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個人的に好きなピアノの曲の紹介③
こんにちは、ゼシカです。
今日は個人的に好きなピアノの曲の紹介
についての記事です。
以前に同じタイトルで①②を書きました。
※下記の記事です。
この記事でも②の方が
閲覧数もスキの数も段違いで
多かったです。
しかし私の中では、
①⇨楽譜が難しい
②⇨習ったばかりでも頑張れば発表会で
弾けるかも
と分けましたが、
①よりの②があったので、
これではあまりレベル分けが
できていないなと思い、
あらためて③として
書くことを決めました。
大人になってから再度はじめた方や、
大人になって初めてピアノに触った人でも
聴こえ映えがある曲、
大衆には知られていない隠れ名曲を
ご紹介できればと思って
そういった選曲にしました。
(むしろ知ってたらマニア)
ということで、
前回の続きとして
今回もピアノのみを使った
ピアノ曲のオススメ5つを
書きます。
①⇨楽譜が難しい
②⇨習ったばかりでも頑張れば発表会で
弾けるかも
③⇨バイエルでも頑張れば発表会でも
弾ける素敵な曲
という形で記事を分けて配信しています。
(ピアノ曲を聴く専門であれば、
どれも読んでください)
あまりピアノの先生が
提案しないだろうという
若干マニアックな曲を
選びました。
ピアノ始めたばかりの人は
ぜひ全曲聴いていみてください。
ちなみに私のピアノ歴は
小2~6年、と大学1~4年です。
大学は特に半年で1回の実技試験があるので、
それなりに練習していました。
オススメ①
ラモーの「タンブラン」です。
ラモーは18世紀前半に
活躍した作曲家で音楽理論家です。
近代和声理論の基礎を確立した人
といわれています。
この曲は「クラヴサン曲集と運指法
第1番(第2組曲)」の9番目の曲です。
クラヴサンとは、フランス語。
イタリア語ではチェンバロ、
英語ではハープシコードといいます。
楽器の名前で、形はグランドピアノを華奢にした感じです。
発音はピアノは弦をハンマーで
たたくことで音を出しますが、
チェンバロは
ジャックと言う棒に爪がついてて鍵盤をたたくと
爪が弦をひっかいて発音します。
鍵盤が1段の物や2段の物があるけど、
みんな一緒にチェンバロって呼んでいます。
タンブランとは、タンバリンの事。
私たちが知ってるタンバリンとは
違って長い形の太鼓です。
そのタンブランを使って演奏した
フランスのプロバンス地方の2拍子の舞曲の事を
指しているといわれています。
装飾音符が多いのですが、
バイエル程度(できれば終盤が望ましい)
であれば、練習すれば弾けると思います。
連符のところは決まれば
かっこよく曲の終盤を迎えられます。
意外と使っている音は少ないです。
オススメ②
フォーレの「シシリエンヌ 作品78」です。
ガブリエル・フォーレの
「シシリエンヌ、Op. 78」は
1893年に作曲された短い作品です。
最初は舞台制作用のオーケストラ曲として
作曲されましたが、
このプロジェクトは後に放棄されました。
1898年にフォーレは未演奏の音楽を
異なる楽器編成のために編曲し、
特にチェロとピアノのバージョンが
時間と共に非常に人気を博しました。
元々この作曲は、
モリエールの
「ル・ブルジョワ・ジャンティヨム」
の付随音楽として作られましたが、
実際にはこの目的で
使用されることはありませんでした。
バイエルでもチャレンジしたな
という曲になると思います。
特に中間部が抑える指が多いです。
また曲が美しい旋律で
成り立っていることもあり、
表現が難しいと思います。
めちゃくちゃ練習を頑張って
この曲を素敵に演奏してみませんか。
オススメ③
サティの「ジムノペディ 第1番」です。
フランスの作曲家である
エリック・サティ(Erik Satie, 1866-1925は、
20世紀初頭のクラシック音楽界で
独自の存在感を放っていました。
彼は伝統的な音楽界に対する
アンチテーゼとして、
斬新な音楽を生み出すことで知られています。
サティの音楽は、
一般的なクラシック音楽とは
異なる静謐で繊細な響きが特徴であり、
その独創性は後の作曲家たちに
多大な影響を与えました。
「ジムノペディ 第1番」は、
サティの最も有名な作品のひとつであり、
1890年代に作曲されました。
当時流行していたロマン派音楽に
対抗する形で、この独特な曲を生み出しました。
ジムノペディという名前は、
古代ギリシャの
「gymnopaedia(ジムノペディア)」
という踊りに由来しており、
その名の通り、軽やかで
シンプルな旋律が魅力の曲です。
この曲はテンポがゆっくりですが、
綺麗に響かせて演奏することが
難しいと思います。
でもこれが綺麗に演奏できたら
十分自信が持てると思います。
オススメ④
ラヴェルの「フォーレの名による子守歌」です。
ラヴェルのフォーレの名による子守歌は
1922年12月13日に初演されました。
近代フランス音楽の魁ともいえる
ガブリエル・フォーレへのオマージュ
として作曲された曲です。
フォーレFAUREを音名に読み替えて
(と言ってもUとRは無いから、
アルファベットを7文字ずつに
4段に分けて書くと Uの2つ上がG、
Rの2つ上がDという離れ業)で
ファ-ラ-ソ-レ-ミという御列を使って作曲されています。
1922年にパリの月刊音楽雑誌からの依頼で、
作曲家ガブリエル・フォーレの
特集号のために作曲されました。
元は音楽雑誌から7人に「フォーレのためのオマージュ」を委嘱。7人はラヴェル、オーベール、エネスコ、フローラン・シュミット、ケックラン、ラドミロー、ロジェ=デュカス。完成したのはラヴェルとフローラン・シュミットだけだったそうです。
オススメ⑤
ドビュッシーの「悲歌(エレジー)」です。
第一次世界大戦中、
ドビュッシーの晩年に作曲された小品です。
哀歌の名の通り、沈んだ物悲しい雰囲気が
漂います。
ただ華やかでもなく、ただ美しいだけでもなく、
少し大人の雰囲気を見せたい方にオススメです。
最後に
いかがでしたか。
なかなかのマニアックな
選曲だったと思います。
曲名が知らないだけではなく、
作曲家自体も知らない人も
多いのではないでしょうか。
また、マニアックで
輸入楽譜すら見つからないものも
あります。(すみません)
でもどの曲も
とても綺麗だったと思います。
ぜひピアノ始めたばかりの方も
大人になって再度ピアノを
始めた方もぜひ
発表会でチャレンジしてほしいです。
以上になります。
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