学になってほぼ完治した。 自分では「命の餃子」と思っている。 もちろん、一番の好物。 病弱だったせいで、あまり友達と闊達に遊んだ経験がない。 そのせいか、人が集まるところに行くのが大の苦手だった。 特にお正月の親戚の会合は憂鬱。 おじいちゃんおばあちゃんちでは、みんなから離れて隅っこにかたまる、 という、びびりようだった。とにかく臆病で緊張しやすい性格だった。 そんな明日をもわからない病弱さはどこ

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