【雑感】インフルエンザと心理的安全性
<おじさんDX Vol 672>
巷でインフルエンザが猛威を振るっています。
とある職場で社員が多数病欠をしたそうですが、こうした際に職場の対応次第で従業員のモチベーションに影響が出ます。
✅人手不足職場にて
これは私も経験があるのですが、インフルエンザ等でやむを得ない事情があっても「休むこと」に否定的な職場では、健康よりも職場の論理が優先されます。
特に長時間勤務等が美徳とされている職場は悲惨です。
今の時代では、出社停止になるような事項でも「インフルエンザ」の感染力を知ろうとしないと出社を促されるのです。
労働基準法的には、従業員の安全管理義務違反に該当しそうなことですが...。
そこまで酷くないにせよ、インフルエンザとなると会社を休まなければいけない(休むと嫌味を言われたり評価に響く)となると、インフルエンザを隠す社員もいたりします。
心理的安全性がないと回りまわって職場がパンデミック状態になります。
誰も好き好んで病欠しているのではないのに、職場が感染しやすい環境なんて...。
こんな認識の職場は、自分の健康を重視して転職等をするべきですよ。
✅業務が回らない❓
突然の病欠等を考慮して余剰人員を確保しておくことは出来ませんので、平時でも人手不足の職場は、病欠者が出るとパニック状態になります。
ですが、これだけ例年流行しているとなると対策は出来ないものでしょうか。
✅ワクチン接種の斡旋
✅業務の属人化を防ぐ
✅汎用性のある業務内容
✅普段からの業務量の調整
✅心理的負担なく休めるシステム
個人的に思うところでは、病欠者が出るというコトは緊急事態であって緊急ではないのです。日頃から業務がパツパツの状態からあふれている状況ですと、事前の備えが出来ません。
準備が出来ていませんから、パニックになって業務が回らなくなるのです。
これは、個人の資質でしょうか?
個人的には、組織運営のまずさと思います。
そう...組織なのですから、組織力で対策しないといけない課題です。
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