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妒火中烧ーー嫉妬=(羨ましさ+劣等感)×(無知+怠惰)×愚か

(1878字・この記事を読む所要時間:約4分 ※1分あたり400字で計算)

【妒火中烧】

ピンイン:dù huǒ zhōng shāo
意味:嫉妬の火が燃え上がり、心がかき乱される様。

『嫉妬=(羨ましさ+劣等感)×(無知+怠惰)×愚か』

 結論から言おう。

 嫉妬という感情に呑まれる人は、無知で怠惰で、更に愚かなのだ。


 まず嫉妬とは、自分よりも優れている人に向けられるそねみやねたみといった感情で、これは特に境遇が似ているのにも関わらず自分より優れている人に対し起こりやすいと言われている。
 「何で私じゃなくてあの人が」、といった一種の「不公平感」だ。

 こういった「不公平感」は「無いものねだり」をエスカレートさせたようなもので、羨ましさでもある。
 そして自信が無く劣等感を持っている人はつい自分と他人を比べがちなので、この羨ましさを更にヒートアップさせ、嫉妬しやすくなってしまうのだ。

 よって、分かりやすいように式にまとめると:
嫉妬=羨ましさ+劣等感
になる。


 けれども、本当にそうなのだろうか。


 自分より優れている人を見て「同じようになれたらな」という羨ましさは向上心を育てる動力源そのものだし、
 「自分はまだまだダメだなぁ」といった劣等感がバネになって急成長を遂げた人だっている。

 羨ましさだって劣等感だって、実は立派な成長要素なのだ。
 よって:
嫉妬=羨ましさ+劣等感
という式は成立しなくなる。

 では何故これらの成長要素が揃っているのにも関わらず、それを腐らせて嫉妬で終わってしまう人がいるのか。

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