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社外を見てきた人は有効である話

<おじさんDX Vol218>

退職した人が、稀に出戻って来るケースがありますが、個人的に大歓迎なのです。かつての仲間と再び仕事が出来るなんて、幸せだと思うのです。

✅業務を知っている

新規採用に経費をかけ採用しても即戦力とはなかなかいかないところ。

中途採用も同様ですし、いきなり即戦力となるのは、同業他社での経験があるとかでないと、実際には厳しいと思うのです。

🍀過去に働いていた人を採用できれば、大幅に手間が省けると思うのです。

人事担当は、退職者のデーターを持っているのに「どうしてアプローチしないの?」と疑問に思いましたので、少々話をしてみました。


✅退職=悪と思う風習

何らかの理由があって退職したのだから、出戻って来てもすぐに辞めてしまう。会社に忠誠心がないのだから、採用しても無駄になる。こうした考えが中心でした。

✅退職=悪という図式が残っています。
✅その割には「流動性」なんて語っているのです。


円滑な出入り口があって、円滑な人の流れになるのではないでしょうか。

✅退職=「悪」ではありません。
✅「裏切り者と見てしまう風習もやめましょう」

元々1社でキャリアを積むことが、厳しいのです。他社を知っている事は、停滞気味な会社にとっては、違う風を吹かせる可能性もあるのです。


🍀会社組織に在籍する=どの会社で働くのかは本人の自由。


それに、裏切り者なんて見てしまう価値観が物語るように、そうした会社の風土は「会社で働く事が、苦行」と言っているようなものなのです。

🍀仲間意識どころか、同じ境遇を強制する考えはやめましょう。


また、終身雇用や年功序列はすでに崩れています。

✅雇用される側だけ長く働く=忠誠心を求められる

いかがなものでしょうか😅


✅退職理由を知る事は必要

経験上、退職者は、退職理由について本音を言いません。先行きを考えてのことだったりします。

✅「一身上の都合」という風習が、本音を聞けない要因になっているかも😁

それでも退職には、綺麗な退職をした方が良いのです。

過去の記事でも触れています。


実際は...。

✅上司や同僚との人間関係に不満。
✅給与や評価制度に不満。
✅長時間労働、人手不足などの職場環境への不満。
✅介護、結婚、配偶者の転勤など、やむを得ない事情

企業としても本音を聞かないと、いつまで経っても離職率は、高いままです。全ての退職者の希望を叶えることは、出来ないとしても、改善出来るところはあるのではないでしょうか。


退職理由を知る事で、そうした職場環境を改善する事によって、離職率を低下させる事も可能と推測しておりますが、人事担当者は...

✅簡単に復帰出来ると、安易に退職してしまう。
✅結局、同じような理由で退職していく可能性がある
✅頼まれて戻って来たとなると、増長する可能性がある。

と、やってもいないのに、懐疑的なのです😅

これでは、いつまで経っても人手不足は、解消出来ません。


✅選択する側と思っている事が、認識不足💥

こうした旧態依然とした、尚且つ一定の結果が出ているのに、改善しようとしないのは...😁


✅戻って来なくて当然のくらいで

退職したとは言え、その後に何らかの職業に就いていると復帰は、難しいと思いますが、条件次第では、復帰も可能なのではないかと思っています。


🍀私が、過去の退職者に聞いた中でも、戻りたい人は居るのです。

✅転職先が、思ったよりも良くなかった。
✅元の職場の仕事は好きだが、環境が良くなれば戻りたい。
✅介護等が、落ち着いて、出来れば元の職場に戻りたい。
✅戻ったとしても、受け入れてくれるかどうか...。

やはり、色々心配や不安があるようなのです。

働き方も含めて働きやすい環境、事情が改善されれば、出戻ることも可能なのです。その時になかった制度も新たに設けることで、無用な人材の流出も防げるのです。


🍀働き方は多様化しているのに制度が、旧来通りでは人は集まりません。


潤沢に人手を確保出来ている企業ならばまだしも、人手不足な会社なら取り組む価値はあるのですよ😉


そんな、おじさんの話でした。



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