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【おいたち03】バブルど真ん中・はじけた女子大時代

先生になるため、大学は、国文科へ。

時代は、誰もが浮かれていた、絶賛バブルまっただ中。

そんな時に女子大のキャンパス内にある女子寮に入ったからもう大変。

女子寮の先輩たちは、バブルを謳歌していた。

受験勉強に明け暮れ、派手な遊びとはほとんど無縁だったので

女子寮からの刺激に頭の中は崩壊?!

JJやCANCANなどで現役モデルをしている先輩たちに影響を受け

化粧、マニキュア、ディスコ、ファッション誌

コンパと、毎日が、今でいうパリピの世界だった。

中でも、ディスコで流れる音楽が、なんて格好いいんだろうと

心も体もしびれた。

FENをはじめベストヒットUSAなど

洋楽のプロモーションビデオを紹介する、

とにかくおしゃれな番組がたくさんあった。

特に、テレビ神奈川のミュージック番組

DJの中村真理さんにあこがれた。

決してうまいじゃべりではないのだけど、しゃべりかたがすごく楽しそうで

自然で、会ってもいないのに親近感を感じた。

そして、憧れの真理さんに会いたくて、彼女が所属していた

早稲田DJ研究会にはいる。

先生になる夢は隣に置いて音楽づけの毎日が始まる。

ビルボードというアメリカ的オリコンを買い、レコードを買い、

ディスコでDJのアルバイトに明け暮れる毎日・・・

あまりにのめりこんでいたので、サークルの先輩方から心配され

「今は学生のアルバイト、女子大ブームだからできているだけ。

この仕事をずっとしていきたいのなら、アナウンサーの資格をとるよーに!

ちゃんとキャリアを積まないと続けることは無理だよ」

と、強くアドバイスを受ける。

ここで初めてアナウンサー?という言葉を聞く。

あまりに先輩たちが心配してくれているので、とりあえずやっつけで

アナウンサーになるための本を読み、なんとなく専門学校に入る。

<つづく>

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