【雑感】創業に胡坐をかいてはいけない
<おじさんDX Vol 678>
長年経営をしている社長との懇談の記事になりますが、僭越ながら私が思うことを言わさせて頂きました。互いに信頼関係があるからこそ出来たことですが、ちょっと危機感を持っています。
✅過去の成功体験が邪魔
主な相談内容は、
といった内容で社内でイノベーションが生まれないのは何故なのか?という他愛もない世間話から始まりました。確かに安定している企業ですが、この先を考えるにあたって「このまま」で良いのか悩む場面でもあります。
私がこの企業をザックリと見た限り
創業○○年という驕りが見られる
従業員が安心している(平和ボケ)
根拠のない楽観視
社長が未来に危機感を感じているのに、社員達は今しか見ていないのです。長年会社が成り立っているというある種の成功体験が、邪魔をしているのです。
長年小売業や営業に関わってきた私からすれば、前年同時期の売上や利益が、今年も出来るとは限らないですし、そうなる何の保証もありません。
この企業が今までと変わりなく事業を継続できるのかと問われれば、それは分かりません。続くかもしれませんし、続かないかもしれません。
不安を煽るわけではありませんが、業態的に熟成をしつつある業種です。近い将来に向けて具体的なアクションを起こさないと「衰退する」という確実な未来が来る可能性が高いのです。
つづく
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