【転職】転職を迷った本当の理由
＜おじさんDX Vol567＞
私事で申し訳ありませんが、思ったよりも転職がすんなり出来たようで10年間もの間、悶々としていたコトがあります。
✅全てを置いていく覚悟
格好をつける訳ではありませんが、実際転職に際して覚悟は出来ていました。
キャリアアップという観点があまりなかった楽観的な私ですが、周囲が思うような理由ではありませんでした。
それでも今まで積み上げてきたモノを置いていく覚悟をしていましたが、ずっと心の中で葛藤していたコトがあるのです。
✅スタッフ
✅取引先の担当営業
✅長年ご支援頂いたお客様
✅関係者各位
自分のコトならばどうにかなる。「何とかなるさ」というお気楽な気分ですが、いざ転職するとなると楽観的な私でも不安はありました。
それよりも、スタッフ、取引先、お客様等の関係者各位に対し「転職するのは裏切る行為ではないだろうか」
その後の周囲に迷惑がかかるコトを気にしていました。
これは自分が居なくなると売上やマネジメントに支障が出るというコトではありません。大きな組織ですから、誰かが私が去った後を埋めてくれます。
職場でも信頼出来るスタッフがいるコトもあって、私の影響力なんてたかが知れています。
幸いなコトに仕事は嫌ではありませんでしたし、元の会社にも感謝をしています。今も良好な関係ですし、周囲も「どうして転職したのか」不思議なようなのです。
✅わざわざいばらの道を選択するなんて...。
✅立場が高いのにもったいない。
✅縁はつづく
スタッフは成長したので、個人の力は1人1人小さくても協力していけばどうにか出来るレベルでした。
ただ...ちょっと今までよりも背負うモノが重いかも知れません。
それでも私が延々とこの先も彼等彼女等を守っていれば、スタッフ達の成長も妨げる結果になるのではないかと思いました。
✅そろそろ1人立ちさせないといけない時期
長年ご支援頂いたお客様や取引先関係者は、とても残念がっていました。
迷惑をかけないよう、スタッフや後任を育てたつもりですが、こればかりは私がもう関わるコトもありませんので、どうにも分かりません。
私は常々スタッフに
✅『どこへ行っても通用する人間になろう！』
と言っていましたが、その言っている本人が挑戦するコトをせずに現状で悶々としているのは、本末転倒だと思ったのです。
✅自分はどうなのだろう。
偉そうなコトを言っていますが、私個人の力なんて小さいものです。
✅その証拠に私は多くの方々に支えられていたのです。
これには、感謝しかありません。
だから裏切るコトは出来ないと...。
この10年、自分の身の回りもそうですが、少しでも迷惑をかけないよう少しばかり置き土産を残してきたつもりです。
そうして私は転職するのですが...思い違いがありました。
転職に際し「0からのスタート」と思っていましたが、実は多くの貴重な財産を得ていたコトを新天地で実感するコトになったのです。
✅置き土産どころか餞別を沢山頂いたな..。
ヒトの縁は「絆」となり、それはかけがえのない財産のようですね。
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